パチンコ日報

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自己分析のススメ

■アンケートの主旨



業界の厳しい折につき、営業の舵取りを仕切る幹部の資質と役割と指導力は業界史上、かつてない切実な要求性となっております。



それは成績をあげる幹部集団の活性化=組織づくりこそ緊要な問題であります。暗黒の業界世情でお客さまの消費欲はますます低落して稼働の底に彷徨いつつ、廃業へと追い込まれています。



それでも、まだ旧態依然とした単純な機械入替とチラシとイベント競争に明け暮れしている実態が足枷となり、成績の先行きを圧迫いるといっても過言ではありません。



しかし、業界の激情とは裏腹に人のアタマとウデとハートによる戦略、戦術、戦意が優先されて真の独自的価値判断を、せねばならない日が時々刻々と逼迫しています。



そこで、まずは営業幹部の組織能力の実情の判断をアンケートにして、分析整理をして見ることは大変有意義な機会ではないかと思うのであります。



■アンケート項目の判断目的は下記の通り



1 達成意欲力

2 企画立案力

3 現状認識力

4 決断力

5 実行力

6 指示徹底力

7 統制力

8 責任感

9 権限委譲

10 企業意識力

11 専門知識

12 情報収集力

13 計画力

14 調整力

15 提案力

16 補佐力

17 協調性

18 調和力

19 意見表現力

20 意思伝達力

21 理解度

22 指導力

23 評価力

24 ノウハウ化

25 信頼度

26 個性尊重度

27 情緒安定性

28 無私

29 向上心

30 謙虚心



■評価の参考基準     

下記の参考基準をイメージして自己採点してみてください



評価点数イメージ
90~100最優秀決勝進出
70~89優 秀予選通過
50~69普 通予選候補
1~49×落 第予選落ち






×
9070501
                    項目
100896949
1目標達成に対する意欲は高いか1
2目標・方針を達成するための企画立案力はどうか2
3現状を広く明確に認識する力はどうか3
4適切な意思決定をタイミングよく下しているか4
5決断したことを実行に移し、執念をもって遂行しているか5
6部門の目標・方針を明確に部下に明示しているか6
7部門の業務状況をつねにチェックし、修正・調整しているか7
8結果について、すべて自分が責任をとるという自覚があるか8
9任せるべき仕事は任せ、その経過をチェックしているか9
10つねに自分のことより会社のことを考えて行動しているか10
11担当業務の知識・技能はすぐれているか11
12情報を的確に収集し、適切に活用しているか12
13業務遂行では、計画的でムダはないか13
14部門との連絡調整をはかり、担当部門への有効的協力を得る力は14
15上司に対して建設的な意見・提案・説得する力は15
16上司に対する情報提供・連絡報告・代行等の補佐活動は積極的か16
17上司・同僚・部下等とうまく調和して仕事をすすめているか17
18人間関係の折衝・調和能力はどうか18
19自分の考え方を明確に表現できるか19
20部下に対して、方針や全体の動向をよく知らせているか20
21部下が何を考え、何を要望しているか的確につかんでいるか21
22部下が能力を発揮できるよう、実践的に指導しているか22
23部下の仕事に対する評価は、適正・的確か23
24自分の経験をノウハウ化し、定義化し、部下に教えているか24
25部下から信頼されているか25
26部下の性格・考え方・立場を理解し、尊重しているか26
27議論するとき、自分の感情をコントロールできるか27
28対応が公平か、不平、不満的でないか28
29他人から学びとろうとする積極的な態度があるか29
30いつも自分を見つめ、素直であるか30




※評価点数は自己採点性のために、主観的になりがちではありますが有りのままを書いてください。



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カネもってやめることができるのが大手、家族の生命と将来まで犠牲にするのが弱小店舗

手形を切るのが快感なのか!?


