あれから30年以上も経過しながら、少子化対策に政府・自民党の腰は重かったが、岸田政権になってようやく異次元の少子化対策を打ち出した。
国は少子化対策を30年以上放置していたが、わがパチンコ業界も遊技人口が年々減少し、最盛期には3000万人あった遊技人口は、今や700万人台。遊技人口の回復は喫緊の課題としながらも、それは口だけで終わっている感がある。
今年も総会シーズンが終わった。業界誌で各組合トップのあいさつを読むことができるが、どこか他人事の捉えている様に感じるのは自分だけか?
トップの危機感を列記してみた。
「新規客の獲得に際し最も重要なターゲットである若年層はネット世代であり、同時にコンテンツの大量消費時代を迎えた中で、パチンコ・パチスロが現状のまま、他のレジャーと伍していくには手札は不十分と感じている。業界が一丸となり創意工夫と努力の上で未来を切り拓いて行かなければならない」
「パチンコ・パチスロファンをこれ以上減少させないことはもちろんだが、楽しい、面白いとファンに感じてもらえることが、ファン開拓の第一歩。パチンコ・パチスロの魅力を高めたい」
「今年度は減少傾向が続いていた遊技人口の回復に向け、本格的に始動しなければならない。(中略)組合員一丸となって業界の活性化に向け、積極的な経営を行っていく時が来た」
「(若年層の遊技人口減少を食い止めるために)新たなアプローチを採用して、若い世代にとって魅力的な要素を提供する必要がある」
「ファン人口の回復が喫緊の課題。前途多難だが、知恵を出し合い、業界、地域、社会に貢献できる部会を目指す」
「客単価に対する利益率を上げるのではなく、増客により遊技客一人あたりの利益率を下げ、数多くの遊技客が遊び易さや賞品交換の楽しさを得られる営業により、お客様を増やす足掛かりにすることもひとつの方法と思う」
「休眠ファンの呼び戻しや、新規顧客の増加に向けた施策を講じていかなければならない。現代では、若年層のみならず、各年代で自宅での余暇の楽しみ方が多様化している。そうした中、パチンコ・パチスロの娯楽としての魅力を一層高め、足を運んでいただける空間としてお客様に癒しと楽しみを提供していく必要がある」
スマート遊技機は希望の光と捉えるトップもいるが、結果は満足いくレベルには達していない。本来スマート遊技機に期待することは、新規ユーザーの獲得だが、ヘビーユーザー向けに射幸性を上げただけだった。
理事長あいさつの方便に危機感を訴えるだけでなく、そろそろパチンコ業界でも異次元の新規客開拓のための具体案を出し、それを検討していく段階である。「新規ユーザー開拓部会」を作ってもいいぐらいだ。それぐらいの本気度を見せて欲しい。

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北斗の拳ならぬ散歩の拳はビミョーで、何で1999天井Gにしなかったんですかw
筐体もシンプルで良かったのに、北斗の拳をいちいち強調しなくても(笑)
ピンバック: パチンコ税導入賛成!
マスコミは正しい。
>遊技人口の回復は業界のイメージ回復からするべきではないでしょうか。
現状のイメージが正しいので、イメージ回復など不要。
>大衆の憧れる芸能人やらスポーツ選手にパチンコは楽しいとCMで語らせるのです。
イメージ最悪のパチンコ、そんなCMに出演する芸能人やスポーツ選手は殆どいない。
ピンバック: 通りすがり
大阪が真剣にやってるなんて広告で叫んでたが、カラクリを知っていれば真剣なんて大嘘だとすぐわかる。
ピンバック: 名前なんて変えられるからどうでもいい
これだけが具体的に実行できる施策で他の意見はすべて抽象的
とりあえず耳ざわりのいいことを言っておけという感じですね
業界一丸なんてムリなことなんですから行政に相談するなり組合に強制力を持たせることからはじめないと変わるのは難しい
個々のホールは自分の商売で手一杯なんですから全体のことを考えることなんてできません
規則も内規も上流から下流への一方通行なんですからトップが大ナタをふるう施策を打ち出さないといけないと思います
ホールが決まり事を守りながら精一杯営業をする、それが業界全体としてプラスになるように導いていかないといけません
個人的には警察に動いてもらうのがいちばんだと思うのですが
ピンバック: しょうゆ
比率では当時より遊戯人口が23%へ減少しホール数は36%に減少。
比率から言うと少ないパイの奪い合いがおきてる訳ですからインフレが進んでる中で一人辺りの負担額は増えてお客は疲弊してホール数より13%減少してます。今後緩やかにでも必ず税金が増加する中で、一人辺りの負担額を今迄と同じ比率で求める事を前提でメーカーが計画を進めていけば衰退する速度が加速するだけなのが分かります。
