飛行機は空席で飛ばすよりも格安でもいいから客を乗せて飛ばさないと赤字が膨らむ。そんな状況から生まれたのが成田~ソウル1000円と言う超破格航空券だ。昼に到着する便は2000円と倍だがそれでも安すぎる。

飛行機代が安いだけでなく、今はウォン安なので日本からの韓国旅行は割安でショッピングを楽しむことができる。韓国旅行では1万ウォンを1000円で計算するのが一般的だったが、9月2日の時点では860円台まで下がっている。逆な見方をすれば、ウォン安で韓国人は日本へは行きにくい側面もある。
飛行機代1000円のチャンスにパチンコ好きの自営業者のAさんが友達を誘ってソウルに飛んだ。向かった先はカジノ。安い航空券は深夜に到着するが、そのままカジノへ向かい寝ることもなく、朝まで遊んだ。ハイローラーではない自営業者はポーカーやルーレットでチマチマ遊んで6万円ほど勝つことができた。それで十分満足した。
この体験から友達を誘って2度、3度とソウルへ行っている。みんな飛行機代が安いというのが理由だが韓国を満喫している。
「パチンコで3万、4万、5万円と負けることはあるが、飲み物、食べ物もサービスなのでカジノの方が断然楽しい。カジノは雰囲気がいい。カジノで負けても10万円までにしている。カジノの中は日本語が飛び交っています。日本人は多いですよ」
カジノはギャンブリングマシンの種類も豊富だ。
「日本のパチンコには新鮮味がない。日本でカジノができることを今からワクワクしています。入場料は6000円とか言われているが、往復の飛行機代と思えば安いもの」
ちなみにAさんは4パチ派。
1パチ派の人は日本にカジノができても行くことはないと言われているが、やはり、4パチ、20スロを打つ層はAさんのようにカジノに興味を示すものと思われる。
パチンコとカジノの客層はそもそも違う。カジノは富裕層の遊び、と高を括っているとしっぺ返しが来そうだ。
ホールはカジノから落ちこぼれる外国人客の受け皿になるぐらいの発想も必要だろう。

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