パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

多店舗展開・パチンコ店ビジネスのプロになるための勉強会追加募集のお知らせ

旧規則機が稼働していた1月までは圧倒的に強かったホールが、2月以降は顧客が離反し稼働が低迷しているケースがある。その一方で、逆パターンのホールもある。1月よりも新規則機オンリーとなった2月から客数を上げている。この違いはどこにあるのか?

「ズバリ、品揃えです。強かった店から離反したお客様は2月以降の品揃えに不満を持っていたということです。品揃えの充実度を的確に訴求するだけで単純に業績が上がっています。お客様は品揃えを求めて回遊しているからです。これは4号機から5号機に移行した時に実践した手法ですが、周りのホールが5号機で稼働が低迷している時に、5号機で客数を増やしていたので不思議がられました」と話すのはアミューズ・ファクトリーの宮川雄一社長。

ホール経営において遊技機は商品の核となる。機種選定の目利き力は重要になるが、目利き力だけでは商売にはならない。また、どんなホールが流行っているか、という情報もあるがこれを真似ただけで稼働が上がるわけではない。遊技機のことを語る人はいても、業界の将来を語る人はいない。

業績を上げるには、業績を上げた人に教えてもらうしかないパチンコ業界で必要なことは、パチンコビジネスのイロハを体系的に学ぶ場であろう。

「飲食業界では売り上げに直結する接客をやっていますが、パチンコ業界の接客は売り上げに直結するものが足りません。会員分析でもリピーターにつながるセオリーが追求されていないのがもったいない。GWにオープンした支援先は島の客動線とレイアウトから入りました。丸投げしていると死島ができるレイアウトになっていましたが、満遍なく台を選んでもらうには、死島があってはなりません。現場が成果を出せるハコを提供するのがオーナー様の役目で、メーカーやデザイナーさんにまかせっきりではダメです。過去の良かったことと悪かったことを記録していくだけでも組織の理論・ノウハウになっていきます」(宮川社長)

アミューズ・ファクトリーでは、業界で不足しているパチンコビジネスの体系的な学び場を提供しているが、5月17日には第16回となる多店舗展開のプロになる勉強会並びに、パチンコ店ビジネスのプロになる勉強会をwebセミナー形式で開催する。当日参加できない人のためには、後日ストリーミング配信も行われる。

多店舗展開のプロになる勉強会の趣旨

多店舗展開のためのノウハウが不足していることが原因で「マネジメントの壁」などによって伸び悩んでいます。完全禁煙・完全新規則機時代へ移行する環境変化で、減収減益が当たり前の状況だからこそ、多店舗展開の上手さが必要になってきます。そのためには多店舗展開のプロを社内で抱える必要があります。

多店舗展開のプロになる勉強会では、収益性が高いチェーン店になるために必要なテーマを定期的に取り上げ、自社に持ち帰ってチェーン店として必要な仕組みづくりや基盤づくりに取り組む機会を提供しています。

パチンコ店ビジネスのプロになる勉強会の趣旨

パチンコ店ビジネスの仕事をしている以上、店舗ビジネスのプロでありたいと考えています。プロである以上、誰よりもビジネスの本質について研究熱心であったり、探求する姿勢が必要です。

パチンコビジネスのプロを自負するために次のことが欠かせません。
① 店舗ビジネスの基本的な営業ノウハウが体系化できていること
② 繁盛店になるための条件定義が理論的な背景をもって再現可能なほどに具体的であること
③ 新規出店を成功させるためのマーケット分析ができ、店舗開発ノウハウ、プランニングノウハウも体系化できている
④ 稼働予測・売り上げ予測を精度高くできること
⑤ 不振店を再生するノウハウを体系化できていること
⑥ 多店舗展開に関するノウハウやチェーン店マネジメントノウハウを修得できていること
⑦ 他の店舗ビジネスにおける先端的な動向を把握していること

以上のことなどを踏まえ、パチンコビジネスのプロになりたいと意欲的な人に学びの場を提供しています。

多店舗展開のプロになる勉強会並びに、パチンコ店ビジネスのプロになる勉強会の問い合わせ先はこちら。なお、初回参加者に限り、パチンコ日報を見たといえば、参加費の割引が受けられる。


