それよりも完全禁煙化でのあまり気づいていないことが、“無駄の削減”につながるということだ。
トヨタは「乾いた雑巾を絞る」といわれるぐらいコスト管理が徹底している。ホールは完全禁煙化によって乾いた雑巾を絞ることができるようになったのだ。
どういうことかというと、喫煙率の高いホールの劣悪な空気環境を高性能の空気清浄機を導入して、なんとか維持しているが、それでも居室の換気は禁煙が当たり前となった一般的な商業施設に比べると、頻繁に行わなければならなかった。
換気は法的にも義務付けられている。
ビル衛生管理法では居室の二酸化炭素の濃度は、1000ppm(0.1%)以下に抑えるように空気を浄化することが、規定されている。
二酸化炭素の濃度が1000ppm(0.1%)を超えると、眠気が襲ってくると言われており、空気環境としては悪くなっている。
さらに、3~4%を超えると、頭痛・めまい・吐き気など実際に体に危険な状態となると言われている。
劣悪な空気環境のホールでは二酸化炭素の濃度を抑えるために、1時間当たり居室10~15杯分の空気を入れ替えているのが現状である。
空気の入れ替え量が多いので、せっかく冷やした冷気を無駄に外に排出している。そのため、エアコンは常にフル稼働の状態である。これがホールでの電気代を食う原因だった。
完全禁煙化によって、それまで1時間当たり居室10~15杯分の換気を行っていたものが、禁煙化後はクリーンな空気に合わせて換気量を3~5杯分まで下でることができる。無駄に冷気を逃すことが減り、エアコンもフルパワーで稼働させる必要がなくなる。
冷蔵庫に例えれば、ドアを開けっぱなしにしていれば、庫内を冷やすのに電力がかかるのと同じことをホールは行っていたことになる。
禁煙化後のクリーンな空気の換気量の最適化を自動制御する装置が未来のコトが開発した「smart air FAN」だ。

これは現在使っている換気扇の制御盤にシーケンサーを取り付けて換気量を制御するシステム。スイッチは専用のものに取り換え運転モードを選択できる。
換気量の最適化が図れたら次のステップは、エアコンの冷やすスピードを室外機のインバーターモーターを制御「smart air DEMAND」を取り付けることで、省エネ運転ができる。
換気扇と室外機のW制御で夏場の最大デマンド値をさらに下げることができるので、基本料金が安くなる。
1000台クラスのホールで換気と室外機の制御にかかる費用は約400~500万円。これに対して年間400万円~500万円の電気代の削減が可能になる(500台クラスでは設備投資200~300万円に対して、年間削減額200万円~300万円)。つまり、1年で設備投資の償却が可能になる。
まさに「換気」という乾いた雑巾を絞ることによって、まだまだホールでは無駄な電力を削減することが可能になった。
良いこと尽くめのようだが、想定されるリスクは導入後の削減効果だ。
投資償却に2年保証を用意している。導入から2年経過後、削減された電気代で投資償却ができなかった場合は、その差額を同社が支払う。
夏場のエコ運転でも冷やした空気が過剰に排出されることがないので、ホール内が暑くなることもない。
また、禁煙にしても長年壁や天井に染みついているタバコの臭いは、「smart air Fragrance」がナノ粒子のフレグランスを噴霧して消臭と香りのW効果で室内の空気環境を整える。

フレグランスオイルの中に、悪臭を効果的に打ち消す消臭中和剤 MOC(特許取得)を配合し、体臭や汗・タバコ・カビ、水まわりの臭いや薬剤・建材の臭いなど、様々な種類の悪臭に効力を発揮する。
禁煙化によって、これまでよりも機器の設置台数や噴霧回数を抑えることができる。
smart air FANの詳細、問い合わせはこちらから。

