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コメ農家に支えられるホールの一喜一憂

北関東で営業するホールは、地域の人たちが日々の労働の合間を縫って集う場となっている。例えば茨城県の中には、市域面積の約40%が農地で占められ、そのうちの約70%が田んぼ、という市もある。このような地域特性を反映し、ホールの客層も農業従事者が多い。

あるホールでは、今年の1月1日から6日までの正月営業は、売り上げと粗利が前年同期比で7%もアップした。この成果に、店長は満面の笑みを浮かべている。この好調な売上の背景には、農家の常連客たちの存在がある。米価の上昇が農家にとって追い風となり、余裕が生まれた彼らがホールを訪れる機会を増やしたのだ。

米価の上昇により、農家の経済状況が改善し、結果としてホールの売上も向上するという好循環が生まれた。しかし、その一方でコメ農家には不安もある。特にアメリカファーストを掲げるトランプ大統領が再選、各国への貿易圧力が再び強まる可能性がある。

デンマークに対してのグリーンランドの購入やパナマ運河の管理権の獲得に向け、軍事力や経済力を行使する強硬姿勢をチラつかせている。日本も例外なく影響を及ぼすのではないかと懸念されている。

特に、トランプ大統領がカリフォルニア米の輸入を日本に強要する可能性があるという点が、コメ農家にとって大きな不安材料だ。日本米の平均価格が5kgで3500円に対し、カリフォルニア米は2000円と安価である。トランプ大統領の圧力でカリフォルニア米が日本市場に流入し、その味に遜色がなければ、物価に対して給料が上がらない家庭は価格の安いカリフォルニア米に流れてしまうことが十分考えられる。

トランプ大統領政権下で、コメ農家にとっての脅威が増大する可能性がある。コメ農家としては貿易戦争による影響を深刻に受け止め、対策を講じる必要がある。特に、政府との連携を強化し、国際市場での競争力を維持するための施策を模索することが求められている。

このような状況下で、日本のコメ農家は将来の不確実性に備える必要がある。米価の上昇に浮かれているだけではなく、国際情勢の変化に迅速に対応し、持続可能な農業経営を目指すことが求められている。

北関東のホールに集うコメ農家の人たちは、地域社会の一員として、地元経済を支える重要な存在だ。彼らが安心して農業を続けられるよう、ホールもまた、地域に根ざした経営を続けることが重要である。

北関東の農村地帯にあるホールは、単なる娯楽の場ではなく、地域の農業従事者たちの憩いの場でもある。農家が安心して集える場所であり続けるためには、地域社会との共生が不可欠である。経済の波に左右されることなく、農家とホールがともに歩む未来を築くことが、地域の発展に繋がるのだ。


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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. 令和のコメ騒動もあろい、生産者米価は2万円程度になったからね。去年は。
    さて今年は激下がりするだろうな、売れないし高いし。
    適正価格は16000円くらいだろう  »このコメントに返信
  2. ピンバック: 適正価格は16000円くらいだろう

  3. 米高すぎ。これにつきる。
    それなのに米農家は潤ってパチンコに行けるというのは流石に聞いてて怒りがこみ上げる。
    トランプには頑張ってもらいたいものだ。
    通りますよ  »このコメントに返信
  4. ピンバック: 通りますよ

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