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景品交換所のインボイス制度に対応する自動接客支払いシステムが登場

4パチ、20スロが揮わず、低貸しコーナーが盛況になることでホールの売り上げは減少する一方だ。それに伴い、景品交換所を維持するのも大変な時代が迫っている。

「1日300万円ほどの交換金額でインボイスが始まったらキツイ。これで消費税を払ったらやっていけない。支払いの猶予期間を過ぎた5年目はまともに消費税を払うことになる。そうなると最低労働賃金を割る安い給料で働く人がいない限り、運営できない」(景品交換業者)というように青息吐息の状態だ。

インボイス制度は2023年10月1日から導入される。正式名称は「適格請求書等保存方式」。これは所定の記載要件を満たした請求書を「適格請求書(インボイス)」と呼ぶ。インボイスの発行または保存により、消費税の仕入額控除を受けることが可能となる。

で、インボイス制度とパチンコ業界ではどの部分が問題になるかと言うと、特殊景品の景品交換所でその問題が発生する。

景品交換所は客から特殊景品を仕入れて、それを景品卸会社に転売する流れになっている。客は適格請求書発行事業者でもないので、仕入税額控除を行うことはできない。

ただ、インボイス制度には特例措置が設けられている。それは適格請求書の交付義務免除で、買い手(景品交換所)は、一定の記載をした帳簿のみの保存で、仕入税額控除が可能になる。

インボイス制度にも対応しながら、景品交換所が抱える様々な課題を解決するのが、イミテックが開発した「ISK自販機システム」だ。


導入1号店は3月9日、神戸・新開地に新設された交換所。1000台オーバーの大型店の景品交換所業務の省力化に一役買っている。



賞品の受け取りから現金の払い出しまでをすべて全自動化。お客さんは大型モニターに映し出される実写モデルの案内に従うだけで、一連の交換がスムーズに完了する。

交換所の従業員の仕事はバックヤードでの賞品管理と現金補充ぐらい。何よりも現金の渡し間違いなどのトラブルもなく、精神的に楽に業務に専念できるようになった。大型店で複数の窓口がある景品交換所でも1人で業務を賄える。身体にハンディキャップがある人の雇用にもつながり、SDG’sにも寄与する。

防犯面では手順を案内する大型モニターの上の方に、お客さん自身の姿が映し出される。「見られている」「録画されている」といった意識が働くために、犯罪行為を未然に防ぐ抑止効果となっている。


省力化、セキュリティー強化に加え、インボイス制度にも対応する。

景品カウントの信号をシステム内部で処理することにより、個別の交換取引結果をデジタルデータとして保存する。データはエクセルを始めとする各種税務申告用の取引データに加工することができる。売り上げデータの帳票として保管することで、消費税の仕入額控除を受けることが可能になる。


なお、実写モデルは季節ごとに衣装を変えて接客してくれる。通常はスーツやメイド姿だが、夏は水着、秋にはハロウィン、冬はサンタ姿で出迎えてくれる。

景品交換所のインボイス制度に対応する自動接客支払いシステムのお問い合わせはこちらまで。


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転換期の2022年を乗り越えるための戦略とは

旧規則機の撤去を1月末で終える2022年は、新規則機へ完全に移行することでパチンコ業界の転換期になることは、誰もが承知しているが、その先にどんな未来が拓けるのかは見えていない。

暗い業界の将来に見切りをつけるホール経営者もいるだろうが、今後もホール経営で成長を目指すのであれば、新規則機へ移行させるレベルではなく、次の一手が必要になってくる。

「スロットは6号機へ買い替えればいいというものではありません。何よりも遊技機の変化の視点が必要になってきます。6号機の事実も明らかになり、6号機に比べ売り上げ、粗利が上がる4円パチンコを増やしましょう。これでは6号機対策の答えが出せているとはいえません。本当にスロットのお客様は思惑通りに4円パチンコを打つのでしょうか? その答えはお客様が決めることです。4円パチンコを強化しただけでは、転換期を乗り越え、新規則機時代を解決することはできません」と話すのはアミューズ・ファクトリーの宮川雄一社長。

