パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

パチンコは違法か合法か 下

津田弁護士の論調も変ってくる。

「パチンコ業界の一番いい時はさすがに過ぎていると思う。賭博のようなものなのでレートの高いやつでやらしたらダメだっていうことで、ぐっと射幸性を低く抑えたらお客さんも減っている。20兆、30兆円はさすがに大き過ぎた。おじいちゃんが楽しみで遊ぶみたいな、そういう人たちがメインの業界になった方が、長期的にはパチンコ業界のためになるかも知れない。鉄火場みたいな状況で市場規模が大きくなれば批判も増えていくし、そうなれば寿命も短くなる」と規模は小さくなるとも遊技の道を進む方向を示唆する。

ひろゆきは業界が変わるための提案をする。

「入店時にマイナンバーカードを出さなければいけないようにする。そうすると生活保護の人とか、多重債務者はできないようになる。自分の稼いだおカネでしかできないので、勝手にやって、損しろという話。デメリットがなくなる」

津田弁護士は「未成年に対する規制は厳罰化した方がいい」とした上で「自衛隊、ソープランド、パチンコ、麻雀はちょっと曖昧な部分を残しておくというのは、日本の法律の運用・解釈において伝統的になされている。法律は国民の合わせ鏡のようなもので日本人の国民性として、玉虫色のところを残しておく法律の在り方も、現状では合っている」と曖昧さも日本人には向いていると主張する。

間髪を入れず、ひろゆきが反論する。

「玉虫色にすることで既得権益者が判断することになる。既得格差が生まれ、自由で平等な競争とはならない。この人と仲良くしておけば審査が通るとか。風営法の4号営業ではよくない」

津田弁護士の主張はひろゆきに押しやられる。

音喜多議員もひろゆきに加担する。

「政治の世界では特例や例外があるところに、権力や癒着が生まれる。基準が決まっていれば癒着や権力も生まれようがない。グレーが許された時代は確実にあった。パチンコで言うところのグレーも誤魔化すのが難しくなってきている。ギャンブル依存症の問題もかつては、『あいつは意志が弱い』と言われていたが、ギャンブル依存症の研究も進んで、そうとも言えなくなった。解決しないと不味いというのも分かってきた。規制を強化するのか、健全化するのか、ギャンブル化するのか国民的合意を取らなければならない時期に来ていると私は感じる」

ここで番組は終了するのだが、ひろゆきの主張にコメンテーターも同調していく。左肩下がりの業界ではあるが、今のままでは国民の合意形成はできない雰囲気だった。パチンコファンで依存症気味だった堀までが「止められて良かった」と思っているのだから。




人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。
記事一覧

コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. 左肩下がりという言葉はありません。
    通りすがり  »このコメントに返信
  2. ピンバック: 通りすがり

コメントする

通りすがり へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です