一方のホールは特定日で集客できたとしても、一部のプロに食われ、大半は負けるので、リピート率が低い。負けたお客と向き合うこともなしに、集めることだけを繰り返してきた。
その結果、ますますリピート率は低くなり、売り上げも上がらず、リニューアルもできない状態に陥っている。本来、業界がやるべきことはリピート率を上げることだが、リピート率が低い中で負けさせることばかりやるから、客離れは加速する。
世の中にはプロ経営者と呼ばれる人たちがいる。豊富な経営経験があり、社外から招聘されて企業のトップに就任。見事に業績を立て直していく。
そもそも、パチンコ業界には経営のプロになれるような学びの場がなかったのが実情だが、このほどアミューズ・ファクトリー(東京/宮川雄一社長)は個人でも参加できる「パチンコ店ビジネスのプロになる勉強会」を開講することとなった。
「この業界は経営のプロがいなくても店舗数を増やすことはできました。新店でオープンした店舗もやがて老朽化と共に売り上げは下がる。今まではリニューアルでテコ入れし、経営者は『もっと売り上げ粗利を上げろ』と店長の尻を叩く。戦略的に売り上げ、粗利を上げるシナリオがないので行き詰っています。多店舗展開のプロならどのような状況でも利益を出し続けなければなりません。プロの経営者がいれば、見えてくる業界景色も違ってきます。これまで弊社はご支援先様の営業幹部の皆様にノウハウをお伝えしてきましたが、プロになる意欲のある方が個人参加できる場を提供することになりました」(宮川社長)
パチンコ店ビジネスのプロを自負するには次の要素が必要になってくる。
①店舗ビジネスの基本的な営業ノウハウが体系化できていること
②繁盛店となるための条件定義が、理論的な背景をもって再現可能なほどに具体的であること
③新規出店を成功させるためのマーケット分析ができ、店舗開発ノウハウ、プランニングノウハウも体系化できている
④稼働予測・売上予測を精度高くできること
⑤不振店を再生するノウハウが体系化できていること
⑥多店舗展開に関するノウハウやチェーン店のマネジメントノウハウを習得していること
この6項目についてすべてに自信を持ってYESと答えられる人はどのくらいいるだろう? この6つを習得して初めてホール経営のプロと言えよう。
「パチンコ店ビジネスのプロになる勉強会」では、特定のテーマを設定し、そのテーマを強く意識しながら日々の仕事に取り組み、その積み重ねの結果、パチンコ店ビジネスのプロ、ひいては店舗ビジネスのプロになることができる。
■パチンコ店ビジネスのプロになる勉強会の概要
8月23日(金)14:00〜16:30
会場:株式会社アミューズ・ファクトリー会議室
案内ページはこちら
また、同じような観点からテーマを絞り込んだ形で、多店舗展開のためのノウハウやチェーン店マネジメントのノウハウをセミナー形式で開く「多店舗展開のプロになる勉強会」も併せて開講する。
■多店舗展開のプロになる勉強会の概要
9月11日(水)13:30〜16:30
会場:TKP東京駅八重洲カンファレンスセンター カンファレンスルーム5B
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物事を始めるのに「遅すぎる!」ことはないと私は思っています(例え思い込みでも・・・)。
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