6号機がダメなら売り上げ・粗利が上がる4円パチンコ強化とは、業界セミナーなどで各スピーカーが異口同音に提唱していることでもある。短期決戦の短絡的思考ではなく、中・長期で腰を据えた戦略も必要になってくる。

「4号機から5号機へ移行する時もスロットはゼロにはなりませんでした。同様に減台することはあっても、6号機を楽しむ人がいることも事実です。ベニヤ板を貼るような対応の浅さではなく、どういうスロットコーナーを提供するかが重要になります。射幸性とは違う楽しさを提供する。引き続き6号機を打ってくれるお客様が不在にならないためにも、初動が重要になってきます」とした上でさらにこう続ける。

「2022年を転換期のチャンスにするための戦略性が必要不可欠となります。人は見つめる風景や立ち位置に応じて意思決定が変わります。経営戦略と営業戦略の的確な構築を通じて、チャンスをつかみ取れるイメージが風景として見えてきます。そんなお手伝いを今回のセミナーでは行いたいと思います」(同)

アミューズ・ファクトリーでは「転換期の2022年を乗り越えるための戦略」と題して1月13日(木)にオンラインセミナーを開催する。

プログラムは2022年を乗り越えるための経営戦略編と営業戦略編の2部構成となっている。

■経営戦略編(13:00~15:00)
①戦略の対象とすべきテーマ
②戦略構築に必要不可欠な視点やヒント
③2022年版経営戦略へのアミューズ・ファクトリーからの提言

■営業戦略編(15:30~17:30)
①戦略の対象とすべきテーマ
②戦略構築に必要不可欠な視点やヒント
③2022年版経営戦略へのアミューズ・ファクトリーからの提言

転換期の2022年を乗り越えるための戦略についてのお問い合わせはこちらから。




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消費をリードする女性客回帰にホールで必要なこととは

働く女性が増えたことでライフスタイルが多様化している。それに伴って女性の消費行動や消費心理も変化している。様々な業種で女性マーケティングが隆盛を極める中、パチンコホールは依然としてその切り口を見いだせていないのが実情である。

では、なぜ様々な業種が女性を集客のターゲットにするのかと言えば、女ゴコロを掴むことで商品が売れるからだ。さらに、消費意欲の高い女性自身を顧客にするだけでなく、口コミによる宣伝効果が見込めるというメリットもある。

女性マーケティングを具体的にパチンコホールに限定すると、次のようなことが挙げられる。

①店舗イメージの向上
②男性客を集客する副次的効果
③SNSへの反応

しかしながらコロナ禍におけるパチンコファン回帰率の中で、女性ファンの戻りが芳しくない。

女性の集客率を上げるには、女性の性質や購買行動の特徴を把握することが何よりも重要になってくる。

■女性集客に必要なもの

① ホール環境 
清潔なトイレ
多くのホールが綺麗なトイレに設備投資済み→コロナ禍の経費削減で社員清掃に切り替えたホールは、管理を徹底させる必要がある。

清潔な台
とにかく女性は不潔を嫌う→コロナ対策でほとんどの店が対応済み。

清潔な空間
女性は衣類や髪の毛にタバコの臭いが付くのを極端に嫌う→昨年の改正健康増進法ですべてのホールが実施済み。

と挙げてみると、実は多くのホールの環境整備は整っている。

② 機種構成
今夏から年末にかけて導入されるメインタイトルは、以下の通りほとんどが男性向けコンテンツだ。
 6月 P牙狼(男性:女性比率=9:1)
 7月 P沖海5(男性:女性比率=7:3) 女性は中高年メイン
 8月 PガンダムUC(男性:女性比率=9:1)
 9月 Pデビルマン(男性:女性比率=9:1)
 
11~1月
P北斗9(男性:女性比率=9:1)
P慶次(男性:女性比率=9:1)
Pキン肉マン(男性:女性比率=9:1)
P牙狼再販(男性:女性比率=9:1)

