社長自らが商品開発の経緯を次のように語ってくれた。
「コロナによって2割の遊技客が減っている。高額な機械を入れてもなかなか償却できない。昔の様に満台になることはない不確実な状況で、空いたままのスペースを有効活用ができないか、というのがアイデアのスタートです。私自身、ホールで置き引きにあって財布を盗まれた経験があるので、鞄やコートを身近な場所に置ければ助かる。ソーシャルディスタンスで間引くのではなく、これは新しい価値の提供です」(永野光容社長)
このほど豊丸産業が発売した「スペースボックス」は、単なるボックスではなく、数々のアイデアが盛り込まれていた。

まず、スマホ時代の必需品と言える電源コンセントとUSBポートが標準装備されている。スマホが立てかけられるバーは便利で、ここに傘を掛けることもできる。

メラニン樹脂で汚れが付きにくい物置スペースは、大ぶりの鞄や厚手のコートも余裕でスペースに収まる。耐荷加重は50キロなので、メダル箱も楽々置ける。

飛沫防止のアクリルボードで感染防止対策も万全だ。
高齢者のために手すりが付いているので、立ち上がる時の補助になる。この辺のアイデアは高齢者施設向けにトレパチを発売している豊丸らしさだろう。

商品は組み立て式となっているが、ビス止めで簡単に組み立てられる。組み立てが終わったら、後は遊技台を島に入れるのと同じ方法で簡単に設置できる。
カラーリングは木目調のブラウンとホワイトの2色から選べる。

「ベニヤ板戦略よりも、商品で何らかの付加価値を付ける方がお客様の呼び込みもできる。ゆったりとした上質な遊技空間を提供できます」(同)
今やパチンコの平均稼働は9000発というデータが示すように、特に4円コーナーは空き台が目立つ。
スペースボックスの価格は遊技機の1/10に抑えられている。遊技機1台分で10台のスペースボックスが買える。ということは人気機種を少ない台数で1ボックスのコーナー展開もできる。
■組み立ての手順






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ピンバック: ヤマモリ
大音量だろうと、中で食べようと他人に迷惑がかからない。
ピンバック: ムム
設備をフル活用出来るほど
長く遊べないのが難点ですよね
そちらを真っ先にどうにかして欲しいです
ピンバック: パチンコ大賞
以前、カラーボックスタイプの棚を導入したが、左右のお客がどちらを使うか迷っていた
ピンバック: 牛丼通行人
今はホールも出玉で還元することが難しくなってきてるので出玉以外でやれる事はどんどんやるべきだと思います。
あとは遊タイムハイエナ対策でスロットの初代AKBみたいに打ち手がゲーム数リセット出来る機能がついたら最高ですね。
ピンバック: パチンコがなくなれば幸せ