高設定によってBBを頻繁にさせて稼働率アップが目的ですから、そのために交換レートを設けて、(交換)ということを実施してパチスロの持つ性能を最大限に発揮させてお客様さんにBBゲームの醍醐味を提供することです。
交換表示器の種類
・ハイグレード→10インチ液晶画像にて勝敗ゲームします。
・スタンダード→7セグ、LEDドットにて勝敗ゲームをします。
・エコノミー→パトライト点灯、消灯での勝敗。
いずれも開発中です。
・公安委員会に対しては、呼び出しランプなどと同様に付加装置の届け出は必要になります(機能説明、構造図、回路図等の添付)。
・本システムは全遊技台のリアルタイム情報を管理し、機種毎にセット(調整)できます。
・割数は機械の設定調整ではなくMBコントローラーによって行い、交換表示器を表示させて交換をします。ホルコンの貸玉料情報、景品額情報に基づいて交換指示を出して予定割数に制御します。
・抽選時期はBBでの抽選、差枚数での抽選、これらを混成した抽選等さまざまな交換形態にセットできますすので、複数のBBなど意識しなくてもよいのではないでしょうか。集中端子板の出力信号情報が抽選タイミングの基本としますからARTなども抽選と関係しない方が良いかもしれません。
ただし、この交換タイミングの調整こそがホールの独自性でありまして、その店にマッチングした交換形態を確立することが、すなわち店のノウハウとなります。
どの調整が最適かはシステム設置後に微調整をしていく必要があります。
(要約)
MBコントローラーはホルコン情報を監視しながら交換表示器に表示します。
現在主流の等価無定量営業では機械の平均出玉率が97~99%で営業しますので、設定1or2です。
ご存知のように5号機は短時間(400G)・中時間(6000G)の出玉率制限があります。1時間で3000枚(6万)の差枚数が出ることは望めません。
これでは今のお客さんが3万~4万円と投入しても取り戻すチャンスは極めて小さいのです。
5号機の出玉性能とはこの程度です。
しかも等価営業をすることは、設定1が中心ですからどうしようもありません。
回胴式は約20年の間で等価・無制限営業が定着をしてきましたが、5号機の出玉瞬発力ではこの営業形態に全く適さないことに気づかなければなりません。これははっきりと証明されています。
パチスロの営業現場を見れば明らかです。
分析
(パチスロ性能と営業の形態)
・1~2号機 出玉試験が平均値で算出してくれたので出率118%が可能であった。
・3号機SB集中ゲームや裏モノも多く存在し現実的には瞬発力のある台が組み入れられていた。
・4号機AT、ストック、大量獲得機で低設定でも投資金に対する見返りが期待できた。
このように歴史的に機械性能がそのようであったからこそ(等価無制限)という営業に対応できていました。
※要するに投入金額に対する見返りのスピード感の問題です。
・5号機 シミュレーションの導入と短時間出玉試験の実施で完全に見返りのスピードがなくなり、これが致命傷となって今の営業状態となっている。
機械性能が低い以上、営業方法によって対策を講ずることが必要です。BBの当たり感を演出するには、少なくとも最高設定を使用してボーナスゲームの醍醐味を存分に出して、その出玉感を提供していかないと、パチスロはまだまだ減少し衰退を招くことは火を見るより明らかです。
特に専門店は深刻な状況です。
まず、どんどんBBを出して稼働率を高めることが重要です。
5号機になってから新機種を導入してもパチスロコーナーが以前のように沸くことは残念ながらありません。
やはり、従来の営業形態を続けていたのでは根本的な解決にならないです。
メーカー団体は機械性能に関して陳情をしていますが、遊技機の演出面やリール停止制御など一部の解釈基準の変更はあったものの、射幸性に影響する配当や出玉率(短・中・長時間)の変更はありません。
これは遊技機の認定及び型式の検定に関する規則で明記されている事項であるため、解釈基準でなく規則改正が必要になってきます。 とても時間がかかります。
行政サイドも業界側のメリットになる要件ばかり受ける訳にもいかないでしょう。
なぜなら、国民の中にはパチンコ、パチスロが嫌い、無くしてほしいという人たちもいます。
業界の言い分だけを優先していては、このような人達からバッシングを受けることに繋がります。
また、こちらが要望すること(BB取得枚数や抽選方法、出玉率など)が緩和される方向という保証はなく、逆に今以上に厳しくなるかもしれません。
現在でも各地で遊技機の不正改造事案が頻発しており、不正改造されにくい防止対策の強化を求められている状況です。
特にパチスロは陳情や規制改正など待っていられる状況ではありません。
そうすると現行法の中で出来ること、つまり遊技機の性能に期待するのでなく、営業スタイルによってパチスロを活性化させることです。
パチスロコーナーが活性化することは、ホール全体の稼働率にも良い影響をもたらせて、購買力も増しパチスロの新製品導入も活性化してきます。
解決策の一つの手段としてこのMDシステムが力を発揮できるのでないかと考えます。
●例100台
現状 (等価ノーパン ) MBシステム(7枚)
機械出率 98% 104%
イン枚数 1,500,000 1,500,000
アウト枚数 1,470,000 1,560,000
差枚数 30,000 -60,000
割数 8 12.3
売上 3,000,000 5,250,000
景品 2,400,000 6,450,000 (4,608,500)
粗利 600,000 (641,500)
