最近、あるホールでは昼食代補助を500円から1000円に引き上げた結果、短時間のアルバイトだった人たちが1日7時間働くのを希望するようになり、積極的に「シフトを入れて欲しい」と名乗り出るようになった。この食事代の500円アップによって、従業員の定着率も同時にアップし、人手不足の解消にもつながっている。
この事例から分かるように、現代では精神論だけでは従業員のモチベーションは上がらない。モチベーションが高ければ、従業員は意欲的に仕事に取り組むようになるが、逆にモチベーションが低いと行動する力や意欲が湧かず、仕事をする気力が失せ、やる気が出ない状態に陥ってしまう。こうしたモチベーションの低い従業員が多ければ多いほど、会社の業績も上がらないのは明らかである。
特にアルバイト従業員のモチベーションが低い場合、突然の欠勤が発生し、当日のシフトに穴を開けることも少なくない。
これを解決するため、あるホールでは「ガチャガチャ大作戦」と名付けた秘策を編み出した。事務所には早番用と遅番用のガチャガチャが計2台設置されており、出勤してタイムレコーダーを押した後、アルバイトも社員も全員がガチャガチャを回す仕組みになっている。
このガチャガチャにはハズレくじが一切なく、カプセルの中には1万円、5000円、1000円、500円のいずれかが入っている。つまり、最低でも出勤するごとに500円が貰えるというわけだ。
特に土日や祝日など、絶対に欠勤して欲しくない日には、1万円や5000円が必ず当たるように設定した結果、効果はてきめんで、突然の欠勤がゼロになった。
従業員にとっては、1万円が当たった日には気が大きくなり、ゲーム感覚で出勤が楽しくなる。こんなちょっとの工夫で人手不足のホールは求人広告費を大幅に削減することができるだけでなく、従業員の定着率が上がり、口コミでの採用も可能になる。
これまで求人広告費にかけていた原資をガチャガチャに回すことで、経費を抑えつつ効果的な従業員のモチベーション向上が図れるのだ。
もちろん、ガチャガチャ大作戦が一時的な方法である可能性は否めないが、現代の職場環境においては、従業員のモチベーションを高めるための創意工夫が求められている。
最終的にはホールが無人化を目指すとしても、現在の人手不足を解消しつつ業績を向上させるためには、こうしたアイデアが非常に重要だ。ガチャガチャ大作戦の成功例から学び、他の企業も独自の工夫を凝らして従業員のモチベーション向上に努めてはどうか。

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うちみたいな無能の経営者がいる職場は、近年20代30代の職員の退職ラッシュ。
まあ無能経営者だからさ。
ピンバック: ここ数年で10人近いよ
けしからん!情けない!
って感じでさ。
私の周りにも一人、こういうのがいるんだが生き遅れた人ってのはなんで全部周りのせいにするんだろうね。
自分は悪くない一点張りだからね。
そうしないと精神崩壊でもするんだろうか。
こういう試みは良いと思う。
好評ならぜひ広まってほしいもんだ。
ピンバック: 凡人
それに経理担当者の所得税の計算が複雑になりそうですね。
この記事に違和感を感じない人は、仕事に対する考え方を改めなさい。
労働契約とは労使対等の社会人同士の契約なのですがその意識もないのでょうか。
企業に労働力を提供するというプロ意識がなく
企業に養ってもらうという甘えた性根が透けて見える。
ピンバック: 憂う者
これは確かに…
労働者側は採用された時は「働かせてもらう」という気持ちで働くがいつの間にか「働いてやってる」となる。
企業側は採用した時は「働いていただく」だがいつの間にか「使ってやってる」となる。
ま、どっちもどっちだな 笑
企業側の気持ち次第で変わります!
ピンバック: とくメイ
>>複雑になりそうですね。
なんでホールスタッフさん達には厳しくて
経理担当者さんには甘いのか私的には意味がわかりません(^_^;)?
ガチャガチャ大作戦にてホールスタッフさん達の
モチベーションが上がり更に業績が上がれば
頑張った経理担当者さん達にも当たり前に恩恵はあるでしょ普通…
経営者は決断&投資(外ばかりでは無く)
それに”全”スタッフさん達が納得の上協力してくれるからこそ会社と云う物は成り立つんじゃないかと( ´Д`)?
などと愛して止まない喫茶ルノアールにて
幸せのアイスコーヒーを飲みながら(*´∇`*)
ピンバック: 見守る者
もう祖国に帰って、このサイトを見なければ、腹も立ちませんよw
ピンバック: 憂う者(牛丼通行人)は祖国に帰りましょう