マーケティングはよく政治に例えられるが、政権を狙うなら国民の大多数にうけるマニフェストを発表する。熱狂的に支持する人は少ないが、幅広く票を取れる。
一方、一部の人が喜ぶ限定的なマニフェストでは、多数の票を得られないから選挙には落選してしまう。しかし、一部の人は熱狂的に支持するかもしれない。
現在、家電業界の政権はヤマダが取っているが、ある地域の高齢者に圧倒的支持を得ているのは
ヤマグチ。
全体的な売り上げ、一般の支持ではヤマダに勝てないが、お年寄りの「お店まではなかなかいけない」「電化製品のことが良くわからない」というニーズに応えられるのはヤマグチだけ。
ヤマダはそんなことはしない。割に合わないから。
そのおかげで競合がいないので高価格でもビジネスが成立している。
逆に言えば高齢者が多くいる地域でのみ成立するビジネスモデルであり(多分)、マンパワーが必要になればなるほど売価は上がる。売価を上げないと維持できない。
これをパチンコ店にあてはめるとどうなるか?
たしかに幅広い層をねらうとしたら、出玉合戦や新台入替になるだろう。
しかしそれはヤマダの戦法。
ヤマグチなら高齢者?女性客?初心者? 目に見える売価がどうこうよりも顧客へ「価値」を提供できるかどうか。
その地域にあったニーズを絞って提供できれば、その分野でならあの大手よりも上に立てるかもしれません。
そして、そういう分野をひとつずつ積み重ねていく。
個人的にもっとも強力な来店要因だと思うことは
・家が近いこと
・常連同士、客と従業員など人と人とのコミニュティができていることですね。
主に常連同士があそこに行ったら、あいついるかもとか、店内で大当たり確定画面で席を立って知り合いにジュースをおごって喜ぶ顔を見たり。もう、出玉なんて関係ないよね
パチンコで生活しようって訳じゃないから。ただ、お金は限られているわけで、最後はそんな中で遊べて、触れ合えて楽しい思いができるかどうかですよね。
だから、今の業界にはびこる新台入替→抜き→新台入替の流れにはうんざりです。
以上が10年以上前のア太郎さんのコメント。
その後の現状は、遊技機のスペックは史上最高に玉がでるように仕上がっているのに、これで遊技人口が減るということはどういうことか。
それは特定日などのイベントで放出した出玉は、パチプロや軍団などの病的ギャンブラーがブッコ抜いているから。プロを呼んで頭数を揃えて喜んでいる考え方をバッサリと捨てなければ、パチンコ業界的に「いい客=パチンコを楽しむ客」と言われる中級者の育成につながらない。
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