パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

長袖Tシャツを発売したさくらコーマス

私は東京の府中市に住むパチンコファンです。



元店長さんが時々取り上げていた「I ♡ 府中」Tシャツの続報です。

元店長さんが寄稿できない様なので、私がご報告します。



先日、新しいシリーズを発売していました。今度は「長袖Tシャツ」の発売です。

客の私が心配するのも変ですが、これって、売れるの?



このホールは、チャレンジ好きなのでしょう。結構、オリジナル製品を作ってますね。



しかも地元密着型です。



府中駅周辺は、「さくらコマース系」の4店舗と「金馬車府中店」の5店舗しかありません。



以前は他社のホールもありましたが、小さいせいか閉店しています。金馬車が開店するまでは、さくらの独占状態でした。



府中駅周辺には、東京競馬場があったり、多摩川競艇場までの直通バスが出ていたり、ギャンブルの街というイメージが強いと言えます。



元店長さんが時々、さくらのことを取り上げていましたが、このチェーンの特徴は、4店舗あるホールにそれぞれ個性があると思うところでしょうか。



府中以外の店舗(小平に2店舗、亀有と横浜)もあるみたいですが、行った事はありませんので特徴は分かりません。



最近は本社ビルの中にあるホールの1パチを増台する計画の様です(この記事が掲載される頃は、増台しているかも知れません)。



その店舗の1パチはいつも大勢のお客さんがいます。しかし、4パチは平日はどの店舗もお客さんも少ないです。



平日はそんな感じなのですが、この府中4店舗の強いところは、土日のお客さんが大勢いる事です。



競馬場の関係もあるかも知れないですね。



客から見た感じは、常連の多さに強さの秘密があると思います。各店舗にヘビーな常連が本当に多いですよ。



どうしてヘビーな常連が多いのかは、お店の姿勢に現れていると感じます。



地元民向けのTシャツを作ってしまうことにもそれが見てとれます。



だって、どうみても、飛ぶように売れているようには見えないのに、長袖版のTシャツまで作ってしまうのですかね。



多分府中市民は、さくらコマースのパチンコ店を受け入れていると思います。



府中市の美化日には、必ず朝から大勢の清掃部隊を派遣していますし、大きな市内の行事にも積極的に参加をしています。



昔、府中の駅前には大きなスーパーは、さくらコマース直営の店しかない時期もありました。だから余計、市民は親しみを感じているのでしょう。



最後に一言書くと、ホールの出玉は、可もなく不可もなくです。



パチンコファンとしてはもう少し出して欲しいですね。



金馬車と出玉で争って欲しいものですが、金馬車もさくらに合わせている感じです。



この街にマルハンとかの有力店舗が進出してきて欲しいですね。



隣の駅にガイアがありますが、影響力はありません。



以上です。



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異業種参入の成功を祈る

15日、異業種から業界に参入する人のエントリーがありました。



不安な内容を感じ取れました。



しかし、パチンコ業界に限らず、どの業界でも異業種へ参入する時は、違和感があるものです。



昔、NHKの番組で公共事業の縮小に伴い、売上が激減した土建業者のことを紹介していました。



減少した売上げをカバーするために、畑違いの農業や介護事業に参入するわけですが、相当苦戦していました。



今までの自分たちがいた業界のノウハウや、やり方は通用しない。すべて0からのスタートで勝手は違う。戸惑うばかりでした。



だから、ホール業界に異業種から参入すると言う事は、それらと同じだと思います。



ホール業界には、ホール業界が50年以上蓄積してきた風土があります。



その風土は異業種から見たら異様に映ると思いますが、だからと言って非難される事でもありません。



この業界の未来は、安泰ではないでしょう。だからといって、直ぐに消滅するわけでもありません。



異業種から参入する時の不安は大きいのも理解できますが、参入すると決まっているのでしたら、そんな事をくよくよ考えても仕方ありません。



30年以上前に、日本人経営者がホール業界に新規参入した時の話を聞いたことがあります。



当時は出店妨害だけでなく、組合では村八分。相当、苦労したそうです。



しかし、今では大手ホール企業の一角を占めるまでに成長をしています。



どの業界でも、異業種参入は大変なので、どっしりと腰を据える気持ちをもって欲しいと思います。



開店の成功を祈ります。



