コロナ禍が収束せず、折れそうな心を毎日奮い立たせる今日この頃です。
前回(12月17日)の寄稿では閉塞感から脱却するひとつの手法として、4円パチンコ14割分岐営業(35玉、2.85円)の可能性について言及しました。
複数の条件設定でありながら一律に記そうとした為、伝わりにくい点も多々ありました。
補足をさせて頂きます。
・二物二価施策、それが可能な環境が現在あるのは大阪です。大阪での普及が全国に波及すると営業スタイル選択の幅が広がり稼働向上の可能性があります。
・二物二価、4円パチンコ14割分岐営業(35玉)は地域二番店以下を意識した施策です。二番店以下の店舗が風向きを変え、地域一番店との差をつめるキッカケとする点で有効と見立てます。
即効を期待し過ぎずに他の取組と合わせる事をおすすめします。
・出玉率100%を切らない14割分岐はお客様の勝ち体験を増やし、交換時の満足感を極端に損ないません。なお且つ利益を確保出来る分岐割数設定です。
・出玉率100%を切らずに利益率10%程度での営業、12.5割前後を継続する事をおすすめします。
・利益率は玉利益と併用した指標とします。つまり、全レート全機種一律に10%とは考えません。
・一番店との差が広がるばかりでジリ貧の現状、更には営業利益がマイナスになる事が予想される現状であれば「座して死を待たず」に14割にチャレンジする。その価値は十分にあります。
・当たり前ですが、二物二価なのでパチスロを14割にする必要はありません。
・パチスロは昨今の機種リリース状況や客層を考えると一番店と差別化する施策は取りづらいです。
そんな中で交換時の達成感は【貸玉46枚/千円、10.2割】が高いです。
リリース状況が変われば施策も変わります。
以上が補足ですが私の過去記事(カテゴリー ヤンキーパンダ)も併せてご一読して頂くと幸いです。
また個別の対応も受け付けます。私の経験や考えでよろしければ地域性をふまえて述べます。更に踏み込んだ内容を知りたい方は管理人様までお気軽にご連絡ください。
さて前回記事のコメント者に感謝しつつ、疑問を呈された方々のコメントに気がかりな点がありました。
それはホール管理者らしき方々が利益率10%に向かう事などに関して簡単に「無理」とコメントされる点です。
もちろん誌面で詳細なやりとりは難しい為、単純な「無理」と言う言葉を選択された事も想像できます。しかし容易に「無理」と結論づけている印象を持ちました。
本当に無理なのでしょうか。
コメントには「無理」な理由の言及はありませんでしたが、なぜ無理なのでしょう。
想像ですが、財源がないから。決裁権者の許可がないから。コロナ禍が収束しないから。技術、知識、経験がないから。などなど。
無理な理由を連ねる事で時間だけが経過して気がついた頃には取り返しがつかない。オーナーは財産を失い、スタッフは職を失い、お客様は集いの場を失います。
まさしく「茹で蛙」。
茹で蛙になる事は避けたいです。
それぞれ無理な理由。そして本当に無理なのかを考える事、考え抜く事で突破口、しいては解決策が見つかるはずです。
また有効な解決策が見つからなくても現状のマイナスにはなりません。
その過程で他者の取り組みに学ぶのも結構。
考え抜いた結果、体力が続く限り、新たな取り組みはせずに環境が良くなるまで待ち続けるとするのも結構かと思います。好転しない場合は撤退を意識するのも結構かと思います。
ただ容易に「無理」と結論づける事で成長意欲やマインドは低下します。
パチンコ業を取り巻く厳しい環境が続く中、マインドが低下する事で厳しい環境に拍車がかかります。
ですからマインドだけは下げずにおきたいものです。人のマインドは環境によって形成されると同時にマインドが環境を好転させます。
そこで、マインドを向上をさせる一助になればと、管理人さまの了解のもと、パチンコ日報賞を募集する事にしました。
(詳細は次回)

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んで入賞すると何か頂けるのでしょうか?
ピンバック: ギバギバ敏郎
ピンバック: 黄色いパンダ
結局は出さなくて利益にするからだよ。
ピンバック: 負け組
ピンバック: 利益優先
ピンバック: 利益優先
ピンバック: リニ
リスクを負いたくないんです。
どこの店長もこんなもんです。
だから業界全体で良くならないんです。
どこの業界も同じでリスクを負ってチャレンジをした者だけが「成功と報酬」を得られるのです。
ピンバック: コロ助
目的も希望もないから努力する気も起こらない。
それくらい厳しい状況に追い込まれているってこと。
詳しく知らない人なら同情するだろうが、事情を知ってる身からすれば…、当然の事に思えるからね。
まぁある意味で今は身の丈にあった経営をしているんじゃないかな?
ピンバック: 通行人
座して死を待つ。セオリー通り。
それで給料が貰えて生活出来るって、大変素晴らしい業界(会社)ですね。
ピンバック: 飲食業界
パチンコ屋以外にもいくらでも集いの場なんか
作れますよね?
ピンバック: やん
ずっとやってきたことですね
1番店がやらないことを2番3番店がやって果たして成功するのでしょうか
利益率10%も家賃や借金がない店なら可能かもしれないですが…
ランニングコストが高く、月に千万単位で取らないと立ち行かないホールが多い中で利益率10%は現実的じゃないように感じます
利益率10%で何年、何ヶ月持ちこたえられるのでしょう
利益目標に届く安定した稼動がつくまでどれくらいかかるのでしょう
見通しの立てられない目標に融資は受けられるのでしょうか
責任を取るからとオーナーに進言できるでしょうか
個人的には二物二価のぱちんこ14割分岐営業は魅力的に映りますし理想だとも思います
しかし業界側で自発的にそのようなムーブメントは起こらない
資金力のある地域1番店や全国でもトップレベルの法人が実行し【大成功する】のを見て、それからやっと真似る店が出てくるかな?というレベルです
14割分岐営業のムーブメント実現を本気で考えて行動するのであれば、店や組合を動かすよりも政治や行政に働きかける方が可能性は高いと思います
茹で蛙の表現をされていますが
規則改正や内規変更がされ、いい機械が登場していい時代が来ると期待しつつ耐え凌ぐ茹で蛙
「環境が良くなるのを待つ」のがいまは得策かなと私は思います
もちろん商売が成り立つことを大前提としてです
P機S機の再認定がはじまろうかというのに未だCR機や旧基準機の撤去問題を抱えて海もジャグラーも絶望的に供給が足りない
業界のこの先を考えると身震いしますがいまやれることをやるしかない
14割営業はまだずっと後の話だと思います
ピンバック: しょうゆ
粗利率10%なんてとても無理です。
経費を考えると、経常利益率はマイナスになってしまいます。
加えて、この昨年の休業要請による爪跡が生々しく残る中、6号機入替えを控えております。
ヤンキーパンダさんのおっしゃる「利益率10%程度での営業」とは、失敗しても盛り返せる4号機全盛期の時代背景を前提としたお話なのでしょうか、
確かに現状は茹で蛙なのかもしれませんが、かと言って、パニックを起こし、ヤケクソ気味に鍋から飛び出しても
直火焼きになるのが落ちではないでしょうか。
孫子の言うところの動かざること山の如しです。
ピンバック: 牛丼通行人