パチンコ日報

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スポットライトスピーカーで店内の騒音は解消できるか⁉


Amazon goは完全無人化コンビニだが、日本には午後10時から翌朝5時までは完全無人化のスーパー「トライアル」が福岡にある。システム的には入店には専用アプリをダウンロードしたスマホが必要なこと、店内に張り巡らされたAIカメラによって商品の在庫確認や顧客動向を把握していることは同じで、決済方法の部分でレジがないかセルフレジがあるかの違いぐらいだ。

人手不足解消のために店舗での無人化の動きは確実に始めっているわけだが、システム開発会社で、人件費が高くて、人が集まりにくい業種の無人化ということでパチンコホールにスポットを当てた企画書が上がってきた。

システムエンジニア、プログラマーを合わせて50人ほどの会社だ。38歳の社長はパチンコの経験はあるが、社内でパチンコをやったことがあるのは社員では2人しかいなかった。

この企画を面白いと思った社長は、パチンコホールの実態を調査することを命じた。パチンコ経験者よりも未経験者の方がとんでもない発想が出てくるのではないか、と期待して、具体的には20人余りの社員に1人1万円の予算を渡し、パチンコに触れることから始めさせた。

日を替えて20人がホールに向かった。全員が未経験者なので4パチと1パチがあることも知らない状態なので、経験者が1パチで打つようにアドバイスした。できるだけ長い時間パチンコを打ちながら無人化のヒントを掴むことが目的だった。

しかし、調査時間は20分と持たなかった。1万円分の玉があっさりなくなった、というよりも騒音とタバコの臭いに音を上げてホールから出てきてしまったのだ。

調査にならない調査を終えて会議が開かれた。

その場で出てきた意見は、無人化よりも初心者がどうすればホールに入りたくなるかを考えた方がいいのではないか、ということで議論となった。

タバコの臭いや煙は来年4月以降は解決されるので、騒音対策に話が集中した。誰でも思いつくことだが、遊技機の効果音はイヤホンで聞くことで解消される、という意見もあった。

斬新だったのは超指向性スピーカーの採用だった。普通のスピーカーの音は水紋のように全体に広がるのに対して、超指向性スピーカーは特定の範囲に制限できる。つまり遊技台の前に座った時だけに聞こえる指向性がある。オーディオ・スポットライトという商標もあるが、非常にイメージしやすいネーミングでもある。

騒音の問題は遊技機から発生しているだけではなく、補給装置の金属音も含まれている。これについては、管理遊技機に完全移行した暁には、金属音は大幅に緩和されている。

結果から言うと無人化の調査どころではなかったが、初心者が入りやすい環境にする設備に関しては開発を進めてもらいたいものだ。 

  


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