パチンコ日報

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地方の郊外店舗を見切り都会の駅前型にシフトするヤマダ電機

家電量販店大手のヤマダ電機が地方の郊外店舗を5月末で46店舗閉鎖する、というニュースはパチンコ業界と非常にオーバーラップする。





ヤマダ電機の場合は消費税増税の影響で販売低迷が続く中、不採算店や収益率の低い店舗を整理する、ということだが、地方の郊外店舗を閉鎖する理由は、やはり絶対的な人口がいなくなっているような場所が少なくない。



今後は都市部の駅前型店舗に力を注いでいくようで、手始めに年内までに東京・八重洲に出店するようだ。



パチンコ業界でも地方から東京を中心とした首都圏への出店を目指す傾向が何年前からか続いている。



ところが、憧れの東京へ出店したからといって、全部が全部成功するわけではない。地方から東京へ出店して成功している方が少ない、ともいえる。



絶対的な人口は多いが、都市部といえどもパチンコ人口は少なくなっている。加えて、居抜き物件は何らかの理由があるから、居抜きになる理由が分かってきたことも影響している。



「東京でも前ほどいい物件がなくなった。安い物件は多層階であったり、駅前物件でも問題があった。そんなこともあって地方ホールの東京進出の意欲が薄れてきている」(都内不動産関係者)



それ以上に金融機関の引き締めが大きい。



「パチンコ老舗メーカーの2社の倒産が響いた。業界の先行きを考え、銀行がカネを貸してくれなくなってきた。パチンコのベース検査のことも銀行は勉強しています」(同)



東京進出を目指していたオーナーに対して、金融機関の答えは「今あるところで一生懸命頑張って下さい」。



都内で8店舗を運営するオーナーはこう話す。



「立地のいいところを抱えていなかったらうちだって廃業するだけ。立地の悪い店舗はそのうち切り離して行くことになる」と都内でも明暗が別れる。



業界では営業コントロールとして当たり前のように行っていた釘調整が、不正改造になる時代を迎えようとしている。



手始めに検査対象は他入賞口だが、それがスタートにまで踏み込まれたら、換金が禁止されるに等しい規制強化だ。



そうなると、次の段階としては釘が一切触れない封入式(エコパチ)へと移行していくのだろうか?



エコパチまでどれぐらいの猶予期間があるのかは見えて来ないが、これを契機にパチンコを廃業して行くホールも少なくないのだろう。



そうならないためにも、業界がやることは一つ。



何度も言うが本来の遊技に戻るだけ。







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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. Unknown

    ついに6月が来ましたね、抜き打ち検査の影響で

    回るようになればいいですが多分回らないと思います。非等価で定量の営業に切り換えて遊べる店にするしかないのでは?と考えているんですが儲け主義はそう簡単には変えられないのでどうなるか見ものですね。
    はら  »このコメントに返信
  2. ピンバック: はら

  3. Unknown

    >業界では営業コントロールとして当たり前のように行っていた釘調整が、不正改造になる時代を迎えようとしている。



    この認識も問題だと思いますけどね。本来であれば釘調整もアウトなんだけど、なんとなく慣習で曖昧にやってただけなんだよね。それだけ換金に関してもだけど、本気で取り組もうと考えてこなかったから現在があるんですけどね。
    どS2000  »このコメントに返信
  4. ピンバック: どS2000

  5. Unknown

    田舎は人口が減少するだけだし。

    そもそも今のパチンコじゃ人口減少以前に客の財布が破綻してますからね。



    どんどん淘汰されればいいんですよ。
    一般人  »このコメントに返信
  6. ピンバック: 一般人

  7. Unknown

    家電販売店は規模を利用してメーカーに圧力かけすぎましたね。最近ではテレビなどのスペックと価格は家電店が決めて、メーカーがそれに合わせて作るそうな。ヤマダ専用モデルなんてのもたくさんありますし。今回のような規模縮小や撤退はやりすぎた企業の行く末と言ったところでしょうか。街の家電店が無くなり、残された消費者がツケを支払うことになりますが、若い世代ならネット購入で何とでもなるでしょう。



    パチンコ業界はまだそこまでの力はないようですが、中小が淘汰された後はメーカーとの力関係が逆転するかもしれませんね・・
     »このコメントに返信
  8. ピンバック: 獣

  9. Unknown

    ヤマダ電機にしろパチ屋にしろ要は供給過多なだけ。

    家電の需要を増やすことは家電店では難しいかもしれないがパチ屋だとそれをすることは可能ではないのか?

    にもかかわらず年々遊技者数は減少の一方。

    立地が良くても需要自体が減っているのだから客の取り合いになるだけ。



    あと本来の遊技の戻るとあるがそれはどういったものを指しているのだろうか?

    低価格で長時間遊べるものであるのなら当然店の売り上げは今より低下するであろうから高すぎる機械代も相当下げる必要がある。

    当たったときの出玉も増やして持ち玉で遊技できる時間を増やす必要もある。

    そして出玉を増やす分換金率も下げる必要が出てくる。

    客はもちろんメーカーもいまパチンコにかかわってる人たちがこのような仕様で満足できるとは到底思えないのだが。

    通りすがり  »このコメントに返信
  10. ピンバック: 通りすがり

  11. Unknown

    出玉アピールが必須で長時間や一日いるような環境とそういう状況になる機種を作ってしまったのに今更すぎですね。言う事も勝手過ぎます。

    大げさな言い方で言えばゲームセンターの延長線上的なポジションでよかったはずなんです。それをやりたい放題やってお上さんが怒るような抜け穴を探して刺激してきたのはホールとメーカーです。自業自得ですよ

    遊技に戻るような事が出来るのであれば規制強化後に既にやれてますよ
    あかん  »このコメントに返信
  12. ピンバック: あかん

  13. 次が封入式(エコパチ)とは限らない

    釘調整不可として封入式(エコパチ)だと言われていますが、色々と問題も多く行き成りそうはならないと思います。

    やるなら徐々に導入では無く、一斉にやらないと意味無いですからね。ハードルはかなり高いです。



    現状で、まず実現可能なのが釘の材質変更では無いでしょうか?