従来のテッパンネームだけの新台入替では、女性の受け皿不足が益々加速するリスクがあることが分かる。 

今後の秋冬商戦で20~40代女性客を集客できる可能性は、メインタイトルのPエヴァ後継機、Pとある後継機を中心に噂機種となっているPマクロスを選定候補に男性メインの機種構成に偏り過ぎない戦略的な入替が必要となってくる。
 
③ イベント、景品等の集客施策
端玉景品は女性好みのアメニティグッズや詰め放題イベント等で好評を博した事例があるように、景品もおざなりでは女性客を集客できない。

以上のように、女性マーケティングには、戦略的な機種構成、集客施策が必要になることは言うまでもない。漸減する遊技人口に歯止めをかけるためにも、業界を挙げて女性客回帰に努めることが、2022年を乗り切る活路にもなる。


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水道の蛇口でクラスター、パチンコ店のハンドル、レバーは大丈夫か

昨年末、都営地下鉄大江戸線の運転士ら38人が新型コロナウイルスに集団感染した原因が、保健所からの指摘で、水道の蛇口だった可能性が高かったことが判明した。せっかく手を洗っても、最後は蛇口を触ることでウイルスが感染したことになる。

運転士の間でクラスターが発生したため、大江戸線は昨年12月27日から1月11日まで、通勤ラッシュ時を除いて運行本数を約7割程度に減少せざるを得なかった。

このニュースをパチンコ業界は他山の石としなければならない。

「パチンコ店では換気能力が高く、会話もしないので、クラスターが発生していない」と業界人は胸を張っていたが、遊技客が必ず触る遊技台のハンドル周りやレバー、ボタンから感染者を出さないためにも、改めて小まめな抗ウイルス、除菌作業が求められる。

それでなくても、「クラスターが発生していない」ことに慢心しているのか、昨年の緊急事態宣言が発令された時と今回の緊急事態宣言では、現場で緊張感が薄れているホールも少なくない。

対策として小まめな清掃も必要だが、一度施工すれば3年以上は効果が持続する抗ウイルス対策を施すのも一つの方法だ。関西の複数の私鉄大手が車両の抗ウイルス対策に採用している無光触媒「エコキメラ」という商品がそれ。

同様の商品では光触媒がある。光触媒は光を当てると触媒作用を起こし、付着したウイルスなどの有害物質のみを触媒し、無害な水や二酸化炭素などに分解する。

「エコキメラ」は無光を謳うように、光を必要としないことが最大の特徴で、光が届きにくい建物内や夜間でも空気中に水分があれば、表面接触活性により抗ウイルス、抗菌、消臭などに24時間効果を発揮する。

また、「エコキメラ」は人体に害がないリン酸チタニアを主成分に、暗所でも抗ウイルス、抗菌、消臭などの効果を発揮することが注目され、公共交通機関などでの採用につながっている。一番重要なウイルスに対しては約5分で99.97%減少させることが第三者機関の試験で実証されている。

パチンコ業界で「エコキメラ」を取り扱う㈱グレイトは、平川商事(大阪府)が経営する「アロー」チェーン23店舗全店に施工を完了させている。




「お客様にできるだけ安全で安心して遊技していただくことをアピールするために、施工を依頼しました。特にご年配のお客様はコロナ対策には敏感ですから、ハンドルを握っても安心していただけます。遊技機コーナーなどは照明を落とした後の閉店後でも効果が24時間継続するところが決め手となりました」(エリアマネージャー)



ホールの入口ではデジタルサイネージを使って無光触媒コーティング対策を取っていることをアピールするだけでなく、入口ドアには抗ウイルス剤施工済みのシールが貼られ、安心感で他店との差別化を図っている。



ちなみに施工費用は台当たり800円。今ならカウンター周りや喫煙ルーム、トイレの施工がサービスで行われる。

ホール以外ではパチンコメーカーのショールームにも施工されている。

エコキメラの問い合わせ先はこちらまで。



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