NHKで7月1日放送の「逆転人生」で取り上げられた石坂産業のケースだ。同社は元々産廃処理業者でゴミは焼却していた。焼却炉から出るダイオキシン問題で地元住人からは立ち退きを迫られる。
パチンコホール以上に産廃処理工場は、住民の反対運動があるために人里離れた山奥に建設される。嫌われ者という点では似通っているが、石坂産業では立ち退きを迫られる逆境から今では、地域住民にリスペクトされる会社になっている。どのようにしてこの逆転人生が生まれたのか?
パチンコ業界でも共有したいのは、石坂典子社長の「社会貢献できる仕事でないと意味がない」というポリシーだ。
父親の跡を継いだ石坂社長は、ダイオキシン問題で焼却炉を解体する方針を打ち出したが、住民の反対運動は収まることはなかった。そこでゴミを焼却することから、ゴミのリサイクルに方向転換する。
混合廃棄物を再資源化することは、非常に手間と分別の技術を要するので、どこも手を付けようとしなかった。
現在同社は建築の解体現場から出る廃材を再生するプラント工場として、同業者はもとより、海外からの視察団の見学が後を絶たない。
同社では木材はチップ状にして段ボールやパーティクルボード(木質ボード)の原料として出荷。廃プラスチックと混ぜ固形燃料にして製紙工場のボイラーやセメント工場の焼成炉の燃料として使用されている。金属類は、鉄、真鍮、銅、アルミ等の単一金属として取り出し再生化している。コンクリート類は破砕し再生砂利として利用するなど、リサイクル率は98%に及ぶ。
かつては「産廃屋は出ていけ!」とイメージの悪かった会社が、今では地元から愛される会社へと変わって行った。
ここで参考にしたいのが石坂社長の言葉だ。
「会社は、『何のために存在するか』ということを絶対忘れてはならないと思います。私は地域の方から反対されて、ここから出ていけと言われた時にでも、この会社の価値をすごくよく分かっていたと思います。みんながやりたがらない仕事をどこかで誰かがやらないといけない。そうじゃないとゴミが片付かない。だから、それをやってくれる人たちがいる会社は素晴らしいと。周りからバッシングされていてもすごくプライドがあった。この仕事の価値をきちんと伝えていくということが重要なことだと思っていたのですが、当時の社員たちや地域の人たちは、そんなことに興味はない。だから、その時に会社を変えていこうと。
最終的に、それらを活用してお客様を呼んできてくれるのは、社員です。社員のモチベーションややりがいといったものがなければ結局は活かされない。そこにある財産が活かされない。だから、社員教育をしていこう、石坂産業が将来持続していくためには社員の成長が大切だと思いました。社員が成長できない会社は会社も成長できない」
(J-Net21 中小企業ビジネス支援サイトより)
パチンコも何のために存在するのか、というところから今一度見つめなおそう。社員のモチベーションが上がらない仕事では業界の成長もない。

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換金率は下げつつ、一般景品の魅力を上げるみたいな。それでも三店方式が許されてるのはありがたい事やからうまく活用したら良いと思うけど。それとギャンブル過ぎると叩かれるのは世の常やから、もう少し業界縮小するのは自然の道理かもしれんね。
ピンバック: ベン
当事者なのだから、世間から叩かれるように成った経緯、良くお分かりなのでは?
