日本一を決めるのは来場者の投票だ。プレゼンを見て自分の思いをそのホールに投票する。

1800人を収容するアルカイック大ホールを埋めた当日の来場者はこんな感じだ。

表彰式に先立ち、ゲストコメンテーターが感想を述べた。
■PCSA・加藤英則代表理事
「パチンコ業界はハードウエアーという新台をいち早く大量導入したところが脚光を浴びているが、それが本当にサービス業なのか、ということを改めて考えさせられた。やはり、サービス業は心というソフトウエアなんだ、と改めて認識させられた。それを共に学ばさせていただいた」
■エンビズ総研・藤田宏社長
「3月の震災以降パチンコ業界は色々なところで叩かれている。プレイするファンや働く皆さんも含めて。今日は本当に自分らの仕事って何か改めて考えさせられた。5チームのプレゼンを受けて、パチンコはまだまだ大丈夫、もっともっと日本に元気を与えられる存在になれると実感した」
■サービスマイスター協会・増田伊三郎理事
「皆さんのパチンコに対する真摯な思い、情熱、その時の感情がストレートに伝わってきた。言葉が出ない感銘を受けた。サービスマイスターは資格制度を運用している。これから伝えることも研究していきたい。働く姿は美しいことを再認識した」
■てっぺん・大島啓介社長
「一番感じたことは全員が本当に輝いている人たちばかりだということ。居酒屋も負けられないぐらい働いていかなければならないことを感じさせて頂いた。パチンコ店の常識や枠にとらわれないぶっ飛んだプレゼンが多くて、これからの業界がどうなっていくかすごい楽しみに感じた。居酒屋甲子園とパチンコ情熱リーグなど他業界の人たちと一緒になって日本を元気にしていきたい」
■NPO法人大阪維新会・大橋正伸理事長
「プレゼンターの本気の想いによって一つになれた。心が振るえ嬉しい気持ちになった。パチンコ業界から日本を元気にする。情熱リーグは本気でやっている。皆さんのような熱い想いをもった人が同士に伝えることで地域や取り巻く環境を大きく変えられる。本気のエネルギーを感じさせられた。皆さんが一つになり、本気で日本を元気にすることで、日本全体の革命につながっていくことを感じた」
■格闘家・大山峻護
「頭を殴られたぐらい感動した。震災が起こって被災地には3回行っている。日本中が心を一つにしなければ、復活は難しいと感じている。今日プレゼンを見て、心が一つにすることの素晴らしさ、大切さが奇跡につながることを実感した。今回の感動を持ち帰って日本中に伝えたい」

集計がまとまったところで、木山理事長が封筒を手に登壇。はさみを手に封を切ろうとしたまさにその時だった。静まり返った場内から「パパ~」という声がかかる。ちょっとの間があって場内前方から失笑が漏れ、木山理事長の表情も一瞬緩む。
木山理事長から告げられた店名は「JOY STAGE」だった。
表彰状の内容は、優勝が決まった直後に書かれていることが分かる。
「日本一笑顔としあわせにあふれるパチンコ屋という夢の実現に向けての本気の想い、行動はパチンコ業界の未来を明るく照らし、みごとなチームワークでお客様、業者様に分け隔てなく関わる全ての人を笑顔の花で一杯に満たされています。喜びと感謝にあふれたその行動でこれからもたくさんの人々にしあわせを与え続けて行ってください。JOY STAGEの皆さま、あなたたちはパチンコ業界の誇りです」と栄誉を称えた。

前回も出場した「JOY STAGE」の趙常務は、予選で敗退した翌日木山理事長に「日本一速く負けたので、日本一早く準備ができるということなので、今日から来年の日本一に向けてすでに取り組んでいます」という電話を入れていた。そんな想いが熱い抱擁となった。

18歳で趙常務に引っ張られた藤岡店長に優勝旗が授与された。

日本一に輝いて趙常務は、こう喜びを爆発させた。
「たくさんの思い出がよぎるが、感謝、感謝しかない。これから皆にお返しができることを一つ一つ探して必ずやる。パチンコ業界から、日本も自分たちも元気になれるような会社を作っていく」

第2回大会を終え、総括に入った木山理事長は、用意していた総括を封印した。一晩悩んで本当に伝えたいことに切り替えた。
「昨日、皆さまもご存知のように、業界経営者の不祥事があった。この場で触れることではないかも知れないがこのニュースを聞いた時、震災以来多くのバッシングやネガティブな意見を頂戴し、マイナスナエネルギーで包まれるのか、と落ち込むような気持ちになった」と前置きしたあとでこう続けた。
「落ち込むよりネガティブな情報にはポジティブな情報で、今日のみなさんのような、まだまだ影響力はないが、プラスに行動している仲間の情報を発信していくのが情熱リーグ。
ネット上で多くの情報が取れる時代になった。人間が存在する以上、プラスもマイナスもある。しかし、私たちは夢を持つ権利があり、行動する体がある」と訴えた。
第3回はいよいよ開催地が東京へ移される。
そして、テーマは「希望」に決まった。
木山理事長の握りこぶしの中には、たくさんの希望で詰まっている。

