10月30日にガイアの倒産が報じられた後で、ガイアへ取材に行った週刊誌ライターは、ガイアの客がガイアの倒産を知らない人の方が多いことに驚かされた。
それだけではない。倒産発表から最初の休日となった都内のメガガイア(670台)は、連休の中日の夕方、店内には170人の客がいた、という。稼働率25%。都内のガイア各店には民事再生などの貼り紙をしているわけでもなく、普通に営業している。一般ユーザーは業界の大騒動とは無関係に普段通りの行動をしている。
一般的な考え方なら倒産したホールへは行かない、と思うのが自然。倒産情報を知らないこともあるが、元々ネットの世界でも玉を出さないことなどの悪評だらけでも、それでも一定の客はいる。これがパチンコユーザーの七不思議の一つ…と話が横道にそれてしまった。
本題は倒産発表があったガイアにそれでもお客さんがいることではなかった。
物価や税金が上がればレジャー費は抑えられる中で、東京ディズニーランドやUSJは入場料を値上げしても、来場者数にさほどの影響は出ていない。それは国内では唯一無二の存在であるからだ。
加えて、施設の魅力を最大化するために、継続して大型投資を行い、新エリアや新アトラクションを開設してきた。その分、コストもかかるが、それは入場者数と入園料の値上げでペイできる。そして、魅力あふれる施設を維持することで、来場者は「また来たい」と思い、それがさらなる入場者数の増加につながってきた。
これをヒントにパチンコ業界の企業が未成年者を対象にした「唯一無二」の施設を作ろうとしている動きがあるようだ。
子供向けの仕事などの社会体験ができるキッザニアがある。これは子供だけでなく、親も勧めたくなる施設だが、イメージとしてはそういったものではないか、ということが推察されている。
スケール的にも資本力のあるところしかそんな発想も生まれないだろうが、大人向けのパチンコでは絶対に版権を許可しなくても、子供向けなら版権の許可も下りる。コンテンツ重視のテーマパークでもやるのかな?

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安心感や信頼感に特に気を使い、リピートしてもらうために好印象を持ってもらおうと頑張ってる。
どの年齢層、どんなお客さんが来てもいいようにね。
ディズニーは唯一無二ってのももちろん大きい一つの要素だけど、それより大きいのは客の満足度だと思う。
来てよかった。
また来たい。
値上げしたとしてもそう思えるような経営をしてる。
ここはどう?
まず、万人が入っても大丈夫な環境になった?以前言われてたけど覚えてるか?
パチ屋店員は接客のレベルが高い?なんて記事を最近みたけど、そんなもので満足度が上がるかよって。昔もここでシンクタンク関係者に言われてたけどさ。
接客なんて業界お得意の誤魔化しの類なんだがもちろんわかってるよね?
ここの店員に本当に必要なのは丁寧さとかじゃなく、自分らが扱ってる商品の知識だけど、…知識無い店員多いよね。
台裏の音量調整ですら、一人じゃ何もできない店員がいまだに多い。
地方なんて顧客満足度ゼロ以下のマイナスだと思うよ。
都会はわからないが地方はもう廃れるだけ。
そういう意味では地方の弱っちい企業は早いところ身の振り方を考えるべきだね。
この記事のような目論んでる施設は出来ないだろうけど、それでもこの業界よりはマシなところはいくらでもあるだろう。
沈没確定の舟に知っててずっと乗ってるなんてあたおかだから。
ピンバック: 名無し
過去のコンサル指導でも、即新台導入・即ブッコ抜き・即転売の3即営業がありました。
ボッタクリ関係無しに無条件で新台に群がる客の意識改革も必要だと思います。
ピンバック: キリギリス