新生銀行のサラリーマン小遣い調査によれば、2018年度は3万9836円となっている。さらに未婚者が5万円に対して、妻帯者は3万円前後だ。小遣いの中には昼食代、飲み代まで含まれているので、結婚しているサラリーマンがパチンコに使えるおカネなどないことは分かる。
「今、パチンコをやっている人は独身比率が非常に高いです。ケータイゲームにおカネをかけている人しかりです。パチンコもゲームも独身者が支えているようなものです」(同)
しかし、パチンコが3000万人の遊技人口を抱えていた時代は、老若男女を問わずホールはお客さんで賑わった。当時も5万、10万財布に入っていなければ遊べない、と言われていた。おカネのかかる遊びだったことは変わらない。
では、なぜ、2000万人のファンが去ったかと言えば勝てなくなったからだ。16割分岐時代は13割、14割と玉を出してもホールは儲けることができたが、等価になってからは10割以下の営業しかできない。これでは勝てなくなるのは当たり前のことだ。
勝率が下がれば小遣いの限られた妻帯者から脱落していくのは自然の道理だ。なかなか勝てないような遊びに友達を誘うこともできない。
ここからはハンドルネーム「名無し」さんの意見に耳を傾けてみよう。
「既存客が友人等を誘うってのは重要な集客方法の一つなんでしょうけど、ホールは客を敵として扱ってますから難しいでしょうね。かくいう私もまだたまにホールへ行きますが職場の知り合いを誘うなんてかれこれ10年以上はしていないと思います。というか連れ打ちする仲間も昔はいましたが、そんな数人いた友人も綺麗さっぱり全員が打つのをやめてしまいました。初心者を誘うなんてありえないし、そういう昔打っていた友人すら誘うのに抵抗があります。
何度も言ってますが客の勝率を少しでも上げないと。『玉を出せ!』なんて客目線で言うとホール側の人は玉を出しても意味がないとか言うんですよね。
今のパチンコは友人や同僚を誘えるような優しく綺麗なモノではありません。誘って恨まれる可能性が高いです。それなら誘わないのが一番です。スリープユーザーすら誘いづらい状況をまず改善して頂きたいものです」
以上

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