勝ち額も半端ないが負け額はそれ以上だ。
ギャンブルもパチンコも、人間は負けたからまたやる、という心理が働く。それは「リベンジ」という言葉に置き換えられる。人間は失ったものを取り戻したいという欲求を持っており、パチンコにおいても同様だ。負けた分を取り戻すために、プレイヤーは再びプレイしたくなる傾向がある。
経済学では「サンクコストバイアス」(埋没費用)とも呼ばれる。このまま投資を進めると損失が出ると分かっていても、これまでに投資した分を惜しみ、ついつい投資を継続してしまう心理的傾向のことだ。
また、一時的な負けを乗り越えた後に大きな勝利を得る可能性もあるため、負けた後の期待感や興奮も再びプレイを促す要因となる。
これらの要因が相互に作用し、負けた後も再びパチンコをプレイしたくなる心理的なメカニズムが形成される。その結果、パチンコに依存してしまうケースも見られる。
パチンコにおける通常モードと確変モードの混在は、中毒性を高めるための一因と言える。
まず、通常モードでは比較的出玉数は低く設定されている。連続して大量出玉を得ることは難しい。これに対して、確変モードでは連チャンで大量出玉を獲得できるように設計されている。このような確変モードの存在は、プレイヤーをパチンコ脳にし、短期的な期待値が高まる。
このように通常モードと確変モードを混在させることで、プレイヤーは常に次の確変モードが来るかもしれないという期待感を持つことになる。この期待感がパチンコを止められない要因になっている。また、確変モードが来るかどうかの不確実性も、プレイヤーの興奮を高め、ギャンブル行動を促進する要因となる。
確変モードに入ると大量出玉によってプレイヤーの脳内でドーパミンが放出され、高揚感や快楽を感じることになる。ドーパミンは快楽や報酬を感じる際に関与する神経伝達物質であり、ギャンブルなどの報酬感覚を伴う活動において重要な役割を果たしている。確変モード中に大量出玉を得ることで、プレイヤーは快楽や興奮を感じ、その結果としてドーパミンが放出されることになる。
このような高揚感や快楽を求める欲求が、プレイヤーをパチンコなどのギャンブル行動に対して依存的にさせる一因となる。そのため、確変モードによって引き起こされる高揚感は、パチンコ依存症が重症化する大きな要因となる。
では確変を撤廃すれば依存症は軽減されるのかというとそんな簡単な問題でもない。確かに確変がなくなれば、射幸性は薄まる。しかし、射幸性を薄めるだけでなく、ギャンブル依存症そのものを解決するためには、単一の要因に依存するのではなく、包括的なアプローチが必要だ。
例えば、依存症の啓発活動、アクセスの制限、治療プログラムの提供など、複数の方策を組み合わせて取り組むことが効果的となる。
確変の撤廃は一つのアプローチとして考えられるが、それだけでは依存症の問題を完全に解決することは難しい。そのため、他の取り組みと併せて検討する必要がある。
大王製紙の井川元会長は、会社のおカネ106億円をバカラで熔かしたが、持ち株を売却して返却した。水原一平はギャンブル依存症から立ち直った自叙伝を書き、その映画化によって借金を返済するしかない。

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楽が生き方が見つかればギャンブルや風俗や酒にハマることもない。
今は政治や社会関心事で脳汁出るから賭け抑制できてる。勝てばギャンブルの勝ちなんかより遥かなリターン(=社会が根本的に変わる)があるから。大金があっても社会がまんまなら変わらないものが結構ある。
本題だが確変がもともとない(?)ジャグラーが依存しないかと言われたらそんなことない。確変がダメならダメで別の依存機ができいたちごっこ化しそう。
あれはジャグ連とかいう別のシステムで確変みたいにしてるか知らんが明確な確変ではないから確変機よりヤメやすいが。
ピンバック: カジノ即時解禁希望