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ひねりゲージで稼働を上げるその5

いくらワタリの角度を変化させても、釘1本1本がバラバラでは意味がない。



釘傘を一直線でそろえると同時に、釘の左右角をそろえることで安定して釘の箇所に玉を弾ませることができる。



そして、技術を数値化することで、誰でも作成することができ、各台ごとのバラツキが軽減できる。



図解



一つのブロックを直線として考え、その凸凹と歪をなくします。



悪い例



凸凹している

各釘が曲がっている



メンテナンス後の理想的な釘





すべての釘を揃えることで玉のバラツキを軽減して、安定した玉飛びをすべての台で提供することができる。



一見、難しそうだが、技術を数値化することで誰でも作成できるようになる。



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ひねりゲージで稼働を上げるその4

ひねりゲージのことをこれまで文章で表現してきたが、分かりやすく図解にした。



通常のワタリ釘はこのように一直線で並んでいる。ここでのワタリ(道釘)とは、スタートチャッカーへ向かう数本の釘が連続しているブロックのことをいう。



そのブロックの端と端の釘を違う角度で結んで、強制的にワタリのブロック自体の角度を特殊なツールを使用して変化させることをいう。



そして、釘傘を一直線で結ぶことで、新しい傾斜の道釘を生み出すことが可能になる。



ワタリとは別名「道釘」といわれている。言葉通りスタートチャッカーへの道筋なのです。その道筋が急な坂だったどうだろう。

【ひねり前】



【ひねり後】



これをこの図のように命釘に近いほうから少しずつ角度を変えていく。



これによって玉のスピードをコントロールすることができるので、「命釘まで届かない」「命釘に絡まない」といった玉の動きを軽減することが可能になる。



【ひねり前】



【ひねり後】



このように傾斜角度が緩やかになれば、玉のスピードが殺されることはイメージできたかと思う。



つづく

ひねりゲージで稼働を上げるその3

パチンコ営業での顧客接点とはどこだろうか?



礼儀正しい従業員? 掃除の行き届いた清潔な店舗?



私が考える顧客接点とは、盤面に打ち込まれた1本1本の釘だと思う。



この顧客接点の真の解決ができて初めて、稼働が上がりお客さまを増やすことへとつながっていく。



礼儀正しい接客だけでは、売り上げは上がらない。



1発打ってみて、2発、3発と打ちたくなる。1000円使ったらもう1000円使いたくなる。お客さまが喜んで楽しんでもらえるためには、やはりスランプのない台を提供すること。



元ゲージをそのまま叩いてもダメ。それを業界全体で使っているからお客さまが減る原因だ。



何度もいうが、その解決策となるのがひねりゲージだ。



古い釘師の中には「ひねりゲージは邪道」と否定する人も少なくないが、心地いい玉の落下速度に味付けすることがひねりゲージで、お客さまは小刻みに動く玉の流れを目で見て楽しむことができる。



財務体質がしっかりして資金調達ができて、機械が買えるようになってもよそができれば、それは差とはならないが、パチンコ営業の基本である釘ができれが、会社の問題の70%は解決できる。



つまり、釘1本の顧客満足を作ることが、利益の積み重ねになる。



ここを今一番やらなければならない。



会社の理念が釘1本、1本に魂として打ち込まれているか、ということ。



これこそがコア・コンピタンス(Core Competence)。 他社に真似できない核となる能力となる。


ひねりゲージを実践しているホールが九州にあります。ここは入る前は1万3000個稼動でしたが、ひねりゲージを実践するようになって1万8000個稼働まで上がってきています。



ここでは元ゲージとひねりゲージの2つを作って試し打ちをしたところ、100人が100人ともひねりゲージの方が心地いい、と。



打つならひねりゲージ、という評価をもらっている。



ところが、ひねりゲージは「甘い」というのが大方の見方。ゲージが甘いというのは、業界では利益が取れない=使えないことを意味する。



そこでホールは利益を取るためについつい辛いゲージにしてしまうが、この行為こそが不味い料理を提供して、お客さまに「来るな!」といっているようなもの。



甘い、といわれるひねりゲージで利益が取れるようにするには、釘の技術が伴わなければできない。



つづく



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