私も5スロユーザーの一人として、演出やゲーム性を楽しみ、まったりと打っています。
一物一価の問題もあり、5スロも等価交換での営業となっている店舗がほとんどです。
5スロの場合、1万枚稼働の玉粗15銭で日1,500円の粗利で営業しているのが一般的です。
20スロで例えると、1万枚稼働で6,000円の粗利になります。
等価交換のケースの場合、1万枚稼働で5スロの日粗利1,500円だと出率97%になり、ほとんどが設定1にならざるおえません。
店舗を運営するには、人件費や水道光熱費、機械代などの様々な経費がかかりますので、1台あたりの1日の粗利1,500円は必要になります。
5スロは敷居が低く、気軽に遊べますが、ほとんど設定1なので、あまり期待感がありません。
同じ1万枚稼働で玉粗3,000円の20スロだと、出率98,5%になるので、ベースを97%弱の設定1にすれば、設定6をかなり使用出来ます。
パチスロの面白さの醍醐味は設定6をつかんだ時にあり、5スロだとほとんど味わうことが出来ませんが、優良店の20スロだと設定6を味わうことが出来ます。
5スロもある程度の運営面に目をつぶって、1万枚稼働で出率98%まで上げ、日粗利1,000円まで落としたら、もっと面白いんじゃないかと思いますが、5スロにも新台や準新台を望んでいるユーザーもいて、機械代などを考えると、なかなか難しい課題です。
そもそも、5スロで勝ち勝ちくんを使っての設定判別をしている人も少なく、5スロにはあまり高設定を期待していないユーザーがほとんどで、純粋にパチスロの演出やゲーム性などを楽しんでいますので、設定云々を言うことはナンセンスなことかもしれませんが…
ART機の天井が1,000G前後なので、1万円あれば確実に天井に到達して、初当たりがきますので、5スロは今の時代と機械に適していて、ニーズがあり、ユーザーも多くいます。
5スロは1パチと同じように、純粋にパチスロを楽しむライトユーザーのための大衆娯楽として年齢を問わず、ユーザーが増えていき、無くてはならない位置づけになっていくでしょう。
最近、2スロの店舗も見かけ、低貸合戦になっています。
この先、1スロの店舗も出てくるでしょう。
こうなると、ゲーム感覚になりますので、それならばスマホなどのゲームでいいということになり、ギャンブルでもなくゲームでもない、どっちつかずの設定1ばかりの超低貸スロットは、一時期流行った4号機や古い名機などを集めたパチスロ専門ゲームセンターが廃れていったように、徐々に落ちていくと思います。
最後になりますが、パチスロで一番面白いのは20スロの設定6を打つことではないでしょうか?

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