それを証明するかのように、ウチコの親玉は「全国大手とも全部つながっている」と豪語するぐらいだ。情報漏えいは根深い問題である。
情報漏えいする側は細心の注意を払っているから、大阪の件の様に表沙汰になることはほとんどない。
15年以上も店長とつるんでいるウチコの親玉のケースは、業界としては反面教師としたい。
親玉は100人以上のウチコを抱えている。全員が主婦である。グループに入るには紹介が必要になるが、入会するに際して一筆書かせる。
今でこそ100人以上の大所帯となっているが、15年間でこの人数に膨れ上がった。
手口は非常に巧妙だ。打つ台は甘デジ。1000円スタートで30回以上回る台を店長が親玉に情報を流す。
その店でウチコに打たせるのは1日1台だけ。ウチコは1日打つことが条件。万一遅刻して、他人にその台を取られた時は罰金を払うことになっている。
100人以上もウチコを抱えているとウチコも稼働するのは2カ月に1回程度。取り分は勝った金額の半分がウチコである主婦に元に。残り半分は店長と親方が折半する。
ウチコがいくら勝ったかはコンピュータの差玉で判断する。ウチコは勝った金額の半分を親方の口座に振り込むシステムになっている。
主婦なら月に1~2万円でも小遣いができれば十分のようだ。加えて100人以上の大所帯なので、毎日顔ぶれが違うので、スタッフや客からも不審がられることがない。
大きく仕事をしていないので、会社に発覚することもない。しかも、スロットと違って設定ではないので情報漏えいがなかなか発覚しない。
パチンコの場合はコンピュータでスタート回数が分かるので、特にぶん回している台を警戒するしかない。
本社の監査部が定期的に店を巡回して、チェックする体制を整えて行けば、抑止力になる。スロットの設定漏えいばかりに目が向きがちだが、パチンコでも実際に情報漏えいが行われていることを認識しなければならない。
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