魚が捕れなくなったら網の目を更に細かくする・・・全く同じ流れで全く同じ結果ですよね。
ピンバック: 一般遊戯者
パチンコの原点に戻って考えるべきときが来たのです。
そもそもパチンコとはなんでしょうか?よく「戦後の物のない時代、娯楽のない時代に娯楽を提供した」と語られますが、私は違うと思います。
パチンコは、戦後から始まったのではありません。戦前に、子供を主たる客とした時代がまず最初にあったのです。
営業1号さんも元店長さんも、パチンコ台のことを必ず「遊技機」と表現します。
そうです、子供も遊ぶことが可能であった遊技をするための「遊技機」だった時代があるのです。子供が遊べた「遊技機」だったのです。
それが戦後のある時期から子供の入場が禁止されてしまいました。
なぜでしょうか?射幸性がでてきたからでしょう。射幸心をあおり害があると判断したから子供は遊べなくなったのでしょう。
法律的に言えば「国民の射幸心をあおるのは勤労によって財産を得ようとするという健全な経済的風俗を害する」からでしょう。
戦後から今日に至るまでのパチンコは、射幸心をあおることがその根幹にあったのは事実ではないでしょうか。
パチンコは何のために存在するのか?
子供の遊びであったパチンコを、子供から取り上げたままで「遊技機」「遊技場」と表現し続けることが良いのか悪いのか、考える時代が来たのです。
ピンバック: ほうじ茶
全くもって同感。
仕事自体が社会に貢献しているなら、わざわざ社会貢献事業なんてやる必要ないんだよ?
昔、私が勤めていたホール企業は、地域の一斉清掃に社員ばかりか、パートも契約社員も派遣もみんな無給で借り出してましたよ。
そんで対象地域内にある自社物件の周辺の清掃を自社従業員にやらせて「△△川の一斉清掃に●●社の従業員××名参加!!」とプレスリリース。笑いを取りに来てるとしか思えないんだが、全く笑えない。
感心するのは、誰に取り上げられる訳でも、ないのに、よく続くことくらいだ。
私は一度も参加しませんでしたがね。
時間外手当を出して、交通費出して、怪我した場合は労災適用としてくれれば全拒否まではしなかったと思うが。
もちろん、9割方参加するので、不参加組は清掃後からがっつり浮きますが、何か問題でも?
あと、社会貢献事業のひとつで、地域の飲食店などに営業に行ったとき「パチンコは社会悪だから協力しない」と言われて顔を真っ赤にして怒るのは、自覚があるからだろ?
それなりに良心があればパチンコに関わって仕事を続けることは難しいよ。
「生きるために、良心は他の綺麗なものと一緒に捨てた」と言い切れるなら、まだ幾ばくかのカッコよさも感じるが、やってることが総じて中途半端で、物語では悲惨な最期を迎える小悪党感が満載。
弁えて適正にやってくか、爆裂時代に儲け過ぎてのぼせあがったまま自滅するか、見守ってますのでね。
あ、立花さんについでにこの業界もぶっ壊して貰ったら?
ピンバック: 元本社勤務
もう元には戻らないだろうし、必要とされないのも当然なのでは。
ピンバック: サラ
意識高いのは立派ですが、本当に社会貢献したければNPOで働けばいいんです。
一般企業であれば、利益を上げて多くの額を納税すれば、それだけで社会貢献をしていることになりますから。
企業として考えるべき社会貢献はまずは納税。そうなった時にホールの脱税はマズい!
まずはスタート地点に立ちたいよね笑
ピンバック: メイン基板
そんな大手も違うところでは地域清掃活動や募金などをしているらしい。
両極端だねぇ。
私の地域ではなぜかそのホール企業だけは毎日のようにCMやってるね。
ピンバック: 通行人
新聞のソースとかありますか?
嘘ばかりついてみんなを不安にしてはいけませんよ。
ピンバック: 牛丼通行人
私は被害者でも関係者でもありませんので。
ただ、私がその記事を読んだ限りでは真実なのかな、と思います。
ネットで調べれば出てきますよ。
今もあります、確認しました。
店名は無理だと思います。
というのも、以前、同じようにコメントで店名(伏せ字)入りで書いたんですが承認されませんでしたので。
ピンバック: 通行人
2008年1月に市が店を奈良県警に刑事告発したものの、警察では同年8月に店側を
起訴猶予処分とし事実上出店を認めたケースがあるのですが、これかな?違うかな?
ピンバック: 一般ゆーざー
場所は千葉です。
ピンバック: 通行人