警察のキャリア官僚でパチンコ好きはどれぐらいいるのだろう? ほとんどパチンコとは無縁の生活を送っているものと思われる。
警察行政の方針を決定するキャリア組がパチンコの楽しさ、面白さを知っていたら、ここまで厳しく取り締まっただろうか?と疑問を持つのは、警察官僚らと親交の深い市井の人。
「例えば、山形はさくらんぼの産地です。観光キャンペーンでミスさくらんぼが役所を訪れて、さくらんぼを手土産に山形へ来てもらうようにアピールします。それをマスコミが報道してくれます。パチンコ業界にはこういう発想がまるでない。警察庁が遊パチを指導しています。それなら業界側が完成した遊パチを警察庁に持ち込んで、『遊べる機械ができあがりました。どうぞゆっくり遊んで見てください。娯楽としてのパチンコを好きになってください』というぐらいのことをやればいい」
監督官庁の役人にパチンコの楽しさを教えたからといって、手綱を緩めるとは思えないが、まずはパチンコのことをよく知ってもらうことだ。
しかし、そういう発想がないから規制が強化される。
市井の人はさらにこんな提言をする。
「本来なら警察は広告規制ではなく、玉箱規制をするのが本筋。あれは地震が起こったときに大変危険。無意味な文言の規制をするよりも、安全な環境を指導すべき。パチンコ屋へも行ったことがない警察官僚が決めるから現実とそぐわない規制をかけたがる」
パチンコとは無縁のキャリア組が出世して業界を取り締まることに、パチンコ業界の不幸がある。
では、現場の警察官はどれほどパチンコが好きか。関東のあるホールで1年間の間に起こった実話だ。
最初の忘れ物は名刺入れだった。ハンドルの下に置き忘れていた。中を確認すると警察官の名刺入れだった。
機転を利かせた店長は匿名で警察署に電話した。
本人が出てきた。
「名刺入れをお預かりしています。必ず店長の私を訪ねて、お越しください」
「ありがとうございます」と平身低頭振りが電話口から伝わってきた。
ケースに入った手錠も忘れ物として預かった。最初はニセモノだと思っていた。暫くしして警察へ拾得物として届けるつもりだった。
「手錠を忘れていませんでしたか?」と匿名の電話が入った。
「はい、お預かりしています」
血相を変えて訪れた人が差し出したのは警察手帳だった。
監視カメラの映像を巻き戻して確認すると確かに警察手帳を差し出した本人がその台に座っていたので、返却した。
圧巻は何といってもトイレに置き忘れていた拳銃だ。
トイレ清掃をしていてアルバイトが発見した。最初はモデルガンだと思っていた。
この時は暫くすると本人が戻ってきた。
「トイレにモデルガンを忘れていませんでしたか?」と最初は警察であることを隠していた。
「はい、預かっていますが、お客様のものかどうか分かりません」
下痢でトイレに駆け込んだのは刑事だった。用を足すときに拳銃を体から離して置き忘れたようだ。
最初はモデルガンだといっていたが、警察手帳を出して懇願してきた。
ホールの店内は監視カメラで録画しているが、トイレの個室まではカメラはない。
最終的にトイレ前の監視カメラをチェックすると本人がトイレに入って出てくるところが写っていたために、返却した。
これ、そのまま警察に届けたら、忘れた本人はどんな処分を受けたのだろうか? 名刺入れはかわいいが、手錠や拳銃は洒落にならない。
1軒のホールで、1年間でこれだけ刑事が忘れ物をするのもすごい。
大事な手錠をハンドルの下に置き忘れるようでは、やはり、パチンコは「我を忘れて夢中になる危険な遊技」として厳しく取り締まられるだけだな。

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。
驚きました
多分このホールの店長は、私の元上司で間違いありません。
懐かしい
この出来事はほんと短期間に起きました。懐かしい思い出です。
私は今、別会社で店長になりました。いつかお会いしたい
ピンバック: 部下
忘れ物の話は笑えない笑える話(苦笑
・・・まぁ、それは置いといて、警察上層部とパチンコは言うまでもなく密接な関係なんだから、より分かり合うための努力は絶対必要だと思いますね。
これは先日の「在日とパチンコ」や「客とパチンコ」なんかのテーマと一緒。分かり合ってないからおかしな事になってる部分は絶対にある。
例えば「遊パチ」の概念ひとつにしてもそう。警察がイニシアチブ取れれば一番いいんですけどね。
市場では初当たり確率が高いデジパチだけが遊パチみたいな雰囲気になっているけど、これってどうなの?とか。
通常時のベースで答える形でもいいんじゃないの?とか。
そもそもセブン機だけが答えじゃないでしょ?とか。
それに付随して射幸性を高める&守る陳情はするけど遊技性を高めるための陳情がないのは何故?とか。
大体、”遊”べない調整が巷に蔓延っている事がダメなんじゃない?とか(笑。
まともな調整出来ないんなら高価交換や無制限営業なんてやめちまえとか(笑。
イチパチやってる?客いないから仕方なくでしょ?純粋に遊ばせる気があるならなんで4割も抜くの?とか(笑。
警察上層部が本当にパチンコ好きなら遊技としてのパチンコが楽しくなりそうだw
>本来なら警察は広告規制ではなく、玉箱規制をするのが本筋。あれは地震が起こったときに大変危険。無意味な文言の規制をするよりも、安全な環境を指導すべき。
私を含め多くの方が仰ってますよね。
でも、これについては本当に事が起こってからでは遅いと思います。
今後、大きな地震があって「射幸心を煽るために作ったドル箱タワーが倒壊。歩行困難かつ転倒者が続出。本来救われる命が過剰な箱積みのせいで救われなかった」・・・なんて話が出たら業界はどうするんですかね?
