パチンコ日報

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JR東日本の新幹線半額キャンペーンは1パチの二の舞にならなければいいのだが


国鉄時代に入社して現在はJR東日本に勤務するパチンコ好きのAさんが自社の内情と絡めてパチンコ業界に警鐘を鳴らす。

7月22日からスタートしたGo To トラベルだが今年のお盆の期間中の乗車率は、昨対で75%ダウンした、という。

「Go Toはありがたいのですが、こんなに人が出ないとは思ってもいませんでした。ここまで自粛するのは日本人だから仕方ない。来年もヤバいが2年以上は続かないと思うが、移動は感染リスクが高い電車より車になってしまう。旅行客やビジネス客の移動がなければ、その影響は弁当屋やお土産物店を直撃している。もちろん車内販売も考えなければならないところまで来ている」(Aさん)

新幹線は16両編成で1300人の定員となっている。その人数を基に車内販売はコストがペイできるが、今の新幹線の3割以下の乗車率では人件費も出ない。

そこでJR東は管内の新幹線の乗車率を上げるために、8月20日から来年3月31日の期間に出発する全方面の新幹線、および一部特急列車がインターネット予約で半額となるキャンペーンを打ち出している。

「東京駅から盛岡駅までの料金は通常1万4810円ですが、今はそれが当たり前と思われています。それがキャンペーンの適用で7400円になる。ただ、元に戻したときに高いと思われるのが怖いです」(Aさん)

これはまさにパチンコ業界が始めた1パチのようなもの。一度安い方へ流れると二度と4円には戻らない。半額キャンペーンは危険な賭けであるがそこまで切羽詰まっている証拠である。

また、公共交通ならではの悩みもある。

乗車率が悪ければ間引き運転でもすれば、いいようなものだが、そう簡単な問題でもない。

「東海道新幹線は1時間に最大で12本走らせています。本数を減らすことは悪循環になるので減らすことができません。減らすと何よりも利便性が下がり、利用客がますます減ります。今は3密防止のためにも本数は減らせません。旅行でどうやっておカネを使わせるかといえば、お得なツアーを仕掛ける。それが今回は半額キャンペーンなんですが」(同)

話を聞いているうちにJRの方がパチンコ業界よりも大変だということが分かる。旅行業界は旅先へ行く足が必要で、旅先では泊まるところが必要になる。旅先での思い出に土産物屋、それを手配する旅行代理店。関わっている周辺産業の裾野が広すぎる。

パチンコ好きのAさんは企画会議で提案しようとしたが、あまり売り上げが立ちそうにもないので、発表しなかった企画がある。

それはJR東管内にある珍妙な名物パチンコ店を回るツアーだった。パチンコファンが思わず行きたがるパチンコ店を探すことをしなければならなかった。

最近のホールはどこも金太郎あめのような感じだが、Aさんが日報の情報で知ってわざわざ足を運んだのが函館の「パチンコ富士」だった。地方にあるであろう、名物ホールを回るツアーである。名物ホールと言えば熊本には「つる」があったが、こちらも廃業してしまった。

「パチンコ業界も集客を仕掛ける方法を業界全体で考えなければいけません。日本人のレジャー費の使い方がシビアになることは間違いありません。私もコロナ騒動で6月からは大好きなパチンコを打っていません。今から冬のボーナスを考えると自然と無駄なおカネは使えません。パチンコは生活圏に点在している。利便性がある。後は企画力だと思います」

そこで企画を立てる発想のヒントになるのが男社会のパチンコ業界にあって女性目線だ。

営業コンサル注目しているツイートがある。Queendom 代表取締役の加藤あやかさんのこのツイートだ。

「今日下着屋さんで試着していて、『雰囲気もお似合いですね』って店員さんが言ってくれたので『誰に見せるでもないんですけどね』って返したら 『下着はご自身が1番見るじゃないですか。つける時も外す時も干す時も!ずっと幸せですよ?!見せるのはついでです』って言われて惚れたし、沢山買った」

このツイートの内容がパチンコをやってもらうためのセールストークに応用できる、というものだ。

これをどう解釈して料理するかはあなた次第。



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