と、確変がパチンコ台の射幸性を上げ、ズルズル投資の要因になっています。
なので、「確変の撤廃は依存症対策として有効」と思います。
確変はCR機(今のP機)にしか認められず現金機は時短のみの、ダブルスタンダードw
ピンバック: キリギリス
ピンバック: しょうゆ
と、思うけど無くすわけないわな
こういう記事ってもっともなこと言って「こうしなければならない」って言うけど、する気無い事ばっか言って終わること多い
する気無い、というか「依存症対策なんかはなから“しませんよ”」っていうスタンスでしょう?この業界は
「これだけでは駄目だ」「こういうアプローチが必要だ」
絶対にやらない事を書いて終わり
やったら確実に客減るからね
ある問題を提起しておいて、それだけでは意味が無い、と一旦結論付けをする
で、やるつもりのない不可能なアプローチを重ね掛けしてきて、前段階の「確変を無くす」という行動を“無意味”かのような印象付けして終わり
「確率変動は無くしたら絶対客減るし…、無くしたくないやーやーなの!」
とでも言っといたらいい
こう言われた方がまだ理解できるw
健全化機構だのリカバリーサポートだのも全力でどころか全く積極的には動かない
ポーズだけ
理由は言わずもがな
治療プログラムの提供、ってのも笑う
とりあえずまずはギャンブル中毒にしておいて後で治療してやるよ、ってか?
パチンコ業界は言う事とやってる事の乖離の大きさが馬鹿らしすぎる
「我々パチンコ業界はギャンブル依存症、ギャンブル中毒者を生産し続けます。それが唯一の我々の生き残る道です許してください」
と、本心でも言っておけばいい
煽りに聞こえるかもしれないが、ぶっちゃけ正解だろ?
だから依存症になったあとの対処しかしないんだろ?
しかも消極的に
ユーザーが閑古鳥の鳴くパチ屋がどうなろうと知ったこっちゃないように、パチンコ業界だって客の人生なんかどうでもいいだろうしなぁ
ピンバック: 宇宙猫
ピンバック: 猫オヤジ
その実施はありえない。
ピンバック: キリギリス
↓
人をおちょくっているのですか?
確かに彼の行為は馬鹿げているが、だからといっておちょくるのではなく、どうすれば立ち直れるのかを記事にしたほうが…。
まるでカモネギがハマった顛末をおちょくったような書き方。
『のめり込みには注意しましょう』
この言葉、業界にとっては何の意味ももたないという事が良くわかる書き方。
もっともっとカモネギを増やしたい。
これが業界の本音だろう。
ピンバック: 通りすがりの風来坊
ピンバック: いやはや
>単一の要因に依存するのではなく、包括的なアプローチが必要だ。
これ、矛盾しているわけだがどれだけの人が理解しているのか。
包括的なアプローチが必要ならそれこそ確変モードを撤廃するべきだ。
何事もいきなりMAXにはならないもの。
確変モード撤廃が依存症対策に一定の効果があるんだからひとつひとつ対処していくのが筋ではないのか?
現段階でリカバリーサポートやギャンブル依存症予防回復支援センターなど、依存症予防や治療を目的とした機関は存在している。
そして、依存症問題の啓発活動だっていろいろなところでやっている。
アクセス制限こそまだ薄いとは思うが、自己申告家族申告プログラムなるものだってある。
ならば、このサイトが本当に真剣ならば、まずは包括的なアプローチに近付くように確変モードを撤廃する動きをパチンコ日報で進めていけばいいと思う。
だって、パチンコ日報で言ってるのだから「包括的なアプローチが必要」だと。
そして、確変モード撤廃以外の複数の方策とやらは既に存在しているわけなのだ。
ならば検討すべきだ。
と、書いては見たものの、こんな記事はポーズでしかないのはわかっている。
検討など、するわけはないな。
どんなに効果があろうとも確変モードの撤廃などやるわけがない。
イコール、こんな記事は無意味だということ。
本当に真剣ではない、ということ。
悲しいね。
ピンバック: 名前はサイト管理者が勝手に変えるから書く意味を感じない