約30年ほど前、私が参加させられた研修は、その期間一週間、過酷な内容でした。
途中で落伍者が出るのは当たり前という当時有名な研修でした。
それだけにやり遂げた後の感動は格別で、別々の会社から参加していた研修生たちと抱き合って涙を流したものです。
今でもごく時折、思い出します。
「あんなことがやれたんだなあ。」と。
「ゴージャスな披露宴をした夫婦ほど早く別れる。」といわれます。
感動を忘れず、普段を生きることの難しいことよ。
素晴らしい感動を無にしてしまわないような労働環境を作り上げていただきたいものですね。
「中堅チェーン本部勤め」さんがコメントに書いていたようなパチンコの楽しみ方を提供できると良いですね、たとえ一部でも。
私の父親も段ボールいっぱいのお菓子を抱えて帰宅してきたものです、平和でしたね。
ピンバック: 業界人Z
毎日読んでます 二回目の投稿ですが少し本音で書きます。「表彰の内容が集計直後に書かれたもの」(もしかしてイメージアップのデキレース?)という内容に、どこかさりげなく業界そのものが世間から信用されていない、いちいち書かなきゃヤラセと取る人間もいるだろうという認識があるのだろうなと感じました。ホールが客を信じない。当然客も店を信じない。信じてしまえばゴトの餌食。 メーカーの言う事、信じて今のこのザマ。 雑誌やネットの普及により客が利口になり過ぎた今、客が笑って帰り、店が商売が成り立つなんて無理じゃないかなと思います。プロ辞めて会社員になって(たまたま非鉄金属業の会社なんでパチンコ部材工場にも材料を買って貰ってます。かなり注文は減ってますが)そんな自分もたまに打つ時はよっぽど店が謳った時のみです。それもメールの内容の話半分位の期待でしかホールに行ってません。 ホール&メーカーにに言いたい事は「嘘」と言う言葉の意味は真実と異なる事、という意味です。証拠が有る、無しは関係有りません、商売をする以上どんなに面白い台を入れようとどんなに笑顔で接客しようとも、そこに信用が無ければこの業界は生き残る事は出来ないと思います。長文ですみませんでした。
ピンバック: 元スロプロ
イベントを打ってもお客様に受け入れられないことのほうが多いですね。
他人が出していても自分がマイナスになれば、嘘のイベントと評価される。
ある店が、アウト、セーフ、差玉の前日のデータをその島に貼り付けて公表していました。
紙も、ホールコンから出たままのものなのでウソ偽りはないのでしょうが。
今のデータ機器は、優秀なのでそこまでやらなくてもという感じですが、かなりインパクトはありました。
ここ最近そんなホールをみかけないので、どうなんだろうってふと思い出しました。
ピンバック: 第一歩
客も馬鹿ではないので全員が勝てるとは思っていません。自分が負けても他人が出していれば「運が悪かった」となるのでは。熱いイベントは「当たり台」に座れる可能性が高いだろうと期待しているわけです。
昔は回収日みたいな日があって、熱いイベントで還元していたのに今はそんな日でもきっちり回収する。スロットで言えば
「平均設定普段と変わらないんじゃ?」
イベントプロがいるから熱いイベでも還元できない、だから対策として熱いイベントに当たり外れを作ってイベントの信頼性を落とすという悪循環。
正直、イベントの数を半分にして、イベントには当たり外れを(激熱イベでも)設けて、普段の日にそこそこ開放した方が常連客には優しい。
そしてその時初めて、きめの細かいサービスが生きてくるのではないかと。
ピンバック: くるり
ときどきに、こちらのリンクを貼らせていただいてますが、今回も…
ttp://yugidasuka.blog112.fc2.com/blog-date-20110614.html
「情熱リーグ」…いろいろな意見、批評はあるでしょうけど、
店舗スタッフにスポットライトをあてる大会であるとの認識を
もたないといけませんね。
まぁ今回は〝経営者〟にもスポットがあてられたわけですが…。
今回、総評をコメントされた組織代表の方々、また取材された
業界関係者の方々には、今後是非とも組合やメーカー側に
主人公であるパチンコユーザーへ〝心血〟の通った運営を
されるよう提言していただきたいと思います。
震災後、この時期であるからこそキッカケとして、いつぞやの
〝三方よし〟の理念を、それこそ情熱をもって運営追求して
いただきたいと願うばかりです。
ピンバック: ・・・・
第1回、第2回と観覧しましたが。。。
次はどこに向かって行くんだろう?
業界の底上げ?内輪で盛り上がっているだけ?
どうして外社会へのプレゼンができないのかなぁ。。。。
「情熱」はよくわかりました。
3回目もこの調子で開催されるなら・・・興味無くなるかもしれません。
ピンバック: 3回目
どこに向かってる大会かよくわからないが
順位を決めるんなら○○ホールの地域ではこのような規制がありますとか禁止条例を説明した上でコンクールに至ればいい
色々できる地域と出来ない地域とあるんだから公平なしないと
だがこのコンクールは順位どうこうは違うでしょう
偏った方向性に賛同した同士が奮起している大会だと思う
お客様を入れてみて初めてわかる事もあると思うからお客様ジャンジャン入れてみてください
ピンバック: ドンタク
のイベントになってしまってますね。これではいけません。参加されてる方々は必死なんでしょうが仕切ってる方々はやらせてるだけです。燃え尽き症候群になってしまわないか心配です。
元来この企画は「パチンコ業界で働いている方々に光を当てる」、「反社会的業界と見られがちなパチンコ業界をそうでないと言えるものにしていきたい」・・・・・まだまだありますがやるならもっと世間に公表しついかないといけないのでは?内々でやった所ではただの自己満足に終わるんでは?我々メーカー(恐らく他業者方も)も僅かではあるがこの企画において協賛しているが、本当に外に訴えたいならいろんな媒体を使って世に出ていかないとやってる意味がありません。やっている事が間違いではないなら協賛はもっと集まります。賛同者も増えます。頑張っている方々は当初の目的に向かって信じてやっているがやらせてる側はその気持ちを裏切る事だけは絶対してはいけない。私は大阪なんでやらせてる側の方々とも若干の交流はありますが、少なくとも理事長の系列店舗では情熱リーグとは程遠い様に感じるのは私だけか…
ピンバック: こぶらかい