パチンコ日報

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統一釘会議 その1

久々に出たチェーン店内統一釘の話題。



ほとんどの業界関係者は、既に承知している、と勝手に思い込んでいた。



今から約20年前、私が入社したホールは20数店舗を展開していた。



当時は業界でも一目おかれる存在だった。



社内システムについても、当時は考えられない先進的なことを採り入れていた。



私が入社してからも、いろいろな事を提案しては、それを受け入れてくれる懐の深い会社に感謝したものだった。



兎に角楽しい時期であった。



今回は多店舗経営で飛躍を目指すオーナーからこの先、規模を大きくする上で重要となる釘についての意見を求められた。



紹介されたオーナーだったので初対面。手探り状態で会議が進む。



「統一釘」の話題になった。



名前は知っていても、その詳細をご存知でない幹部社員がいることに衝撃を感じた。



業界では誰もが知っている、と思い込んでいた私がいた。



私が入社したチェーンは既にその原型を確立していて、社内に「釘研究室」があった。



これは、新台の特性を最大限に活かせるゲージを研究する部門だった。



今と違って当時は「羽モノ」や「一発台」や「三回権利モノ」などが全盛で、バラエティーに富んだ機種構成であった。



特に羽モノや一発台のゲージ研究には熱心で、メーカーが推奨する釘ではなく、独自のゲージを編み出して高稼働を誇っていた。



他の競合店では、稼動が落ちた機種でも、そのチェーンでは長期に渡り稼動を挙げた機種がある。



「フィーバーキング」や「ラプソディー」「テキーラ」などがそれで、お客様に楽しさを感じて頂き、遊技中にストレスを感じさせないゲージに作り上げていたからだ。



特に三回権利モノは、入賞口のTY調整に気をつかったりしたものだ。



セブン機については、極力スタート穴まで玉を寄せるゲージを研究した。



他の競合店では、風車で逃がしたりする調整を施していたが、それも極力さけた。



釘の美しさも非常に気にするチェーンであった。



普段玉が飛ばない右側のすべての釘は、基本は垂直上げ3度。



フロックはベース調整が必要ない所は、垂直平行釘で02で調整しておくのだ。



この調整は、一発台の命釘調整のための練習だと、師匠に教え込まれるから、常に良い練習場所である。



話はちょいとそれるが、今の若い人たちの中に、平行釘が出来ない人を多く見かける。



出来た様に見えても、時間が経つと玉が首吊り状態になっていたり・・。



今は昔に比べて、サラリーマン釘師が多いので仕方のない事かも知れない。



こんな昔話に華が咲き、「昔の台を懐かしんだ」。



ここを読む若い読者は知らないだろうけれど、セブン機は1回の大当たりで2000~2500発は出た。



またオマケチャッカーなるゲージもあり、2800発も出る台だってあったのだ。



当時の交換は40発(2.5円)~50発(2円)交換。



当時認められた内部抽選方法で、強制4連チャンになれば、一気に2万円になったりしていた。



当時の大当たり確率は250分の1が多かった気がする。

三回権利モノは、確率310分の1前後で、合計TYは6000発くらい。



三回権利モノなのに、クルーンがある機種もあったものだ。



ここまでの雑談で出た感想は、皆「あの頃が一番楽しく釘調整をしてたよな~」だった。



確かにそう思う。



お客様も、様々なタイプの遊び方を選べた時代だった。

その頃は今と違い、評判の悪い機種でも、釘調整ひとつで稼動を上げられる可能性が残っていた。



釘は今でも大切なツールだけれども、昔に比べて重要性が落ちてきているのだ。



今はサラリーマン釘師が多くなり、釘師経験が数カ月で営業釘をたたく人もいる。



話が大分それたが、昔を懐かしむ釘師は多い。



板ゲージ。



これは同じ12.5のサイズでも、厳密に言うと、人それぞれの持ち物で、サイズが違うのをご存知だろうか。



板ゲージを使用した事がある人ならば分かると思うが、スタート命釘に板ゲージをあてた際、その摩擦感覚が、皆さんの持ち物によって、摩擦係数が違う。



その原因は使った経過年数によるものだ。



つづく



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. Unknown

    最近の店は釘がへたくそですねぇ 

    変則的スペックならとんでもない赤字になる場合多々あります 

    それを取るのは決まってプロです  