ピンバック: ちらし屋
警察官は勤務先から遠いパチンコ屋で遊びます。
それと勤務経験があった地域のパチンコ屋には行かないです。
友達が刑事ですが捜査でパチンコ屋に行くときもあります。
警察官も人間です。
《警官 拳銃忘れ》で検索してくださいな。どっさり出てきますよw
ピンバック: まき
日頃上下関係が厳しい社会の警察関係者のパチ遊びは息抜きにいいですよ。
警官のパチンコファンは多い。
それが生かされていない。
ピンバック: 業界人R
この「市井の人」知ってますよ。
同じ忘れ物の話が私の職場でありましたから。
その時の副主任です。ご無沙汰しております。
市井の人様
今どこで何をされてますか?
あの地区は空港や機動隊などが集まる地域でしたから警察関係者が大勢でしたね。それと全国的に有名な寺があった関係で、暴力団関係者も大勢。
場内駐車場で覆面パトカーで来た関係者が接触事故も起こしたり、組長の姐さんがゴト師を店舗内でやっつけたり、おもしろい事件がありました。
場所柄外国人も大勢、市井の人様(店長)が遊技説明や両替システムを汗流して教えたり、あの時代は本当に楽しかったです。
(市井の人様が私の思う人と違っていたらごめんなさい)
ピンバック: 当時の
検査の際にパチンコ談義をする検査官がいますよ
皆パチンコが好き!
ピンバック: LOOK・MAN
警察の高級官僚は、かなりの割合でぱちんこ好きがいるのだが。
ピンバック: 通りすがり
笑ってね
ピンバック: アホ
サクランボと遊パチの件、是非やるべきだと思います。
広告とドル箱の件、ごもっともだと思います。
特にドル箱と店内騒音の件は、避難を想定すればとっくに行われているべき事だと思います。喧しすぎて店内放送は聞こえないし、地震で無くてもドル箱につまずいて悲惨なことになっている現場を何度か見ました。
広告規制などより優先すべきだと思います。むしろ業界側から警察交えて対策協議してみては如何でしょうか。遊戯者の安全を守る姿勢は、警察に評価されなくとも遊戯者に評価されると思いますよ。
ピンバック: 一般遊戯者
ぱちんこ好きな警官はよくいますね、ぱちんこにも詳しいです。生活安全課の警官もマイホでよく見かけていました、平日の昼間からぱちんこかよと思いつつね。夜勤あけの休日かな?、そもそも、生活安全課に当直勤務があるのか、ないのかわかりませんが。それと、男性用のトイレにもドーム型のカメラを設置しているホールは有りますよ、私が良く行くマイホがそうですから、トイレの大用の個室に入り、なにげなく天井を見たら、あるじゃぁないですか!ドーム型のカメラが!思わず、トイレの中までもカメラを設置するかと。清掃のおばあちゃんが掃除で中にいたので聞こえるように叫んでやりました。このマイホは女性用のトイレにカメラを設置してるかもしれませんよね。
ピンバック: 匿名
この「真髄」は、わずかな時間で十分な解説ができる単純明快な内容であり、それを知れば大当りが期待できる台など、10秒もあれば判別可能となります。
ピンバック: パチンコ波動論
東京のホールですがお骨を忘れた人がいました。
故人がパチンコ好きな方だったとか。
その供養だと思いパチンコした遺族がお骨を忘れたなんて笑い話にもなりません。
ピンバック: D
警察とパチンコ業界の関係は、江戸時代のお代官様と百姓の関係と同じようなもの。
付け加えると、業界が庄屋でパチンコ店の客は水呑み百姓といったところか。
基本的に官僚は一般人を見下しているし、さらにパチンコ業界などは言うまでもない。
俺たちが下等な者どもに指導してやっている、というスタンスは永遠に続くだろうね。
ピンバック: 一客
昔ですが警察は取り締まりを真剣にしてませんよね。
だから裏物全盛時代がありました。
時代と共に取り締まりも変わるのでしょう。紳助をキッカケに分かった暴力団排除の対策が条例化されたみたいに。
ピンバック: 客88号