パチンコ業界に参入するきっかけは、ホール企業が飲食業界に参入するために相談にきたことだった。
この出会いがあって未開拓だったホールのコンサルを始めることになる。
ホールの顧問先はまだ10社ほどの時代の話し。
三菱銀行が東京の大手ホールのファイナンスを出し渋っていることを受けて「まず、きれいな会社を作りメインバンクを作ること」とセミナーの話しが始まった。
まだ20世紀。
迫りくる21世紀を「競争の時代は終わり、共存共栄の時代になる。1人勝ちの時代は終わる」と断言した。
その心は21世紀は「天地自然の理の経営」になるから、と。
元々は松下幸之助の名言で「経営というものは、天地自然の理にしたがい、世間大衆の声を聞き、社内の衆知を集めて、なすべきことを行なっていけば、必ず成功するもの」から来ている。
その法則に従えば、安く仕入れて高く売ることは誰にでもできるが、21世紀は「高く買って安く売る時代」とも。
これこそが天地自然の理の経営の真骨頂なのだろうが、予定より大幅に遅れているようだ。
たまにはこうして、昔いっていたことがその通りになっているか、検証してみることも必要だ。
人気ブログランキングへ
コメント[ コメント記入欄を表示 ]
コメントする
まさに〝政治〟にも当てはまる名言。
21世紀に入ってもなお小泉内閣で競争激化し、
終末を迎えたということか。
〝郵政選挙〟で踊らされた国民は…。
亀井さんが〝救世主〟になったりしてw
ピンバック: きんたろー
元店長さん早くシリーズ下巻を書いて下さいな
ピンバック: Unknown
10年ほどパチンコ店で勤めていた親戚がついに業界を辞めました。
間違いなく10年後は消える業界だと言ってました
都市部以外はそうなる予感がしますね。
ピンバック: Unknown