駐車場にいたスタッフから店内のスタッフにインカムで「お客様が正面入り口からはいられます」と連絡が入る。すると正面入り口にスタッフが並んで「いらっしゃいませ」とお出迎えする。

これが岡山県津山市の「ノースオメガ」で行われている日常の光景である。
同ホールは過去4回ぱちんこ情熱リーグに参加してきたが、どんなに努力しても決勝の舞台へ進むことができなかった。自分たちで考えても分からないのなら、優勝経験者に教えてもらえばいい、という考え方に切り替え、
連覇を果たした大阪のベラジオと前回優勝の徳島のグランド商事へ教えを請いに行った。

ブラックボードに新台の遊び方を書いて貼る、来店したお客様にはウエルカムオシボリを渡す、トイレにはうがい薬や歯磨きなど、お客様からの「あったらいいね」を形にして行った。
こうした環境整備の取り組みは、グランド商事から取り入れた。
稼働が低迷する中、4パチ、20スロを捨て、1パチ、5スロにチェンジした。この変更は勇気がいった。顧客満足を徹底する決意をする中、稼働が回復して行った。
お客様が入店する前から本気のお出迎えは、べラジオから学んだ。ベラジオは過去の大会でも予選段階から高得点を叩きだし、驚きと感動の接客を入店前から行っていた。
「優勝店舗とのつながりから、どんな小さいことでも本気で取り組むことを学んだ。それまでできなかったことが、少しずつできるようになり、周りから認めてもらって、自分が楽しくなった。本気でやることの意味を知った」(スタッフ)
とはいっても最初はやりたくないスタッフもいて、まとまらなかった。しかし、とにかく全力でやり続けた。

情熱リーグの覆面調査員から女性スタッフはこんな評価を受けた。
「表情豊かで気持ちが伝わって来た」
この一言で自分の接客に自信が付き、前向きに挑戦できるようになった。

「100%の本気が仲間に伝わり、100%の本気を生んでいく。本気は本当に連鎖することを学んだ。当たり前のことを本気でやる。それをバカ正直にやってきた。目の前の当たり前と思えることを本気で徹底的にすれば、必ず道は開ける。たとえ、すぐに結果は出なくても」(児嶋副店長)
本気になることを本気で学んだ結果が、優勝の舞台へ進むことができた、ともいえる。
さらにこう続ける。
「今、業界は釘問題やイベント禁止、広告・営業規制でこの先どうなるか不安が大きくのしかかっている。そんな今だからこそ、人をこんなにイキイキ成長させ、人を豊かにする仕事がパチンコであることに気づいた。どんな壁にぶち当たってもこの信念を元に前に進み続けて行く」と決意する。


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パチを作る側は、他業界の就職に失敗した人達、いられなくなった人達の負の集合体ですよ
欠陥だらけの集まりですから、パチ自体の改善は絶対にありませんよ、ホールが努力しないとね
ピンバック: 元開発者
大当たりした時のドル箱交換。
必要な時に迅速な対応してくれればいい。
それ以外は空気のような存在で十分。
ピンバック: 一般の人
当たり前の事をすれば結果が伴う。勝ち負けでも同じですね。負けるにも理由があります。遊べる台がなければ帰ることも必要です。
ピンバック: あさ
よく知らない人には滑稽にうつるんですよ・・・
○山学校を知らない人からすると温度差ありすぎなんですよ・・
最初はやりたくなかったスタッフがどのように変化していったのかを具体的に取材してもらえると、他の店舗への参考に
なるのではないでしょうか?
ピンバック: アフロ波平
情熱リーグに参加している方々は普段パチンコをされない方なのでしょうか?もし、店員であり、パチンコユーザーだという方がいるのであれば普段どんな基準で店を選んでいるか、店に何を求めるのか自分の立場で考えれば本当に必要なものは教えを請わずとも見えてくると思います。
ピンバック: 端玉のお菓子
今は良いかもしれませんがこれからは
何も出来なくなるだけで、それこそ稼働が落ちたら
そのコストはどうするか?となり
やっている接客のバランスが悪くなる
例えば布おしぼりをコスト削減で
紙おしぼりに変えたら本当に常連様が
来なくなったとか…。
過剰なサービス・接客はいらないです。
ほどほどが丁度いい。
結局は客はお金を掛けているので
負けた時にでかい声で挨拶されても
いらっとするロボット接客。。
本当にお客様を向いて接客するなら
本当にトラブル処理の能力を上げろって話。
ノーマルな裏詰まりに何分掛かっているか
セレクターエラーで何度も呼んでいるのに
エラー解除だけで終了するとか
バカなんじゃないの?と思う点がちらほら…。
ピンバック: okt
客としては少しでも粗利が下がる方向でのサービス以外はむしろ邪魔物を越して不愉快でしかない。
目押し禁止、宵越し禁止、保障禁止と粗利が上がる方向で規制という名のファニーなルールがまかり通っている現状、満面の笑顔で景品交換に一列で並ばせるのは殺意すら覚えてしまう。
最初はやりたくないスタッフがどのような心変わりをしたかは不明だが、その感覚こそ顧客視点で正しく、かつその正常性ゆえに周囲に合わせてあげていったことが容易に想像できるのではないかと思う。
ピンバック: コメントが弾かれがちな一般客
怒りを覚える位の事をしたんだなど。やはり行かなくなったパチンコ屋は、怒りまで覚えた店ばかりですもん。
まぁ、もうパチンコ屋なんかに期待するのを諦めて時間つぶしと演出を見にだけ行くユーザーは、沢山いると思うので近くを通った時のトイレと休憩所(駐車場)の為にも何かに自分たちのやりがいを求めて頑張ってて下さい。
ピンバック: 低貸ししか無い店に思う事
これって、付加的なものに過ぎないよ。やってくれても別にいいんだけれど、本質的に求められていることから話題を避けるため、勝手に盛り上がってるだけでしょ。残念だね。
パチンコ本来のサービスの上に、これが加わるんだったら、客もきっと喜ぶよ。
ピンバック: 通りがけっこ
サービスなんて最初に感動しても何度も受けているとそれが当たり前になるので、皆が慣れてくると必ず出玉(還元)に行き着くと思うんですけどね…
接客向上で客数維持、新規増加になるならピーク時の3分の1の現実との整合性がつかないんですよね。
ピンバック: 蜜蜂
大金を使う遊技として成立しません。
パチ屋の商品は言うまでもなく遊技台です。
商品が何百何千とあるのに、殆どは商品として成立しない。肝心の店員は商品から目を背け、付加価値である接客に力を入れると言うわりに、基本のトラブル対応もままならない。
これを身近で例えるなら、レジ打ちすら出来ないスーパーの店員が、賞味期限切れの商品しか無い店内で、馬鹿のひとつ覚えのように大声で挨拶してるようなもの。果たしてこのスーパーは、地元の人気店になるようなモデルですか?
ピンバック: プーチョ