「ズバリ、品揃えです。強かった店から離反したお客様は2月以降の品揃えに不満を持っていたということです。品揃えの充実度を的確に訴求するだけで単純に業績が上がっています。お客様は品揃えを求めて回遊しているからです。これは4号機から5号機に移行した時に実践した手法ですが、周りのホールが5号機で稼働が低迷している時に、5号機で客数を増やしていたので不思議がられました」と話すのはアミューズ・ファクトリーの宮川雄一社長。
ホール経営において遊技機は商品の核となる。機種選定の目利き力は重要になるが、目利き力だけでは商売にはならない。また、どんなホールが流行っているか、という情報もあるがこれを真似ただけで稼働が上がるわけではない。遊技機のことを語る人はいても、業界の将来を語る人はいない。
業績を上げるには、業績を上げた人に教えてもらうしかないパチンコ業界で必要なことは、パチンコビジネスのイロハを体系的に学ぶ場であろう。
「飲食業界では売り上げに直結する接客をやっていますが、パチンコ業界の接客は売り上げに直結するものが足りません。会員分析でもリピーターにつながるセオリーが追求されていないのがもったいない。GWにオープンした支援先は島の客動線とレイアウトから入りました。丸投げしていると死島ができるレイアウトになっていましたが、満遍なく台を選んでもらうには、死島があってはなりません。現場が成果を出せるハコを提供するのがオーナー様の役目で、メーカーやデザイナーさんにまかせっきりではダメです。過去の良かったことと悪かったことを記録していくだけでも組織の理論・ノウハウになっていきます」(宮川社長)
アミューズ・ファクトリーでは、業界で不足しているパチンコビジネスの体系的な学び場を提供しているが、5月17日には第16回となる多店舗展開のプロになる勉強会並びに、パチンコ店ビジネスのプロになる勉強会をwebセミナー形式で開催する。当日参加できない人のためには、後日ストリーミング配信も行われる。
多店舗展開のプロになる勉強会の趣旨
多店舗展開のためのノウハウが不足していることが原因で「マネジメントの壁」などによって伸び悩んでいます。完全禁煙・完全新規則機時代へ移行する環境変化で、減収減益が当たり前の状況だからこそ、多店舗展開の上手さが必要になってきます。そのためには多店舗展開のプロを社内で抱える必要があります。
多店舗展開のプロになる勉強会では、収益性が高いチェーン店になるために必要なテーマを定期的に取り上げ、自社に持ち帰ってチェーン店として必要な仕組みづくりや基盤づくりに取り組む機会を提供しています。
パチンコ店ビジネスのプロになる勉強会の趣旨
パチンコ店ビジネスの仕事をしている以上、店舗ビジネスのプロでありたいと考えています。プロである以上、誰よりもビジネスの本質について研究熱心であったり、探求する姿勢が必要です。
パチンコビジネスのプロを自負するために次のことが欠かせません。
① 店舗ビジネスの基本的な営業ノウハウが体系化できていること
② 繁盛店になるための条件定義が理論的な背景をもって再現可能なほどに具体的であること
③ 新規出店を成功させるためのマーケット分析ができ、店舗開発ノウハウ、プランニングノウハウも体系化できている
④ 稼働予測・売り上げ予測を精度高くできること
⑤ 不振店を再生するノウハウを体系化できていること
⑥ 多店舗展開に関するノウハウやチェーン店マネジメントノウハウを修得できていること
⑦ 他の店舗ビジネスにおける先端的な動向を把握していること
以上のことなどを踏まえ、パチンコビジネスのプロになりたいと意欲的な人に学びの場を提供しています。
■多店舗展開のプロになる勉強会並びに、パチンコ店ビジネスのプロになる勉強会の問い合わせ先はこちら。なお、初回参加者に限り、パチンコ日報を見たといえば、参加費の割引が受けられる。

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