キャッシュレス推進協議会の利用動向調査によると、2021年のQRコード決済の取扱高は前年度比7割増の約7兆3487億円に達している。それまでキャッシュレス決済の主役だった交通系の電子マネーの約6兆円、デビットカードの約2兆8000億円を上回った。日常の小額決済としては、完全に定着している。QRコード決済は導入コストがほとんどかからないために商店でも爆発的に導入が進んだ、という背景がある。
鉄道などの交通系はICカードが主流を占める中、広島電鉄はサーバーの更新費用が嵩むICカードを廃止して、2024年10月からQRコード決済に切り替える準備を進めている。
ただ、pay payのQRコードをかざすだけ単純なものではない。まず、利用するには、スマホやパソコンからの会員登録が必要となる。同時にクレジットカードか銀行口座を登録しなければならない。登録後、スマホに表示させたQRコードを車載機へかざすことで、路面電車・バスの運賃支払いが可能になる。スマホを持っていない人には印刷したQRコードで対応できるように検討しているというが、通常QRコードは時間制限が設けられ、5分程度で新しいコードに更新され、不正利用を防いでいる。
2021年からは街中にある証明写真機の料金の支払いもQRコード決済対応機が登場している。これはマイナンバーカード交付申請書の2次元コードを読み取るスキャナーを活用してQRコードを読み取ることで、国内6つの他、中国3つの電子決済サービスに対応する。

パチンコ業界でもキャッシュレス化の話は出ているが、大枠のところで止まっている。例えば、ICカードを使うのかQRコード決済なのか、と具体的にシステムの所までは進んでいない。
今後インバウンド客を集客しようと思えば、QRコード決済がベストであることは間違いない。そうなると、2次元コードを読み取るスキャナーが各ユニットに必要になる。QRコードを読み取る方式では、金額を入力して、それを従業員が確認する必要が出てくる。
となれば、クレジットカードやSuicaなどの交通系ICカードの方が、サンドにカードを差し込むということではパチンコ業界にはマッチしていることになる。今まで長々と書いたQRコード決済が無駄になった。いずれにしても、個人商店のようにQRコードの紙を貼るだけで、簡単にキャッシュレス化ができないパチンコ業界は、キャッシュレス対応にはかなりの設備投資がかかると共に、売り上げから3%前後の手数料を取られることなどがネックになる。

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それも「Pachi Pay」なんていう独自のQR決済なんか導入して他の決済よりも優遇換金。
天下り先も増えるので所轄からもすぐOK出るかも。
なにより明朗会計で税務署が大喜びでしょうね。
話が進まないってのはそこが原因!?
ピンバック: パチンコ大賞
読者層を意識した配慮した記事を書くと皆さん喜ぶのではないかと感じました。
文脈から察するに、スマートフォンの画面で決済する方法なのでしょう。
専用のリーダーなどを遊技機の数百台分用意する設備投資は現実的ではなく
カウンターに5台ほど設置するというのが現実的かとおもいます。
しかし、粗利ならまだしも売上げから3%前後の手数料とは暴利もいいとこではないでしょうか。
よくこの手のものが普及するものだと関心する。
コンビニエンスストアなどのレジでモタモタ、チマチマと、
スマートフォンを操作しながら長蛇の列を作っている不快な若者をみかけるが、
スマートフォン決済をしているのだろう
いったいあれのどこが便利なのか。理解できない。
後ろから咳払いをして注意をしてみたが、馬耳東風で効果もない。迷惑をかけているという意識もないのでしょう。
鉄道会社が切符売り場で売っている、スイカやイコカなどは、無駄な操作も不要で
かざせば精算も終わる。
よっぽど便利と言うとものだ。
ピンバック: 徳名人
タッチ決済できるカードをスロットに挿入するとか、ましてやクレカなんて。
ちなみにSuicaはチャージ上限2万円、オートチャージ設定してる人は少ないでしょうね。
ゲームセンターが消費増税分を上乗せできず、導入コストの問題もあってキャッシュレス化出来ずに衰退していきましたが、パチンコ業界が今あえてキャッシュレス化を進める意味はあまりないような。
むしろ会員カードをアプリ化、ポイント化してキャッシュレス決済にチャージ出来るとかネットショップで使えるとか実現してくれないかな。
ピンバック: S5
できればいつもニコニコ現金決済で!
風俗営業の基本。
ピンバック: ジュン
ピンバック: 猫オヤジ