パチンコ日報

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パチンコでクレカが使える時代は来るのか?

アメリカ・ニューヨーク在住の日本人から聞いた話だ。

アメリカでも大谷翔平の契約金の話でもちきりとなった。なにせ、メジャー史上最高の総額7億ドル(約1015億円)で契約を結んだだけでなく、年俸の97%が後払いになった。これに関しても「Shohei is clever」。

彼らの読みは、大谷が描く青写真では現役引退後にもドジャーズ球団に残り、将来的にはドジャーズ球団のオーナーになることを目論んでいる。そのための資金を契約金からあてがうために変則的な契約を交わしたのではないかとも言われている。

話しは2030年秋に開業を予定している大阪IRに移り、日本でカジノは成功するかどうかが議論の中心になった。アメリカ人のバンカーはインターネットで日本のパチンコの情報も仕入れていた。

パチンコの設置220万台、スロットの設置台数130万台の合計350万台あまりが全国のホールで稼働している。アメリカ人から見ればスロットマシンが350万台もあるようなイメージで、「日本人はギャンブルが大好き」と彼らの目には映る。本場のカジノを日本人に教えたらもっと嵌る、と読む。

そもそも、アメリカではカジノは限られた州にしかない。日本のようにそんじょそこらにパチンコ店があるようなお国柄ではないので、アメリカはギャンブルをやる習慣が日本より少ない。

その席にいた日本人は「日本のサラリーマンはそんなに給料を貰っていないので、日本でカジノはうまく行かない」と反論した。

アメリカはカード社会なのに対して、日本はキャッシュレス決済が増えては来ているが現状は現金が多い。

バンカーは「カード会社にとってパチンコはチャンスだ! なぜ、カード会社はパチンコ業界を攻めないのだ!」と叫んだ。

日本人は「ギャンブル依存症が多いのでクレジットカードには慎重になっている」と説明した。

「それなら外圧を掛けるのが一番だ! 外圧を掛けてアメリカの要求をのませたらいい。パチンコでクレジットカードが使えるようになったら、パチンコ業界は絶対に拡大する」(バンカー)と息巻く。

アメリカ人の発想は遊技機性能を上げて売り上げを上げるのではなく、おカネを使いやすくして売り上げを上げる。バンカーらしい思考回路でもある。クレジットカードでパチンコが打てるようになれば、Visa ,Mastercardの手数料収入も増える。その先にはキャッシングも見えてくる。

パチンコ店でクレジットカードが使えるようにと大阪のホールオーナーが30年ほどまえに警察に掛け合ったことがある。プリペイドカードが使えるのだからクレジットカードが使えればもっと利便性が上がる、という考え方だった。

当時はまだまだ時期尚早。門前払い同然だったが、キャッシュレス決済をパチンコ業界にも導入しようという流れの中で、クレジットカードの扱いはどうなるのやら。依存症対策の観点からはNGだろう。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. 依存症対策の観点からNG

    答え出てますね。
    メイン基板  »このコメントに返信
  2. ピンバック: メイン基板

  3. 日本人特有の臆病出たか
    自分はASDとADHD併発ゆえ日本人でありながら宇宙人や異国民みたいになる
    ゆえに依存症対策でクレカ御法度自体が罠と見る
    パチの勝っても負けても数万なのはゆでガエルがゆでられるみたいになる。底尽き遅れる
    そんなんよりカジノまたはクレカ可で一気に地獄みたほうが気付きやすい
    それだけでなくアメリカ人いうように街中、生活地でギャンブルするのが間違い。旅先でやるのが正義
    カジノ即時解禁希望  »このコメントに返信
  4. ピンバック: カジノ即時解禁希望

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