私もかつては、機械の買い物に狂って、のめり込んでいた時代があったが、戦略の入替えができないほど、愚かなことはない。



「競合店舗にはない機械をトップ導入するのだ!」と意気込んでいる店舗が何と多いことか。



仮に地域一番でトップ導入しても、次の日に近所の大手が入替えすれば、稼動が激減。それに対抗して出玉で勝負だと玉を出せば出すほど多少のお客は維持できるけど、もうその時には粗利実績がムリをしている。



だから閉める。閉めたらら散る。



じゃ、今までの赤字はムダ玉と化す。このジレンマに置かれて何十年の月日が経ったことか。



それでも懲りずにやる。



お客が来るのは一時のこと。その一時のために、地域一番で機械を抱き合わせで大量導入を条件で買う。そ



れで1週間もしないで客は散る。わかり切った事ではないか。それでも周りの忠告をふりきって、分別のつかないほど、アホなほど繰り返しやる。



よっぽど機械の入替が好きなのか、手形を切るのが快感なのか。



いや、真のところは、機械の入替戦略をもたない、人間たちの機械の投売り祭りの露天市を彷彿とさせる。



もうここには、戦略の入替とか、人間の入替とかはない。間違って、「新台入替は心の入替えだ!」とでもいったら、大変に異様な人間扱いされるのがオチである。



愚かな戦略実態が氾濫しているこの業界が嘆かわしい。



その当人の私もかつては、機械の買い物に狂って、のめり込んでいた時代があった。アレジン、エキサイト、ソルジャー、フルーツパンチ、ドリームセブンなどの時代には現ナマをもって、我先にと走り回っていた。



しかし、あの後ピタリとやめた。とにかく、機械屋には定期券をもって通勤するような感じで入り浸りになってしまっていた。



でも、この時から「もう、これから先には方針の大転換がない限り良い機械はでない」と断言した。



それからも社会的不適合機の名目で次々と規制は強化されて機械の体力は弱体化していった。



でも、入替戦略を変えようとせずに、機械導入ばかりに走っている。



大手も大変だというけれど、破綻にあたっては、弱小店舗の一家離散ほど惨めなものはない。



カネもってやめることができるのが大手、家族の生命と将来まで犠牲にするのが弱小店舗である。



所詮、弱小店舗のハザマで生きる人間にしか理解のできない極限のつらさがある。



それでも変えない、変えようとせずに固定観念から脱皮しようとしない経営者もいる。


俺がわるかった!でも大概は半年もなれば



「俺が悪かった!・・・(泣き泣き泣き・・・)」と詫びる経営者もいる。



「せめて1年前にお会いできていたら、店はこんなにもならなかった…」と深々とアタマをさげるのである。



わたしも、つかさず返す言葉がある。



不思議にも半年もなれば、経営者から出る言葉の共通語である。だから、返す言葉も決まっている。



「社長…そんなことが1年前にわかっていたら、店舗のこのような悲惨な状態は免れていたかも知れないですね。だったら、こうして会うことすらなかったでしょう…」と。



なんと、いんがな出会いをしているのかと、思うだけでも胸の切なさを押さえきれなくなる。



そんな光景を何度見たことやら。本当に嘆かわしい。



大手だって、大量の機械導入で早とちりしている。導入機械は成功している機械の何%に過ぎない。



それだけ、見たことも聞いたこともない機械を営業するのはとても困難なことである。



そして、採算的な稼動水準までの認知を短期間で獲得するには、おカネと時間がかかる。



なじみのない機械を導入する場合は、先ずは大手にモニターになってもらって、高割数で営業してくれれば好都合。



お客はその機械に慣れてくれて、ウチが導入する時には通常の割数で営業も可能になるから、これがチャンスと思って、弱者独自の放出戦略を着々と進行させていけば良い。



悲観することもなければ、気落ちすることもない。



しかし、試練の時だ。



心から応援したい!



