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ホールは、総合スーパーから100均への転換を


2006年6月、ピーアークが新業態として1円のトライアルを開始して、早や13年が経過した。当初の狙いは1円にすることで、パチンコ入門のハードルを下げて、間口を広げることにあった。

当初は懐疑的だったが、同じ金額で4倍遊べることから北海道・札幌で火が付き、ダイナムが1円に舵を切ると、瞬く間に全国に広まった。それに伴い、2009年にはずっと減少していた遊技人口が前年比でプラスに転じた。ハードルが下がったことに加え、スリープユーザーが戻ってきたことなどが要因となった。

それでもMAX機が全盛期の頃は、1円はサブ的立場だった。MAX機と等価営業がホールを支えていたが、2016年12月一杯でMAX機が撤去されてみると4円のアウトが下がり、粗利も取れなくなった。MAX機がないと今までのやり方が通用しなくなった。

やがてサブだった低貸営業が今やホールの主流となってしまい、事業計画の歯車が狂い始める。低貸し主体の現状では老朽化ホールの建て直しもできないようになっている。

それは、無借金経営を貫き、県内でも優良企業の一つに数えられてきたホール企業とて例外ではない。店舗数では30軒ほどを抱えるが、これまでは拡大路線を走ることなく堅実に増やしてきた結果が現在の店舗数である。

「ウチは300台クラスで30年以上経つ老朽化店舗が半数はあるんですが、とても建て替えなどできません。低貸しでは採算が取れません。小型で古い店は新基準機の入れ替えまでに閉めるしか選択肢はありません」(同ホール関係者)

同じ悩みを抱えるホールが大半であろう。

そう、4パチ、20スロしかない時の事業計画は過去の遺物となっている。

銀行調査機関格付け評価73点(全業種で70点以上は極小)のホール企業をしても、建て替えには二の足を踏むわけだが、これが弱小ともなれば、推して知るべし。

「5万円以下の中古台しか買えない弱小店舗は、新基準機の入れ替えなどできません。ベニヤ板を貼るか、台数を縮小するしかありませんから、予想以上に廃業店舗は増えると思われます。ウチは中小としか付き合いがないのでリストラで細々とやっていくしかないです」(販社社長)

ホール業界はビジネスモデルとしては終わっている総合スーパーをやっているようなものだ。ここは100均のビジネスモデルを取り入れるしかない。薄利多売でいかにホールを満杯にするかにかかっている。

人件費や機械代をいかに抑えて、損益分岐点を低くして、後はひたすら回すことだ。




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