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業界全体で推し進めたい2.5次元プロジェクト


コロナ禍が続く中、メーカーが今後の生産・販売計画を立てる上で、ホールの意識調査が必要になる。そこで10数社の中堅ホールを選出してヒアリング調査を行った。

最初の質問は今後拡大路線を目指すか?

これに対してはほぼ全社が新規店舗を出すことはあっても拡大路線は目指さない、という回答だった。現状維持が精一杯で、いずれのホール企業も5~10年後には建て替え期に閉店する店舗を抱えている。スクラップアンドビルドを含め、いかに効率よくホール運営するかが共通の課題であった。

メーカーが一番気になることは、ホールの新台購入意欲である。これについては90%のホールが遊技機を長く使うことを目指しており、稼働、粗利が取れないような機械に対しては「無駄遣いしない」とキッパリ。一番コストのかかる機械代を「半分に削りたい」というホールもあった。

数年前からの傾向であるが、コロナによる景気回復が見通せない状況では、ホールは積極的に新台を購入することもない。

拡大路線もない、新台購入を控えるとなれば、メーカーの生産計画も大幅に狂うというものだ。

等価・高価交換の現状についても7割のホール企業が「キツイ。どこかで30玉交換に脱却しなければならない」と答えている。

その中で「2.5次元プロジェクト」というキーワードが出てきた。

2.5次元と言えば、マンガやアニメ、ゲームの原作を舞台芸術にした2.5次元ミュージカルが人気となっている。

2.5次元プロジェクトと言えば若者も興味を引いてもらえるというものだが、その中身は2.5円交換=40玉交換である。

等価がキツイ、というのはホールにもユーザーにも当て嵌まることだ。等価・11割分岐の高価交換では回すこともできず、設定も入れられないから、客離れは進んでいった。

業界期待の遊タイムについてもユーザーからはこんな辛辣な意見がある。

「遊タイム付きの機種は過去の何もない機種と比べると明らかに辛い調整ですし、新台期間ですら辛いのにその後の通常営業時はもっと酷い調整になっている印象です。「甘い部分」があるがゆえの調整。設定付きもコレでしたよね?「甘い設定6」があるがゆえの調整。客は早々に設定付きになど見向きもしなくなった。結局メーカーすらもう設定付きから離れた印象。遊タイム付きも結局ホール次第です。で、今のところの印象は、設定付きと同じ道を歩むこと間違いなし、だと確信しています」

メーカーに求められるのは2.5次元プロジェクト対応機種である。

ホールが安心して甘く使えるようにするためには「2.5次元プロジェクト」を業界全体で発動することである。


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