    今週及川奈央のスペックをいくつかの店の班長クラスに説明を求めました 

    ゲームフロー説明出来た班長は0 

    ここに大きな問題があります
     »このコメントに返信
  2. ピンバック: 草

  3. Unknown

    5店前後なら、統一していないチェーンは多いです
    Unknown  »このコメントに返信
  4. ピンバック: Unknown

  5. Unknown

    これって大変な作業です

    やったことあります
    Unknown  »このコメントに返信
  6. ピンバック: Unknown

  7. Unknown

    以前から「釘調整」に関し、思っていたことをコメします。



    一時、設定機能が付いた機械台が出始めとき、上司からは

    「これからは、釘調整のいらないパチンコ時代がくる」と言われた。

     

    〝換金問題〟にしても、この〝釘調整〟にしても、いわば〝グレーゾーン〟だ。

    昨今、えげつない〝釘調整〟によって辟易している遊技客も少なくない。

    それならば、目に見える〝釘調整〟を廃止し、目に見えない設定機能を

    付加させた方がいろいろな意味で良いように思う。

    それこそ「全国統一ゲージ」だ。

    うちの優秀な釘師には悪いが…w



    改めて〝換金〟〝釘調整〟それと〝消費税〟に関して組合は、前向きに

    取り組むべき時期かとも思う。

    きんたろー  »このコメントに返信
  8. ピンバック: きんたろー

  9. 皆さんコメントありがとうございます

    設定機能…懐かしいです。結局あれは使えませんでしたね。3段階、しかも確率も大ざっぱ。ほとんどの店舗では、設定3にして営業していたのでは…。(設定3とは一番悪い確率)。

    それでスタートをあげていた方がお客様は付きましたね。



    それと、何れ銀玉が消えると予言した人もいましたね(笑)。それは韓国の遊技場で実現になりました。遊んだ事がありますが、あれは駄目ですね。ただのテレビゲーム。



    >改めて〝換金〟〝釘調整〟それと〝消費税〟に関して組合は、前向きに取り組むべき時期かとも思う



    換金問題は、いつもでもグレーがベターだと言う関係者もいますよね。どちらにしても、カジノ法案とセットで成立の公算が高いので、業界や関係政治家の間では、青写真が出来ています。パチンコ法案が通れば、この業界への規制が強くかかる可能性があります。だからグレーもままが・・・と言う人もいるのです。



    釘調整は、概ね垂直とか言いますよね。これに甘い所轄があったり。

    全国のKサツの姿勢統一も必要ですね。



    消費税…これは何れ大問題になりますよ。

    お客様が1000円入れる度に、消費税が150円のお支払いなんて時代になったら…。





    元店長  »このコメントに返信
  10. ピンバック: 元店長

  11. Unknown

    グレーすぎるから遠隔だの不正だの噂が絶えないのだと思う 



    換金も釘調整も違法 

    だが暗黙の了解 

    パチンコ法案化して 

    店も客も正々堂々と勝負しあえばいい 

    店が遠隔等々やれば許可取り消し+ホール責任者には実刑判決 

    主任副主任レベルでさえ拘留されるぐらい大事件にすべき 

    勿論客もゴトやれば実刑 初犯は執行猶予等々は無し

    それでようやくグレーは薄いグレーになります
     »このコメントに返信
  12. ピンバック: 草

  13. Unknown

    パチコンGIGAが出た時は

    未来型パチンコはこれかと思いました 

    回らなくなったら電チューが開いてくれるんでしたね 

    金太郎もありました 

    パチコンはすぐに消えましたね
     »このコメントに返信
  14. ピンバック: 草

  15. Unknown

    パチコンこそが釘調整のいらない機械だったのに。

    当時はユニバーサル販売の時代。パチンコメーカーにすればそこの特許なんか使いたくなかったはず?

    営業1号  »このコメントに返信
  16. ピンバック: 営業1号

  17. Unknown

    >パチコンGIGA



    懐かしい名前が出て来ましたね。

    私は機械操られている感覚で嫌でした。



    元店長  »このコメントに返信
  18. ピンバック: 元店長

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