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店舗破綻は豪遊のツケ

商店街のアケードに面しているパチンコ店舗の建物の取り壊し中である。

かつては商店街で3店舗の経営を独占していた。



どこも参入できない聖域であったのに…



破綻のキッカケは賭博。



長男、次男、婿と平等に渡した店舗も借金の「かた」に押さえられ、債権回収機構の手に渡りすったもんだした。



再生の道は閉ざされてまま。



四国で鉄くずなどしていくらか蓄えた資金をもとに、開業したのが終戦後まもなく。



莫大な財産を残しながらも、賭博でなくしてしまった。



親は墓場のそこで、馬鹿息子を悔やんでいるかもしれない。



ふと思い出すのは東海地方の10店舗が潰れた時にもそうだ。



連日連夜の豪遊。



店のカネをふんだくっては、東京から友達を呼んでは遊びまくっていた。



店舗営業の施策など考えるわけがない。



札束を握りしめての豪遊もいつも大勢連れて毎日毎晩だったという。



豪邸であった親の家は、こじんまりとした所に移転した。



店舗はそこそこの立地にあり、資金的な余裕もあり、銀行も好意をもって積極的な貸し出しをしていた。



やはり「馬鹿息子」が親の財産を食い潰すのは、良く耳にすることだが、情けない。



そんな豪遊するカネがあるのなら、10万円でも店長の給料に上乗せしてあげたらどんなに張りきるだろうか。



かつての勢いに比べ、いくらか小康状態をたもっているとはいえ、今後も5年程度で20%~25%の会社がなくなると、予想するリサーチ会社もある。



その可能性がないとはいえない。



わずか10年間ほどで18000店舗から12000店舗になった事実を思い起こせば、現実離れした数字ではない。



平均的に推移したとするならば、1年間で500店舗がなくなることになる。



5年間で2500店舗。ふるいに残るのは5年後には1万店舗となる。



ここにはいうまでもなく、経費、税金を払ったあとの、キャッシュフローはなく、損益分岐点を前後しながら、数億、数十億の負債がある店舗もかなりある。



遊んでばかりで店に出ない、高飛車、横柄、見栄っ張り、生意気、大声でどなり散らすなど。



店長ならびにスタッフに優遇するなどおろか、社会貢献など眼中にもない。



ポッケに隠すことばかりに日夜苦心している。



お客さまは利益マシーンで、お客さまの顔なんか見ようともしない。



人を信用しないなど・・・・・・・・・・・・・・・・・いっぱいある。



そんな昔ながらのパチンコ経営者特有のスタイルが沁みついてはなれない。

可哀そうな経営者がまだまだいる。



不景気のせいでも、業界の規制でもない。



豪遊のつけが明らかにまわっている。



いつの間にか庶民の気持ちをなくしたつけとしかいいようがない。



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崩壊の経路

今度の研修には、実は隠されたテーマがあった!

ここが分かればもう、怖くはない!



「パーラ○○○はなぜ、崩壊したか」である。



これをいつも脳裏に霞めて、シッカリと体感し続けることは、もう敗者にはならないコツを積んでいることになる。



何故ならば、その過程は間違いなく敗者から脱皮する時であるからだ。



今回の研修では、○○○の異変に思わず唖然として、その瞬間にみんなが驚きと溜め息を吐き、言葉を詰らせた衝撃を決してわすれないであろう。



ここであなたが目撃したのは何か!

実はあの時、会社内部にはとんでもない、あることが起きていた!



