また、グローバルアミューズメントの調査では喫煙者と非喫煙者を比較した場合、喫煙者の方が投資額が2000円多いというデータもある。さらにヘビースモーカーほど遊技時間、頻度とも高いことも分かった。つまり、ヘビースモーカーはホールにとっては“太客”ともいえる大事なお客さんだ。
パチンコとタバコの親和性の高さが伺えるが、逆な意味で言えば遊技中の客はそれだけイライラしているから本数も自ずと増える、ともいえる。タバコを吸う理由の一つにストレス解消=イライラしている心理を抑えたい、というのもある。
太客ほどタバコの本数が増える傾向にある、ということだが、太客がタバコを止めたら、パチンコを止めることになるのか?という疑問が起きる。
来年4月からホール内は全面禁煙になるにしても、太客がタバコを止めたらその分、パチンコに使って貰える、という発想はどうか。
ここから、ホールへの提案である。自店の顧客に勧めてもらいたいのが、禁煙が楽しくなるアプリ「禁煙ウォッチ」だ。禁煙時間と共にタバコを止めたことでいくら浮いたかの金額まで出るので、モチベーションが上がること請け合いだ。

ロケットニュース24にこのアプリを紹介する記事が載っている。
使い方は1日吸っている本数と、吸っている銘柄の1箱の値段を入力してからスタートする。

筆者は1日30本で、1箱450円のタバコを吸っていることが分かる。
スタートした画面は何の面白みもないが、これが1カ月も経つと驚異的な数字が表れる。まず筆者が驚いたのがタバコを止めることで浮いた金額が2万1428円だ。もう筆者のニヤニヤが止まらない。

「1年で24万! ハワイ行けるじゃん!! アジアだったら豪遊できるじゃんって金額だ。ウホーッ!」と叫ぶ。
金額もさることながら、やはり筆者が驚いたのは974本という1カ月に吸っていた本数だ。1000本近い吸い殻ゴミを出していたことに自責の念に駆られる。
「起動するたびに、あらためて禁煙してヨカッタなぁ〜と痛感できるのだ。もう二度とタバコなんて吸うことはないと思うが、このアプリのおかげで、なおさら「二度と吸うか」と思うのである。禁煙チャレンジャーなら必須かも!」
と記事は〆られている。
お客さんとの話題の中でこのアプリのことを紹介してみてはどうだろうか? 浮いたおカネの使い方はお客さん次第。中にはタバコを止めたらホールに行ける回数が増えると考えるお客さんもいるだろう。

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