そのA級戦犯は等価交換であることは何度も指摘してきた通りである。
AKBが初めてパチンコ業界にリリースされた2012年、京楽は大切に使う誓約書までホールにお願いした。甘いスペックをさらに甘く使うことで、これまでパチンコをしたことのない新規ユーザーを開拓する狙いがあったからだ。
ところが、メーカーの願いも虚しく粗利を取る方に走ったホールも少なくなかった。等価交換が主流になってからは薄利多売の概念そのものがなくなっていた。
等価になってからは人気のある機種も不人気機種も同じ割で営業するホールも少なくない。40玉交換時代は不人気機種は割を上げて客を付かせようと努力したが、等価営業しか知らない現場責任者はそんな考えも思いつかない。
高設定を入れて“爆発”でもするとそれこそオーナーから大目玉を喰らうので、高設定を入れられない現場責任者が多い。
オーナーも世代交代で等価営業と共に、稼働重視から粗利重視にシフトして行った。
「ホールさんには色々営業方法についても提案させていただきました。お客さんが飛ぶギリギリのラインとか。でも粗利重視だから何を提案してもダメですね。等価が合った時代もあったが、今はずれている。ホール経営そのものがおかしくなっている」と匙を投げるのはメーカーの営業マンだ。
それでもメーカーは若者をパチンコに振り向かせる開発も怠らない。
「若者受けする版権は、実機に至らなくても毎年版権料は支払っています。今は若者が絶対打ちたくなる版権の機械を開発中です」
その一方で、カジノオペレーターからは遊技機メーカーに対して、パチンコ・パチスロ客が打ちたくなるカジノ用パチンコ、スロットの依頼も来ているとかいないとか。
パチンコ業界に対しては若年層開拓の遊技機、カジノ業界に対しては、パチンコ・パチスロ客を引き込むマシン開発。どっちに転んでもメーカーにかかっているわけだが、パチンコ業界向けには若年層の開拓用の版権を使って波の荒くない機械を開発しようとしているが、AKBの二の舞にならないように。それはホールにかかっている。

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勝手にすれば?
同じ事を書くのも面倒臭い。
ピンバック: 変な奴ばっかり
言える立場かどうかも判断できない阿呆なんだな。
面白い機械も作れない無能集団がよく言うわ。
ま、今更何やったって復活の目は無い。
有言不実行の業界が行き着く先は、嫌われ者なんかではなく完全な無関心の対象だろう。
ピンバック: アンチさえ少なくなったな
京楽の開発二軍→AKB
ほんとにつまらない台だった。もちろん今も。
あれ以降、京楽は二軍だけになった。
よって出る台出る台ワンパターンのキャラ違いのみ。
ピンバック: あすらく
自分らは潤っておきながらお宅らホールはユーザーを増やすために薄利多売&稼働重視でやれよ、と。ここまで直接的ではないだろうが端的に言えばこうだろう。
個人的結論を簡単に言えば、今の氷河期で仮にメーカーが薄利多売で客を増やそうと試みた場合、そのマージンは客ではなく間のホールが見事に全部かっさらうでしょう。その逆もしかり。というか今がその逆でメーカーが旨味を独占している状態。
とかくこの業界はホールもメーカーも客も自己犠牲心が皆無。
どの他業界も客を増やそうと必死なのに、この業界は客が減ろうが自分さえよければOK理論。ホールは日々ユーザーを減らし、メーカー目線の客であるホールも圧政に苦しみ次々と倒産や撤退をしている。
記事内の営業マンが言うような小手先の営業方法などもう意味はないでしょうね。
必要なのは経営者やオーナーなどのトップでの企業間の繋がりの強化。ホールやメーカーを問わず。
何処かが独占する状態を改善しない限り、メーカーの機械に期待がどうこうなんていうちっぽけな対策などに意味は出てこないだろう。
ピンバック: クエン酸
無理無理無理よ
ピンバック: P機はいろんな意味で無理