最近、ホールが取り組んでいることの一つに経費節減がある。
それまで業者に任せていた補給装置や空気清浄機のメンテナンスまでも自社の社員に行わせて、出費を抑えているホールも少なくない。
これも今から7年ほど前の話なので、今はどうか分からないが、福岡のある1000台規模の大型店は清掃スタッフだけで7名いた。そのホールが特に心がけていたのがトイレ清掃。
トイレ専属の清掃スタッフを張り付けるほどの熱心さで、1人客がトイレから出るたびに掃除するのが、そのホールのやり方だった。
いついっても常にきれいなトイレのレベルを維持するためだ。
特に男子トイレは下にこぼす客が多い。そういうのを発見するとさっと拭いてきれいにする。神経質なほどトイレをピカピカにしていた。
オーナーがきれい好きという一面もあるだろうが、1000台クラスのホールで稼働が高くなければ、トイレ専属のスタッフを配置することはできない。
特筆すべきはトイレ清掃だけではない。
ダイエーホークスが優勝したときは、景品で祝った。
函館の朝市までスタッフがタラバガニを買い付けに行き、原価を割っての大奉仕に「豪華な晩ご飯ができた」と主婦が飛びついた。
普段も景品には力を入れており、夕方4~5時にホールを後にする300人ほどの女性客が晩ごはんのおかずを景品の中から選んで帰っていく。
最後は経費削減の話からそれてしまったが、今でもこのホールの稼働は気になるところ。
ホール名は「立ち向かう」という意味でその後に1000が付いている。
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バブルのときはクローク係や玉運び専門職(笑)とかありましたね。
ピンバック: 元店長
経費節減の中、新たな営業でホール回りしていますが、現実の厳しさに直面しております。
ピンバック: 営業1号