大阪・関西万博の大阪パビリオンに出展する企業の選考会の模様が流れていた。その時聞き覚えのある社名が出てきた。
「one A」
業界人なら知っている呼び出しランプメーカーのあのone Aだ。
大阪パビリオンは別名大阪ヘルスケアパビリオンとも呼ばれている。そもそも今回の万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。
人間一人一人が、自らの望む生き方を考え、それぞれの可能性を最大限に発揮できるようにするとともに、こうした生き方を支える持続可能な社会を、国際社会が共創していくことを推し進めるものだ。
ということでone Aが出展するのは睡眠環境を変える商品だった。
選考会には48社が構想をプレゼンし、その中から32社が選ばれる選考会で、見事one Aは選ばれ、大阪・関西万博出展の栄冠を勝ち取った。
one Aの事業内容を見ると、呼び出しランプのアミューズメント事業部を筆頭に、金属切削加工事業、産業機器事業部、EMS事業、ウエルネス事業から成り立っている。
同社では近年、人々の健康をサポートする製品の開発に力を入れていて「万博では“睡眠”に関する知識を理解していただく空間を提供しようと思っています」と川上常務がプレゼンを開始した。

ウエルネス事業が開発したいびき対策・快眠サポートするウエアラブル器具は、睡眠の質を下げるいびきを止める商品の開発に成功したもので、この装置を首に付けると、いびきを確認すると装置が振動して、無意識に寝返りを打たせることでいびきを食い止めることができる。

選考の結果出展が決まり、同社の川上常務は「自分たちの商品を日本だけでなく、世界の人々に見てもらうというのはとても良いことだと思うので今回、頑張って出展させて頂きたい。メイドインジャパンを大事にしているので、それをいかに出せるかを考えていきたい」と抱負を語っている。
パチンコ業界関連企業の大阪万博出展は久しぶりに明るい話題でもある。

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