厚生労働省が公表してる人口推移を確認すると
1990年20歳〜64の方は5.1人で65歳以上の方1人を支えていました。
2025年20歳〜64歳の方は1.8人で65歳以上の方を1人を支える比率に変わります。
2060年には20歳から64歳の方が1.2人で65歳以上の方1人を支える比率として掲載されております。
厚生労働省の発表は割と正確でしたが、コロナの影響で想定より人口減少が進んでる記事も他で読みました。
社会保障給付費は上がる構造の中で「一人辺りの利益率を下げ…」と言ってますが本当に将来見据えてた上で発言してるとは思えない抽象的な発言のみに留まってますね…ジリ貧なのは確定してる訳です。
改善策する為の具体案を設ける為にこういう場所を用意しますので皆さん是非ご協力お願い致します程度の事は言っても良い気がしますね。
ピンバック: 業界衰退
が、規制が邪魔をする。ルールを作る側を刺激しない程度のスペックだと昔の人口も利益も無理。
釘や設定を見て分かる通り薄利多売をするつもりは無いのだから、ヘビーユーザー以外は不要。
700万人上等じゃないですか。
今の出し方で昔の人口を求めるとかおこがましいにも程がある。
自分達で機械を作る訳でもなく他人から台買って調整して放置するだけの簡単なお仕事。
規制という生殺与奪権を上に握られている以上、その中で慎ましく生きるしかない時代になったと感じますね。
ピンバック: カニミソ
素晴らしい人とイメージがつき
尊敬されるのです。
自然につくられていきます。
パチンコは事実から今がある。
はっきり言って発想から間違えてます。
ピンバック: 馬鹿
が、客層は年寄りばっか。若いの殆ど見ない。パチは。スロには多少いるみたいだが。
ほんと5年後10年後はどうなるんでしょうね。
まあ何も考えていないみたいだけど。
ピンバック: 週イチパチンカー
しっかりと営業している店がある中で、ボッタくり調整の店が近所にあるために痛い目を見させられて嫌気がさしてしまうパターンもあると思います。台の評価を落とす店には閉店していただいて、残ったホールが賑わうことで新たなスタートラインに立った方が良いのではないでしょうか?
ピンバック: あかべこ
言ったところで何も変わらないのに組織のトップがポーズでしかないこんなテンプレを発表してはたしてなんの意味があるのか。
何年も前から変わってないから今があるわけで、その今があるからこれからも絶対に変わらないことがわかるわけで。
これを発表して一年の仕事が終わったとでも思ってるのですか?
ピンバック: 組織は頭から腐る
会社の自分のデスクにてetc。
お陰様で公私は後継者問題を除くと割と安定期
みたいなので人生の約半分(現時点)関わってきた
パチンコ業界について色々と考えてばかりいます。
現在のメーカーさんとの関係、何故この様になってしまったんですかね?
平成初期頃までの新装開店と云うのは多くても
年3回位でパチンコであれば約3割強を入れ替え、
1機種当たり最低1列、1ボックス2ボックス
当たり前でした。
営業成績的にはわざわざ入れ替える必要は無くてもお客さんを飽きさせない様に”お客さんの為”の出費でしたよ。
メーカーさんも開発機種が少なくてもちゃんと
台数を買って貰え3方ウィンウィンでしたね。
やがて組合の取り決めとやらで2ヶ月に1回が
1ヶ月に1回に、最後は月2回ですか…
月一位までは中小店でも1列導入はまだ出来て
いたので設置比率では大型店に着いてこれていたのが月2なるとバラ導入になりきラインナップ
にて大型店との致命的な差が付き始める…
メーカーさんも1機種当たりの販売台数が当然
落ちるので粗製乱造&値段を上げざるを得ない
状況になりますよね。
これってメーカーさんに原因が有るのですかね?
本来お客さんの為の新台入れ替えがいつの間にか、
お客さんはどっかに行ってしまい新台入れ替えが
最重要項目になっている状況を元に戻すのが第一ですかね?
メーカーさんに対しては1機種当たりの購入台数を
増やす替わりにシッカリした機種をリリースして貰うみたいな。
ピンバック: 見守る者
4号機撤去
検定切れ機撤去で現金機オンリー店廃業
北朝鮮テポドン発射で圧力がかかり一時期、融資、リース通りづらい
東日本大震災
一物一価
イベント規制
マックス機撤去
みなし機撤去
機械代高騰…
ピンバック: 猫オヤジ
その1台の生涯稼動に対して客が根本的に勝てないから離れるのは当然の結果だな。
その1台の生涯稼動に対して客が根本的に勝てるところから、業界の衰退から繁盛になるよ。
ピンバック: つまらない
店そのものが消えるから衰退速度は変わらんな。
ピンバック: 乙
それとも、秋葉原の某店のように、換金ギャップはあるが、差玉、差枚数においては店が赤字の営業をしていろ。
ピンバック: つまらない