しかし、悲しいことに失敗の原因が隠蔽されていることを、いまだに誰も気づいてはいない。



体質を変えないままに、また富山湾に程近い、広野に華やかな化粧をほどこし、華麗にドレスアップした豪華燦爛な大型店舗を出店させた。



「発想を変えずに!」である。



今までを続ける限り、営業は衰退して集客低下を招くだろう。



生きモノと言われる営業だから、単なる「資金力の差」だけでは生きられないことは、戦略に走った人間の自明の理にも拘わらず、また循環経路を辿ろうとするのはなぜか。



「いつか来た道」を、行くのが一番無難だからだ。



過去、何時だって豊富な資金力を盾に展開しながら、幾度も崩壊の岐路に立たされたのはなぜか。



まだ、そこに答えを見つけることもなく、またもや仁義なき戦い、戦略なき戦いが始まろうとしている。



「割数合戦は割数合戦にして負けていく」という真理を目の前にしながらである。



これは最も恥じるべく、明らかな「自滅」である。



アタマよりも割数のチカラ。



ウデよりも、設備の優位。



ハートよりも権威の振る舞い。



機械の大量導入で、出玉を出して…こればかりを注視する。



富山の海原に巨大な戦艦の出航も、やがては、エンジントラブルで沈没船になろうとは、誰が予測しようか。



しかし、日夜弱者の戦略に切磋琢磨する心ある人材のなかには、赤裸々に問題解明に挑む優れモノ達がいる。



我々のレポートが実証見聞として、崩壊の経路が歴然と明かされ、正当性が証明される時がまもなく来るであろう。



沈没するとは、誰しも考えたくはないが…



ここ数年、業界の厳しい折に、自分の姿を見失った経営陣は数知れない。

生死を覚悟した、必死な姿で挑戦する業界の人間模様が切迫して見えないのはなぜだろうか。



5年前には危機感がいっぱいの戦場の指揮官が、いまや、何とあきらめムードが充満している。



どうりで、現場では姿も見かけないとおもったら、ひょっこり、繁華街に出没しているのはなぐさめなのだろう。



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雪はとっても暖かい

稼働7割ほどあって、ホールムードは熱気にあふれていた。



突然の雪、大雪である。



それもボタ雪なのであっという間に積りだした。



同時にお客も引き出した。

雪の降る日の客引きはどこも例外なく、何と退散の素早いこと。



ただ、翌日からの客数は予想以上に伸びていく。



注)雪の降り出した初日のお客の急激な減少の理由



車の雪支度がされておらず、車が農道の溝にハマッテイル光景は雪国では珍しくない。車の衝突が頻繁に発生して通行止めにあったり、渋滞でてんやわんや。



スノータイヤを履かずに、雪かき棒などがない状態では、もう完全にアウトである。



寒冷地帯の夜のアイスバーンは運転がうまくてもダメ。



運転べたナ私でも雪国の運転には自信がある。



国道のアイスバーンで逆回転して、やってくる大型トラックに跳ねられそこになって、一命を留めたこともある。雪国の失敗の数々が自信につながっている。



この時、私のアタマを瞬間によぎったのは、退散モードにスイッチを切り替えたお客様の不安要素を安心モードに変換してあげること。



それは車を被った大雪を取り除くことであった。



ホームセンターに急いで雪かき棒を取り寄せた。



早くしないとお客様が…必死であった。



先ず、お客様を運転席に誘導して、車のガラスの前後とまわりの雪をかいて、バッグミラーを拭いて、「気をつけてお帰りください!」と見送った。



ところが雪をかいても、かく上からまた積る雪にはマイッタ~。



大雪なのに下着は汗でビショビショになった。



大雪との葛藤、お客さへの「おもてなし」は演技では続かない。

「心のおもてなし」であったのは、暫くあとから気づいた。



ある時にサウナの化粧室で髪を整えていると、真横のお客様が「社長、私を覚えていますか? あの時に車の雪をかいてもらった者ですよ。あれから私はあなたの店に行ってます」



なんとも衝撃的な出会いである。



私の耳元に聞こえる情報は半年も遅く出回っていたらしい。

すでにこの話は人から人へと口コミで伝わり、人々の噂になっていたのである。



1店舗で300弱の店で設備の老功化、新台入替サイクルは競合の半分、最初は出玉の放出予算もままならない、こんな店にひとつの旋風が起きたのもこの時である。



「今だ、今が新台入替時期だ!」



このタイミングを一時もズラしてはならない。チャンス到来とみた。



判断は的中した!



お客様から頂いた口コミのお陰で「新台入替は心の入れ替え」に転換した。

心のおもてなしほど、最高のサービスはないと肝に銘じたのはこの頃(19年前)である。



それからというもの、新台入れ替え作戦の度に心の入れ替えにチャレンジを試みた。



今度の入れ替えの目的と性格などを戦略的意義として活発な論議が展開された。



利益計画と放出作戦との関係でお客様の気持ちに「点火!」できるものが何か。



機械は、接客は…



本当に燃えていた。「朝までナマスタッフ」といえば、少々こじつけになるかも知れないが、この時からちいさな単独店舗が地域を揺るがすように断然一番店へと変貌を遂げていった。



県下どこを見ても杜撰な接客が横行していた情勢のなかで、単純接客を飛び越えるホスピタリーの還元に一生懸命になれたのは、心底から喜ぶお客様の姿を素直に心の中でキャッチする人間愛が、スタッフの出動態勢を敏感にさせたのだろうと思う。



*このスタッフのお客様にあたえる出動態勢については、また詳しく述べる機会があると思う。





100台ほどの車を雪かきして、見送る時間3~4時間。お客様を見送る姿を見ていたお客さまとスタッフは心から挨拶を交換していた。



だから雪が降っても自分の責任です。

雪は決して冷たくなく、雪はとっても暖かいんです・・・・・・・



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