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しかしアイデアを知られると
数百万円の投資を行わなくても
換気扇のスイッチを弱にして、エアコンの出力も弱にするだけで、
似た効果は得られてしまいます。
いやはやアイデア商売とはは難しいものですね。
ピンバック: 牛丼通行人
ご指摘頂き幸いです!換気扇のスイッチを弱にして…
このシステムには
換気量を更に自動で削減できる「自動集客換気」と
換気量を反対に増加させてエアコンの電気代を削減できる「ナイトパージ」と「シーズン」の3大換気システムにより構築しています。
簡単に!
自動集客換気とは…
喫煙から禁煙の環境変化で換気量を減らし、そこから更に集客率に応じ自動で換気量を減らすというシステムです。
ナイトパージとは…
換気は減らすだけではエアコンの電力消費を適切に削減することは難しく、例えば閉店後にシマや屋根壁に蓄積された熱がホール内にも放熱されます。この熱を夜中の外気温がホール内より低い時間に換気量を反対に増加させてボール外に排出し、翌朝にホール内に無駄な熱を溜め込まないようにします。そうすることで、最もデマンドに影響する朝の立ち上げ時に最小限のエアコンの運転でホール内を冷却できるシステムです。
シーズンとは
ナイトパージと同じ考えですが、夜中ではなく、日中に、例えば本州(積雪地域を一部除く)3月〜5月上旬で外気温がホール内より温度が低い時に換気量を自動で増加させて、に最小限のエアコンの運転でホール内を冷却できるシステムです。
この新しいシステムで特許出願中です!
ピンバック: 担当者
消費電力量とデマンド値を低下できれば
基本料金と電力量料金の両面による大幅な電気代削減も期待できますね。
㈱未来のコトさんの資料を見させていただきましたが、
電力会社の請求書などから電気代削減金額の試算もされるみたいですな。
今まで空調設備の電気代にあまり関心がなかったホール企業ほど、大きな電気代削減金額の試算結果が期待できそうでな。
ピンバック: 牛丼通行人
ナイトパージ・・デマンドが最も高くなるのは本州以南では真夏の昼間。電力量を考えれば、蓄積された熱を放出する電気代の方が高くなりそう。
てか、これから2~3年で確実に稼働は下がるから消費電力も確実に下がるじゃんwww
ピンバック: ぱんだ店長
パチンコ屋の周りでは、アホ面したおっさんとかの路上喫煙が増えるんですかねぇ。
交換率と違ってどこのホールも条件は一緒。って言うけど都内では、仲良く談合して交換率を悪くして皆んな仲良く客をぶっ飛ばしたじゃん。
最近、特に醜いね。一段と客が飛んだしアホな禁煙者が4月からどこからかにょきにょき生えてくると良いですね。
ピンバック: パチンコは、オワコン
数年前に、日報でも紹介のあった株式会社HR(当時社長は中農竜二社長)さんがエコアイという製品が日設連の主催する省エネ関係の賞を受賞されたことが記憶に新しいです。
https://pachinko-nippo.com/?p=21170
今回紹介もあった株式会社未来のコトさんは同名の中農竜二氏が社長をされており、
株式会社HRは現在別の方が社長をされているみたいですので
もしかすると複雑な事情があるのかもしれませんな。
空調省エネだけでなく、焼き立てのパンを提供する冷凍パンシステム「パンのたね
」など、
多岐にわたって精力的なチャレンジ精神旺盛な中農社長を私は応援しておりますぞ。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/pan-tane/
ピンバック: 牛丼通行人
来年は今年はSmart Air seriesで3冠を達成できるように更にシステム実績とサービスの向上を充実させていきます!
何よりパチンコホールに1人でも多くのお客様にご来店して頂けるよう「空気のプロ」として取り組んでいきます。
今後とも「未来のコト」を宜しくお願いします。
次回は春に「Smart Air Fragrance」のサービスをご紹介させて頂きます
⤵︎
タバコの煙がフレグランスだった!!
タバコの煙がヤニやアンモニア臭の悪臭を緩和していたと「全面禁煙になる4月からあっ!っなりますよ!
ピンバック: 担当者
ピンバック: ぱんぴー