平均BB回数 16 21
平均投入枚数 15000枚
割数 8割→12.3割
コイン単価 2円→3.5円
BB回数 16回→21回
※12.3割出しても台粗利が6400円の黒字となります。
これまでより900枚(18,000円分)メダルを多くお客さんに還元させて、かつ交換の差益によって利益を確保します。
ご意見ございましたらよろしくお願い致します。
回胴式は3年間で設置台数が190万台→120万台に激減しています。
一日も早く対策を講じなければなりません。
丁度昨晩前回の寄稿に付いて関係者との席で話題になりました。
システムの成功可否に付いては誰も分からないのが本音でした。
試験店舗での結果がシステム拡大に影響が出るでしょうね。
昨晩出た関係話題の中から紹介すると、
スロットを100台保有している店舗が3店舗あったとします。
地域特性から見込める稼動はそれぞれ違った場合、
また機械機種構成がジャグラーが主な場合、
交換枚数がそれぞれの店舗が違う場合、
機械の特性=RTやBB種類による払い出し枚数の違いによるMBシステムの調整方法は?、
などなど書き切れないくらいの話が出ました。
それだけ興味深いMBシステムですが、同時にピンと来ない状況でもあります。
導入コストが店舗収支に見合うものかも話題に上がりました。新規店舗で導入する場合の想定価格とか全てが分からないね~と言うのが話題の本音でしたね。
本日の寄稿内容でもまだピンと来ません。
でも非常に興味があります。この興味の大きさは業界関係者なら同じでしょう。
しかし大きな市場である都会部では、7枚交換などにするには抵抗がありそうだと言う意見も出ました。
また現状では、スロットに対しての設備費を割きたくないのが現場の本音でしょう。
新規商品開発は本当に大変です。私も企画から流通まで、新規商品の立ち上げを経験しているの理解出来ます。
MBシステムの成功をお祈りしています。
ピンバック: 元店長
元店長さんのコメントと同じで、まだ分からない点が多いですね。否定する訳じゃなく、大丈夫なのって感じです。
ピンバック: Unknown
前回コメントに書きました疑問(見辛くてすいません)について、元店長さん・無記名さん同様ピンと来ないのですが、絞って再度疑問を。
抽選の仕様とそのタイミングが、このシステムの鍵を握ると思いますが、タイミングについてボーナス以外に差枚数とありますが、どちらも機械特性上(内部状態・演出)機械的に判断するのは、遊技者から支持を得られないのではないか?
(このポイントがノウハウとありますが、ホールに下駄を預ける形では、疑問は解消されず、販売者はこの点について、実例でリードすれば解りやすい)
主旨が、低交換+持玉制であるならば、現在の市場にこの営業形態が皆無なのが、システム導入でニーズとなり得るのか?
(等価の店にとって、二つの転換はかなり大きな決断になる)
店舗の状況により、導入を考えた場合の阻害要因は、変わってきますが、●例から単純に7枚交換(単価5%ダウン)で出率3%アップ(同粗利)でも、難しく思える形態が、更に交換を強いられるとどうなのでしょう。
お客様の印象や、心理的・物理的な負担に対する答えが、設定⑥を多く投入し、当たりを楽しめると言うことを、演繹的に考えるならば、低交換化と交換営業の導入(+αで要営業力)がこれにあたり、このアイデアは、抽選を如何に演出出来るか、装置の仕様がポイントだと思います。
ピンバック: 数珠
はっきり書くが…
元店長さんや数珠さんは、このブログの寄稿者なので書けないだろうから私が代わりに書くが
このシステムじゃ売れない。
また説明も下手。
詳細が開発途中で書けないとしても
この書き方ではアピール無し!
シッカリ!
ピンバック: Unknown
このシステムは当然、遠隔するんでしょ?
ピンバック: Unknown
寄稿者の返事くらい無いの?
ピンバック: Unknown
継続中に空き台になれば、その台は賑やかですね‥‥
抽選はBB成立時・終了時?
切替出来る方がよいのでは?
費用対効果がどうなのか?
営業データ知りたいですね。
興味深く拝読させて頂いてます。
ピンバック: Unknown
ハッキリ書く!
機械の遊技性能が悪ければそれまででしょう。
寄稿者はここで意見を求めているのですから、読者の疑問点に答えてほしい
ピンバック: Unknown
現在は〝IN枚〟〝台売り〟〝台粗〟とも安定し、底を打った感があります。
今後の業況も鑑み、一歩先んじるか否か…MBシステムの内容も含め、
経営者にとっては難しい判断ですね。
ピンバック: きんたろー
今ある頭上の回転数表示機の任意の回転数で当たったら継続、交換を決めるんじゃ
だめなんですかね
違うのかな
ピンバック: Unknown
寄稿者のコメントが皆無なのは、残念です。
以前に考えたと書きましたが、それを踏まえた上で、肯定の肉付けが出来ればと思い、疑問を記しました。
掛け違いが起こらないよう、僭越ながら今後は企画・提案に関しては、意図を明記されることをお勧めいたします。
業界のためにと思う気持ちが、結果空振りであったならば、とても寂しく感じましたので、意図に応じてコメントしたいと思いました。
最後に一つ。
インターフェイスをクリアし還元コントロールが成しえたシステムと考えるのは、根本的な大きな疑念を踏まえているのでしょうか?
これまで記してはおりませんが、大きなひとちの疑問があります。
クリア出来ないとシステムの欠陥となる、大きな疑問です。
肯定のための私からの提案と受け止めていただくことを望みます。
ピンバック: 数珠