同じドラマを制作する民放のドラマ班関係者だってカムカムを注視して観ている。
「今回は100年を3世代に亘って演じるので、ヒロインも3人で異例尽くめ。100年分を半年で展開させるので非常にテンポが速い。算太の臨終の描き方も、倒れた次の場面ではすでに葬式が済んでいる。日本のドラマは丁寧に作って来たので、普通はこんな展開はない。ナレ死という言葉があるように、ナレーションだけで死を告げる方法があるが、手間が省ける。脚本・演出の面でも非常に参考になる」と絶賛する。
さらに、この手間を省く手法を使ってパチンコ好きの脚本家がパチンコドラマを作りたいと意欲を燃やしている、という。
イメージはパチンコ店再生に奮闘する美人OL。業界が抱える共通の問題である。業界人なら絶対に観てみたいテーマである。
で、脚本家はパチンコドラマ作りは、今が絶好のチャンスと捉えている。
その心は、撮影現場となるホールをただ同然で貸してもらえる、という腹積もりである。
最近のホールの閉店ラッシュに目を付けている、ということだ。閉店直後なら機械も取り外していないし、そのまま営業シーンは再現できる。
「ロケに行かずに、店内でずっと撮影できるので制作費も抑えられる。配役はVシネマに出ている人や過去の人を使う。放送は深夜枠の企画で進めたいが、問題はスポンサー」(脚本家)
カムカムは脚本の出来栄えがいいので、省いても見応えがある。
脚本がよければ、このパチンコドラマにスポンサーに名乗りを挙げるメーカーやホールが出てくるかもしれない。
日報の連載小説パチンコ放浪記だってドラマ化したら面白いと思うのは自分だけ? パンチパーマにくわえタバコの従業員が闊歩するあの時代のホールを温故知新の意味を込めて映像で観てみたい。

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自己満足に浸りたいならYouTubeとかだと当時の映像見れますから見ていれば良いのでは?
そんなパンチパーマのパチンコ屋店内を映すとやっと今、表面だけは、綺麗に取り繕ったのにパチンコ屋の店内は、あんな感じだと勘違いしてしまうのでは?
ピンバック: 今、牛丼よりビーフシチューが食べたい
故:古尾谷雅人さん主演の「パチンコ物語」興行的には成功だったのか否かは良く知りませんが旧態然とした家業のパチンコ屋を古尾谷雅人演ずる息子が継いで変えて行くみたいな話でした。
私のパチンコ業界入りを後押ししてくれた映画でしたよ(-_-)
しかしながら旧態然では有りましたが当時のパチンコ業界は最強と言っても過言では無い様な産業でしたね。
スポンサーは多分、ダイナムさんと平和さんだったんじゃないですかね?
本題に戻って現在の「ダメなパチンコ店」を頑張って再生する。みたいな話なんかハッキリ言って誰も興味を示さないしメーカーさん&ホール企業さんのスポンサーなど着く訳が無いと私は思いますね(-_-)???
スポンサー企業になれる様な所は現状でもキチンと企業を存続させらるだけの収益を得られているのですよ。
普通に考えてもダメな所の後押しをする可能性が0では無い様な物に出資などする訳有りませよ(-_-)
地上波で「今夜はドル箱」みたいな番組が復活するならスポンサーに名乗りを挙げると思いますけど(^^;
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