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そもそも古物商の規定は盗品の流通を防止するという“防犯”から来てる。
他人の財物を盗んで容易に金に替えられるような社会はダメですから。
この防犯上の理由から警察署の防犯係が古物商認可を行っている。申請から40日以内に許可、不許可の連絡が入る。
古物商がどの品を買い取るかはその商売人の自由ですし、その商人が好むいわゆる“特殊景品”のような明らかに盗品とは見えない特定の店舗が提供した特定の品物であれば、その“品”自体が信用であり、身分証明なくても買い取ることがあっても、商取引としてそれほどおかしなことではない。
ホールがお客に提供した景品を買い取ったり、現金又は有価証券を提供したりした場合は、
“自家買い”として風営法違反容疑の事件として警察が摘発を行っています。当然のことである。
他方、貴金属やブランドバッグを質屋やリサイクルショップが買い取るとき、まず、その品が本物か偽物か!キズや劣化の程度がどうか!盗品か否か等々がポイントになる。
盗品は論外として、買取った品が次にナンボで転売でき利益がどの程度になるかが商売上の鍵になってくる。
当然、商談が成立しないことだってある。
商取引きの基本は“信用”でありますから。
金融機関の融資でも本当にその事業に信用があれば個人保証が不要の場合もあります。
金融庁から担保不十分として指導されることもありますが(笑)
話しを戻すと、特殊景品ほど品物の出処がハッキリしていて、偽物の疑いも極めて低く、かつ確実に買い上げ(引取り)てくれるところもあり、しかも高値で買い取るのだ。
ある意味ブランドバッグよりはるかに信用力のある品物が“特殊景品”ではないか。
アカの他人が持ち込んでこれほど信用力のある品は他にあるだろうか?
それが特殊景品というものだ。
日報のコメントに
・換金を禁止したらパチンコの息の根が止まるぞ!
・いま政府内で審議のはじまったキャンブル依存症に絡んで換金を制限しろ!
などの意見が散見されるが、このような意見は全く現実を理解してないピントはずれだ。
景品専門買取店はぜんぜん問題ない。
その何も問題ないことを換金所‼︎ 交換所‼とさも問題があるかのごとく騒ぎたてる人いるが、
それは、交換所で働いている人々に失礼だ!
古物商! 古物商!といって1万円以上は身分証明が必要と仰ってる方もいますが、それはそれで大事でしょう。
どこの馬の骨がわからない者が盗品かどうかわからない品を買ってくれというのだから。
ただ、商取引は信用が一番という概念を全く理解していない。
いわゆる換金所という言い方がそもそも間違いのもとだ。
例えば、バイク専門の買取店があるように、パチンコ景品の“買取専門店”というのが正しい。
再度申し上げます、商取引は「信用」が基本である。
その信用が人にあるのか品物にあるのかの違いだけです。
換金問題とか、ありもしない問題を作るのはやめて頂きたいものだ。

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