この3か月で外していく機種に関しては、基本的に『ファンついていて長く使用してきた機種』となります。
再三、撤去離反という、『好きな機種が無くなり、次の好きな機種が見つからない状態を回避すること』の重要性と、撤去離反回避を行う方法についてはコラムで書いてきました。
更には、既存のお客様の離反を防ぐだけでなく、新たなファンを増やす努力についても、前回のコラムでお伝えしてきました。
残り3か月で撤去される機種で遊技されているお客様は、コアなファンの方々ですが、さまざまな機種に対して全ての人が詳しいわけではありません。
好みの機種を中心に遊技して、あまり他の機種のレパートリーが多くない方も存在しています。
過去の例だと、毎日来店しておりCR海物語3Rの時代から海ファンだったお客様が、海物語の新しいラインナップについていけなくて離反したケースがあります。
離反せずに1円パチンコを選択したお客様も多くいますが、コアなファンでも『好きな機種が見つからない』ことで、離反するキッカケが常に存在しています。
現在、最終的に撤去される残った機種を好んで遊技して下さるお客様の中で、上記のように『コアなファンだけど、新規則の機種に詳しくなく、レパートリーが少ない』というお客様に向けて、“次の好きな機種が見つけられる”為の取組みは最終段階として急務です。
店内のプロモーションの見直しと、個別のお客様が好きな機種を見つけられるスタッフさんのサポート体制を、どのような内容で実施するかが重要です。
「どのような内容で?」を考えるとき、≪マーケティングの4Pと4C≫という古典的な手法ですが、基本に戻って見直すためにはとても有効なフレームワークがあります。
私がインストラクターをしているランチェスター戦略でも、差別化とその価値を見直すときには活用しており、これは上場企業などが商品を販売するときに、今現在でも活用しているものになります。
新規則になる以前から、パチンコもスロットも多種多様なスペックと、複雑な大当りフローへと変化しています。
その中からお客様は“自分の好みに合う機種を探さなければならない”状態です。
これは、お客様にお任せして良いものではありません。
上場企業や誰もが知っている大きな会社でも、【商品を買って頂く努力】をしているわけで、パチンコ業界であれば、繰り返しになりますが『好きな機種を見つけてもらう努力』になります。
マーケティングの4Pと4Cは、ネットで検索すれば詳しく説明されているので、そちらを参照して頂きたいのですが、ホール様がどのように捉えるかをお伝えさせて頂きます。
4Pは売り手視点の『商品(製品)・価格・販売促進・流通方法』で、4Cは顧客視点の『顧客価値・顧客の負担・コミュニケーション・手に入れる利便性』となります。
これは、
機種(商品)⇒お客様にとってどんな価値があるのか?
遊技に関する投資(価格)⇒どのような価値に対して、どれくらいの投資が必要か?
店内販促(販売促進)⇒どのようなコミュニケーション方法(ツールやスタッフとの会話)で、顧客価値を伝えるのか?
好みの機種との出会い(流通方法)⇒出来る限り簡単に出会えるか?
という視点で見直していきます。
詳しく知ってもらう必要は無く、「この機種は面白そう!」「自分に合いそう!」という遊技動機の喚起を目指します。
自店の取組みは、お客様が商品とつながれるものになっているか?
参加人口減や外部環境の影響はさておき、自店のお客様を離反させない努力は日本全国、それぞれの皆様のお店での取組みになります。
残りの期間で、まずは全てのお客様が次の好みの機種を見つけてもらう。
そして、次のステップでファンを増やす取組みを行う。
是非とも、皆様のお店のお客様が、引き続きパチンコやスロットを楽しめる環境を目指して欲しいと思います。

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☓価格→娯楽なのに1日5千円ではまず当たらない。2〜3万使って当たらない事も多いし、当たっても半分は600球とかしか出ない
☓販売促進→新機種を客が知るのは、客が店頭で新台を見かけて打つか、客がネット出情報をあつめるか。
△流通方法→全国あちこちに無駄にあるパチンコ屋に行けばパチンコできる。
しかし、パチンコ屋に行く人間は世間から悪いイメージを持たれてしまう。
ピンバック: 菱餅
それこそが、店と客との最高のコミュニケーションだと思うが。。
余計なことは考えなくて良い。
ピンバック: 換金禁止
これが出来ない店は締めに締めて来年1月限りで閉店した方がよいと思います。
ピンバック: 万年床
客が金儲けが出来れば、どんな糞台であっても稼働は増える。
ま、ホールなんて毎日、全台1台毎にどれだけ差玉、差枚数が店のプラスになっているかだけ。だから、客の離反が起きる。糞台と化けているのは、ホールだしな。
ピンバック: 匿名希望
30年前で新台って言ったらスロは全台モーニング+設定6が当たり前で争奪戦が起きていたんだがな。
そのような日は自動シャッターの店は人が入ることが出来る隙間が開いた所でそれをくぐり抜けて台の確保に走っていたもんだがな。
これが客と店の信用度の差だろ。
今はどうよ? 新台って言っても全台に6なんて使わないだろ。
当時とほぼ変わらん性能しか無いくせに。
で。客が減った? 打ってくれない?
それが今打ち手が思っている店の信用、ってこった。
高設定が入っていないのに低設定なんかそれこそ設定1で100%超える台以外に動くかよ。
バカじゃないの? 首から上に乗ってるのは風船か何かか?
値付けが下手糞すぎんだよ。素人かよ。何年勤務してんだ?
ピンバック: さすが自分で嘘ついてそれに逆ギレする民族はやることが違う
1ホールで言えば1.2か月に1度レベルで、客もめちゃくちゃ並んでいた。
私も並んで打っていた経験があったが、ワクワクが半端なかったし、かなり甘かったので勝たせてもらった記憶ばかり。開店ダッシュで後ろの奴に靴踏まれてこけた記憶もあるが今となっては懐かしい。
今の新台入替は大手ですらものすごく滑稽に映る。
よく行く店では、警察の検査待ちで開放まで通路に専用のイスなどが置いてあるが誰かが座っているのを見たことがない。
開放時や空き台時には店員のアナウンスが入るが、店側の「辛口設定の新台に座って金を落として欲しい!」という思惑が見えてこれまた滑稽。
そして昔の新台入替は本当の意味での「新台入替」だった。
今の毎週の如く行われるソレは新台入替などではなく、旧台入替というか変更のローテーションなだけ。
本当の新台入替には「最新台!」などと付け足されているのがまた滑稽。
ほとんど誰もがその旧台変更に期待感など持っていない。
本当に今のホールにおける商品の取り扱い方の低レベルさには呆れかえるばかりだ。
ピンバック: 馬鹿牛丼通行人
まずメーカーに何とかして貰わないと(^^;
ピンバック: もと役員