わいせつ事件などの性犯罪は親告罪(告訴がなければ起訴できなない)だったが、性犯罪を厳罰化するために、110年ぶりに刑法が改正された。それにより、被害者が和解によって告訴しなくても、検察は起訴できるようになり、2017年7月13日から施行された。
つまり山口容疑者の強制わいせつ事件は、昨年7月以前なら、数千万円ともいわれる和解金で解決済みのために、事件が表沙汰になることもなかった。
被害者は事件が起こった当日の2月12日に麻布署に被害届を出し、山口容疑者が警察から事情聴取を受けたのが3月末。4月20日に書類送検され、NHKが25日夕方に第一報を打った。
この未成年に無理やりキスした強制わいせつ事件を受けて、都内のホールオーナーはわが身に置き換えて考えた。
「自分も今の女房と結婚したのは、強引にキスしたことから始まった。それからそのまま肉体関係を結ぶことになったが、向こうが嫌がらなかったのが幸いだった。強引にキスすることは相手が嫌がれば強制継わいせつ罪になる。こんなことが起きてウチの社員が書類送検されるようなことになれば大変なことになる。社員を対象にセクハラ、パワハラ研修をすることにした」
パチンコ業界は営業時間が長く、土日祝日は休めないことが多く、出会いの場がないために、職場結婚するケースが少なくないが、社内不倫、お客さんと恋愛問題も見落とせない。
日報の過去記事でもこれらの問題は何度か取り上げている。「恋愛」で検索するだけで結構な数のケーススタディが読める。
中にはかつてフジテレビで放送された「あいのり」のラブワゴン状態のホールもあった。スタッフの構成は「正社員」「契約社員」「派遣社員」「アルバイト」。職場秩序をコントロールしなければならないはずの正社員管理職までがあいのり状態を演じていた
半年間で、デキチャッタ結婚は3組、婚約中が1組。合計4組全てが、正社員(主任・副主任)が派遣社員・契約社員・アルバイトとの結婚だ。
一見、めでたい様に見えるが、ここに行き着くまでに、三角関係や相手の取り合いで、スタッフ同士の仲が険悪になっているケースもある。
派遣社員のA子さん26歳は、正社員全員から交際を申し込まれた。
A子さん曰く「ブスでなければ誰でも良いみたい」。
このホールは極端な例だが、そういう状況に陥りやすいホール環境だからこそ、セクハラ・パワハラ研修が必要になってくる。

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ピンバック: 元業界人
日本人にそういう文化風習はない。
キス=SEXほどのものとなる。
よって相手の合意なく“無理矢理”キスするのは強姦みたいなもの。
当然、山口容疑者は罰せられなければならない。
ただ、セクハラや最近のミーツー運動というのもは西洋人的発想だ、
1970年代にウーマンリブが流行ったのも類似する現象だがすべて外来語ということは本来の日本文化にないものと言える。
天照大神も卑弥呼も女性であり、日本人ほど女性を大切にしてきた文化は他にない。
西洋や中国、朝鮮のような奴隷制度がないのもそれほど人権を大切にしてきたと言える。
女子高生に無理矢理キスした山口氏は弁解の余地がないが、
高校生が酒飲んでいる中年男の部屋に夜中に上がり込む行動もこういう事件を誘発することに繋がり決して褒められたものでもない。
言いたいことは男女の関係なんて本能的なもので規制すればするほど燃えてくるのだ。
女性が「イヤ!イヤ!」と拒否すればするほど燃えてくるというのも。
合意したなら自由にやって下さい、拒否されたらいくら燃え盛っても犯罪だから止めなさい。
そういうことに巻き込まれたくないと思う女性は、男性との酒の席にはできるだけ参加しない、男の部屋には入らない、ということを徹底すれば危険度が随分低くなるはずです。
パワハラ、セクハラ、ミーツーという横文字に振り回されないようにして、男女問わず相手方に敬意を払って尊重し接することが正しい日本人としての行いです。
ピンバック: お気軽に
財務事務次官のテレ朝記者に対する言葉によるセクハラ問題、昨年の文科事務次官のキャバ嬢の件、今回のTOKIO山口による強制猥せつ事件とこの手の話題が続きます。
この中で刑事事件になったのは山口だけだ。
やはり官僚トップまでなる人間は頭がいい、刑事事件になることはしない。
ま、警察庁長官も高級官僚の同志でしょうから(笑)。
老いも若きもエッチ人間が多いいことは確かだ。
ピンバック: ヨッシー
記事の内容は全くなんのコメントもないですけと。ちゃんと研修した方が良いよねって話だし。
#me too
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まぁホントにありがちです
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