フリーライターの中学生の息子が、学校の図書館から「新13歳のハローワーク」を借りてきた。その中で黒塗りにされているページを発見して、父親に報告した。
フリーライターはどんな職業が黒塗りになっているのか、好奇心に駆られた。
ブックオフで買い求めた。2019年で第49刷発行となっており、増刷が続いていたことを伺わせた。
で、黒塗りになっていたのはパチンコ業界であることが分かった。
パチプロという職業が次のように紹介されていた。
パチンコやスロットで生計を立てる。フリーもいれば、パチプロの会に所属する人もいる。会に入るには、会費を支払わなければならない。金額はまちまちだが、月に1万円程度。会に入ると、「今どこの店の玉の出がいい」といった情報が入る。なかには、ヤクザとつるんで機械に細工をし、玉が出るようにする「ゴト師」と呼ばれる人もいるが、これは犯罪。年収1000万円を超える人もいるが、その数はもちろん非常に少ない。昔は、釘を「読める」ことが求められたが、今はデジタル化し、そのような読みが不要になりつつある。そのせいもあって、パチプロと呼ばれる人びとは次第に少なくなっている。
パチンコ業界で働くの項目は以下の通り。
パチンコ業界は、パチンコホール市場を中心に、パチンコ機器やパチスロ機器、玉・メダル補給機、コンピュータ関連、AVセキュリティ市場などで構成されている。規模は2兆円を超え、上場企業も少なくない。パチンコ業界は、1980年代にフィーバー機が登場してから急速に成長しているが、一方で淘汰も進んでおり、小さな個人経営のパチンコ店はつぶれ、かわって大規模なグループ企業が勢力を伸ばしている。パチンコホールでの仕事はいろいろある。興味がある人は店舗でお客へのサービスにあたるアルバイトスタッフとして働いてみるといいだろう。こうしたスタッフからスタートして、出玉と景品を交換するカウンタースタッフ(女性が多い)、中間管理職的な役割を担うチーフ、ホールマネージャー(副店長)、店舗の金銭管理や労務管理、人事、指導育成、新台の機種決定やイベント企画などをこなし、店舗全体を総括管理するマネージャー(店長)、複数の店舗を統括するエリアマネージャーとステップアップしていくことが多い。特徴としてはとてもスピーディに出世でき、低年齢でも高収入を得られることだ。20代で、年商何十億円という店舗を一手に担う店長になることも夢ではない。しかし、その分フロアでの仕事はきつく、離職率も高い。
フリーライターは学校の図書なので黒塗りにした犯人が気になった。学校の先生がそんなことをするわけがないので、パチンコ業界を憎む父兄の仕業かと考えた。
次にフリーライターが気になったのは、今でもパチプロが存在するのかが、知りたくなり、ライターの伝手を頼って業界人に辿り着いた。
パチプロが今でも存在するのかと言えば、ピンプロはほとんど引退して、軍団のウチコが存在するように、パチプロの項目は大幅に書き換えなければいけないぐらい、変化している。
初版が発行されて20年近く経って、パチンコに関しては20年2昔を感じさせる記述も目立つ。低年齢で高収入を得られる環境でもなくなってしまったことは、パチンコ業界の魅力を半減させている。

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。
気に入らないからと
その一部を黒塗りしたり、改変したりするなど許されることではありません。
日本人モラルも後進国ていどまで落ちて悲しい限りです。
ピンバック: 匿名人
しかし日本人を一括りにするのは暴論です。
「モラルが後進国以下まで落ちたアンチパチンコに、愛国を語る資格なし」とでも言った方がいいでしょう。
作品に文句があるならば、作者の村上龍氏や発刊先の幻冬舎に抗議をすればいいだけなのですが、抗議するだけの胆力はアンチパチンコにはないんでしょうね。
ピンバック: A-R
釘調整をしていること等を堂々と公表して受ける行政処分について審査請求や行政訴訟で争って見せてください。
今こそ業界の胆力を見せましょう!