    ハンマー等で曲がる鉄(真鍮)では無く、セラミック素材の採用が現実的じゃないですかね?

    全部の釘では無く、スタートや入賞口、重要な箇所を10本ちょい?だけでも良いと思います。



    内規で記載すればよいだけですから簡単ですよ。
    地方の商社マン  »このコメントに返信
  14. ピンバック: 地方の商社マン

  15. 無題

    今のメーカーは検定時にヘソを締めて当たり回数を減らしてまぐれ連チャンで出玉上限を超えるリスクを減らす一方でへそ以外の入賞口を開けることで出玉加減をクリアしてますからね。



    勿論そんな状態では遊技にならないので、実際にホールに置かれる時にはヘソを開けて回るようにする代わりにへそ以外の入賞口を締めてますからね。





    こんな現状なのに覆面釘チェックで引っかかったという話が出てくると、どの店も出荷時点(K10程度のヘソ釘)になって、遊技以前の問題になると思うんですけどねぇ。

    それでもお上は出荷時点の釘にしろと言うんでしょうか?



    少し楽しみです。
    通りすがり  »このコメントに返信
  16. ピンバック: 通りすがり

  17. Unknown

    通りすがりさんの意見・・・すごく分かります

    今残っているお客さんは、ギャンブルとしてみているお客さんだけで遊びたいと考えていたお客さんは既に居ませんよね。

    パチンコ業界、あと10年あるかないかですよね><

    戦争でも始まれば規制掛けられて営業できないでしょうし^^;
    分かる分かる  »このコメントに返信
  18. ピンバック: 分かる分かる

  19. Unknown

    なんか刻々とカウントダウンが進んでるんだなぁ・・と感じますね。たぬ吉くんとか打ってた学生の頃、老後はこんなののっぺり打ってたいわーとか友人と連れ打ちしてたのが懐かしいです。もう無理なんですねぇ・・・。
    ZAQ  »このコメントに返信
  20. ピンバック: ZAQ

  21. Unknown

    パチンコ業界はまぁ今までのツケが回ってきてるのではないでしょうかね?

    ユーザーからもこの業界終わりかなとか呟かれてるご時世ですし。
    へそ曲がり  »このコメントに返信
  22. ピンバック: へそ曲がり

  23. Unknown

    出荷状態では云々って言い訳は見苦しいのでやめて欲しいね。



    出荷状態では辛いのでヘソ開けてます!!!

    →ガリガリ削って時短で上皿壊滅

    →肝心のスタート?15ぐらいwww



    これをドヤ顔で指摘しようという神経が理解できない。目くそ鼻くそなんだから法律に則った方にしろって話だろ?
    匿名  »このコメントに返信
  24. ピンバック: 匿名

  25. Unknown

    単にあっちの方をコンプライアンスの関係で

    雇えなくなったから店員数減で閉店になってるって

    聞きましたけど。

    マスコミ関係は社員をバイトにしたりして凌いでるみたいですね。

    パチンコ業界は大丈夫ですか?

    テロリスト扱いになるのわかってますよね?
    業界人  »このコメントに返信
  26. ピンバック: 業界人

  27. Unknown

    結局パチンコ人口3000万人のピークはフィーバーから始まったパチンコブームと景気の後押しによる一過性のものだと思います。流行によって爆発的に拡大したものは、流行の終焉と共に急速に縮小するのは当然かと思います。

    そもそも流行とはいえ3000万人がギャンブルをしていた事自体が異常とも思えますから、衰退というより本来の規模に戻る過程にあるだけではないでしょうか。ギャンブル故かピークから20年、むしろよく持った方かと。

    現在ようやくパチンコ人口は適正な規模に向かいつつある一方で、店舗数や設置台数、台の入れ替え頻度がまだまだ多すぎる事が歪みを生んでいる様に思います。

    既にホールやメーカーの姿勢云々で解決できる状況を通り越して、今のパチンコ人口では今の業界規模を支える事が出来ない、だから減少が止まらないという事では無いでしょうか。

    このまま業界規模を維持するために人口を減らし続けるのか、人口を維持するために規模を縮小し中身を見直すのか、選択を迫られる時期に来ているのでしょう。
    masa  »このコメントに返信
  28. ピンバック: masa

  29. Unknown

    パチであれば40玉営業か、

    もしくは低貸し玉営業にいいの

    ではなかろうか



    等価以外では勝てない言うパチスロ

    エナ専は喰えなくなるとなるが、

    幾ばくかの負けであれば出して

    遊びたい考える若者いるだろう。

    出して交換差額の手数料収入取るぐらいで

    丁度いい、本来のスロ屋の姿だと私は思う
    来風  »このコメントに返信
  30. ピンバック: 来風

  31. Unknown

    一企業と別業界の全体の傾向を比較するのは無理がある。



    例えば、企業研究で(異業種だが)ヤマダとダイナムの比較ならわかる。



    業界全体の問題と業界内のイチ企業の問題を混同した記事やコメントが多い気がします。
    個別  »このコメントに返信
  32. ピンバック: 個別

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