対象は300台前後で、売り上げは1日300~400万円のホール。
お金もモノもない諦めムードの経営者だ。
弱小パチンコ店再生専門相談室のトミナガさんに出会ったのは今から7年前のことだった。そのとき心に残っている言葉がこれだ。
「売り上げを上げて報酬をいただくのではなく、コンサルが去ったとき何を残こせるかが大事」
トミナガさんの手法は、1年契約で完全住み込み。寝食を共にしながら店長レベル3人、釘師3人を育てることを目標とした。
そして、頭と腕を使って大手に勝てる方法を教えた。接客にしても大手の接客ではなく、お客の心に響く親近感のある接客を心がけた。
店内のコーヒーワゴン販売の女性には、お客の名前と嗜好を全部覚えさせた。その後展開したのが、「いつものですね」作戦だった。この一言で売り上げが大きく上がった。
景品カウンター係には、お客のタバコの銘柄を覚えさせた。端玉でタバコ交換に来た客には好みのタバコをさっと差し出す。このちょっとしたことがサービス業には必要で、客にすれば自分の好みを覚えてくれている、とうれしくなる。
さらに、1~2週間しか持たない新台を入れ替えて、機械代の支払いに追われるのではなく、「心の新台入れ替えができる組織」を目指した。
「俺は変わるんだ!宣言」と共に、固定概念から脱却できると経営者感覚のスタッフが育った。
その前に経営者が変わることだ。経営者の考え方が変わると中小ホールは見る見るよみがえるものだ。
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こんなホールのお客様になりたいですね。
一度でいいから経験してみたい。
ピンバック: 元店長
そんなホールは哀愁を感じますね。そうやって固定客がつき始めると強い。
ピンバック: 営業1号
今は店員が優しくなりすぎましたね
昔はタバコ吸いながらやってました
ゴトを現行犯で抑えると ストレス発散のようにボコボコ殴ってました
事務所に連れていき
警察に行くのと我々に殴られるのとどちらを選ぶかと聞くとほとんどのゴト師は殴られるのを選択(笑)
ピンバック: Unknown