営業1号さん、取材の準備をよろしくお願いします。
ピンバック: ヒステリックまりのん
タチが悪いのは、パチプロ、ハイエナ、軍団の人間達が、パチンコ店を「現場」と呼び、自分の仕事場のような表現をしていること。また、彼らの多くが日本国民の義務である納税を果たしていないにもかかわらず、プロと名乗りパチプロであることに対して、妙に誇りをもっていたりプライドが高かったりすること。
正直言って、30、40歳を越えたオッサンが毎日パチンコ店の開店に並び、期待値がとか、1Rあたりの獲得玉数がとか、そんな話をしているのを見ると、とっても痛くて痛くて、思わずどんな人なのか見てしまい、その容姿から、知性も何も感じられず納得してしまうこともあった。
もちろん15年くらいパチンコ屋の開店なんて行ってないし、今は、そんなパチプロも減ったのかもしれないが。。。
パチプロも、今は時給1,000円もいかないと思うから、結局人生は、長期間にわたり真面目に働いた者の圧勝だし、パチプロなんてリスクだらけで、近い将来絶滅すると予想します。
ピンバック: 換金禁止
以前の業界の給与水準は他業態より確実に高かったですよね。気が付いたら他の産業の方が高い。
承認欲求が高く自分勝手で非常識なコメントする業界関係者を見ていると素直に納得します。
落ちているのは遊技業界で、その原因を作っているのは勿論お客さんではありません。
ピンバック: 責任転嫁
パチンコ漫画原作者のA氏は6年で3億円。
本当のパチプロは台を徹底的に研究解析してそれを実践し収入に繋げてます。
それで生業にしている、まさに「職業」といえよう。
どんな職業でもプロというのは人並み以上の勉強と努力をします。
歌が好きでもプロとアマチュアは人を感動させる技術が違う。
趣味の釣り好きと大間マグロ1本釣り漁師とは違う。
才能、努力、装備、気構え全てをプロは備えてます。
技術介入が減った今の台では、パチプロは減りましたが少なからずいます。
開店荒らしや軍団はプロとは言いかねますね。
ピンバック: サンタ
おかしなことでないよ。
騒ぐほどの事でもありません。
ピンバック: わかめ
学校の図書だから先生がするわけない、なんて書かれているが、学校の図書だからこそ成熟していない未成年が読むであろう本に、相応しくない情報を見せない意味で黒塗りにするのは、おかしな事とは思えませんけどね。
他の風俗系なんて載ってすらいないらしいので、パチプロも見せるにふさわしくないと判断されたのでしょう。
当然の流れかと思います。
ピンバック: 特に変だとは思わないですが
ピンバック: ザン
ただ、パチ「プロ」と呼ぶのはどうかと思いますね。
プロというのは、然るべきライセンス所持や組織への所属によって存在するものであり、変な集まりや、人より上手いからというだけでは「自称プロ(笑)」ではないかと。
ピンバック: あかべこ
もちろん気に入らないなんていう子供のような理由などではなくね。
親からの苦情があった可能性もありますが、親の立場に立てば子供がパチプロに興味なんてもってほしくないと考える親がほとんどじゃないですか?
業界人すら身内を勧められない娯楽ですから。
普通に教師が黒塗りにしたんでしょう。
当然の事かと。
ピンバック: 通行人
私が自衛隊や警察がきらいだったとして、「当然」ならが、そのページわ黒塗りしたら、著者の思想に、上書きした私の思想を感じるでしょう。
その本が子供にふさわしくないと思うのでしたら、図書館に置かなければよい。
ピンバック: 匿名人
そして、追及すべきはその理由では無いでしょうか?
「悪戯」と「故意」も意味合いは当然違います。
ピンバック: 「当然」ではない
犯罪しない限り職種によって差別しない方がよさそうだ。
今はなくなってしまったヤクザにも任侠があったよ。
パチプロ、キャッチの兄ちゃん、風俗穣、空き缶集めのオッチャン、競馬の予想屋。
同じ社会を構成する仲間です。
黒塗りは差別的ですね。
世の中そんな小綺麗なものでない。
俳優や歌手と言った今は憧れの芸能人も、昔は家を持たない「河原者」と差別されていました。
「世界一家!人類皆兄弟!」
人を敬愛し尊重しましょう。
ピンバック: マンタ
大衆娯楽としてのパチンコ…
上手く立ち回れば無料で遊べる。
上手くいけばお小遣いが増える。
それが理想かと。
日当で何万円にもなるから、打ち子が集まるのです。バイトした方がマシだと思う状況になれば、軍団は消滅しますよ。
ピンバック: メイン基板
結局は自称だよね。
そこは黒塗りされても仕方ないでしょ。
というか職業紹介の本にパチプロをのせるなよと。
ホールやメーカーの紹介は黒塗りしなくてもいいと思う。
ピンバック: 陸奥
今のご時世、小学生だってスマホ位持ってますよ中学生ならほぼ全てなんじゃないかと思いますね?
例え件の本を目にしたとしても自分でキチンと情報を集めて裏を取り自ら判断する事位、今の時代は子供でも出来るんじゃないですかね?
情報にフィルターの様な物を掛けるとか、隣国の大国じゃあ有るまいし言葉は悪いかも知れませんが「アホ」としか言い様が無いと私は思いますm(__)m
ピンバック: もと役員