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旧ブログで書けなかった事シリーズ⑥ オーナーを騙した人事課長とスーパーバイザー

今、ホールのセキュリティーは格段に向上している。

セキュリティー専門の会社もあるし、機械台などのセキュリティー体制も向上した。



そんなレベルではなかった昔は、社内でセキュリティー体制を敷くホールは少なくなかった。



20店舗以上展開する準大手の話。

ある日、全店舗全台を点検したとき、8割の店舗から不正基盤がみつかった。



酷い機械ともなると、1カ月で400万円の赤字。

抜かれていたのは三共の「CRビッキーチャンス」。超連チャン機なので、爆裂していても不思議に思わなかった様だ。



不正基盤は誰かが取り付けなければ存在しない。



詳細を書くと長くなるので、事実関係だけ書く。



不正には人事課長と全店舗を束ねる人間が係わっていた。

不正進行中は私も知らなかったが、後日全てを知る機会に遭遇する。



不正に係わらなかった店長は2割だけ。

簡単に書けば、ほとんどの店長が会社管理部とつるんでいたのだ。



そうなれば、オーナーまで不正情報は届かない。

長年やりたい放題であったのだ。



不正は社内だけで、暴力団などは絡んでいなかったのだ。

社内不正関係者の下請け組織が、定期的に各店舗を巡回するので、目立たなかった。



その不正がバレタきっかけは、ある優秀な店長の存在。その店長は不正に係わらず昇格したことから不正が明るみになった。



社外セキュリテー会社の調査で不正基盤が判明する。



しかし、社内の人間が係わった証拠はない。そのため、誰にもお咎めなし。



数年経って、複数の当事者が真実をバラシタが、今でもオーナーは真実を知らない。



今では到底できない不正だが、オーナーが現場に足を運ばなかったり、部下を全面的に信じていたツケがこの結果だった。



防犯のためにも、定期的に対策を表面化させることが重要な事件であった。



爆裂して出しているお客さまを疑うのではなくて、そのお客さまの顔を覚えさせる教育が重要だとこの寄稿を読んで感じたら、店長の資格は十分ある(笑)。







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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. Unknown

    本部社員がかかわり不正したら、トップは、わかんねーよな

    Unknown  »このコメントに返信
  2. ピンバック: Unknown

  3. Unknown

    この時期にふさわしい〝身の毛もよだつ〟お話ですねw

    暴力団との関係がなかったところが、逆に恐ろしい。

    もしかして、○ー○ですか?



    あらためて、このような話しを聞くと、なんとも複雑ですね・・・。

    きんたろー  »このコメントに返信
  4. ピンバック: きんたろー

  5. きんたろーさま

    >もしかして、○ー○ですか?



    って、もしかしたら、何年も前に全店営業停止になった、あの店の事を指してますか?

    業界では有名ですよね。自宅や実家の近所にも、その店舗はありました。



    きんたろーさんが想像した店舗ではありません。

    昔は、こんな会社は、多いのかも知れませんね。
    元店長  »このコメントに返信
  6. ピンバック: 元店長

  7. きんたろーさん

    あっ!そうそう、



    数日後に、身の毛もよだつ(笑)不正の話が掲載されると思いますよ。

    当時、業界では、一部の人しか知らないでいた、不正です。これは簡単な方法。

    その後に、業界の一部でも気付きだしてきた不正です。

    私の知っていたライターは、その現場を取材していたのです。

    簡単に書きましたが、読んでください。
    元店長  »このコメントに返信
  8. ピンバック: 元店長

  9. Unknown

    元店長さま



    了解です。

    〝わき汗パッド〟装着して拝見しますw
    きんたろー  »このコメントに返信
  10. ピンバック: きんたろー

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