激動の年になることが予想されるだけに、明るい話題はないが、業界で生き残るヒントを少しでも提供していきたい。
これは予定稿だ。年末も押し詰まったところで、ロングインタビューの最中だ。
そのインタビュー相手は、時間があればいまでもパチンコを打ち続けている。それは根っからのパチンコ好きという以上に、パチンコ客の定点観測をするためだ。
同じ店に毎日のように足を運んでいれば、客の動きが手に取るように分かる。
MAX機ばかりを打っていた夫婦が、ミドルへ移動したと思ったら、甘デジに腰を落ち着かせた。
毎日来ていた弁当屋のおやじの姿が見えなくなった。
ある日はカウンターにビニール袋一杯に詰まった硬貨を持ってきたおばちゃんの姿を目撃した。貯金箱に貯めていた1円、5円、10円玉を札に両替してもらうためだ。
夫婦で来ていた焼きソバ屋の肉の量が少なくなった。パチンコ代を捻出するために、材料原価を落としているのが見えてくる。
等価交換、4円MAXで市場を煽り立ててきたが、客の懐が疲弊していることが定点観測から見えてくる。
パチンコをしたいけど、カネが続かない。
こういう状況で、メーカーも機械の作り方も時代の変化に対応しなければいけない。
液晶になってからメーカーがハラハラ、ドキドキ感のある機械作りを放棄した。リーチ演出は本来のパチンコのハラハラ、ドキドキではない。
日工組が創立50周年を迎え、週刊誌に掲載した広告だ。「パチンコが嫌いな方へ」というキャッチコピーが気になる。
読んでみると、ちょっと立ち寄る気になるような内容でもない。
1000円で1時間は遊べる機械を作りましたから、パチンコ嫌いの人も1回立ち寄ってください、というぐらいのことを訴えないと無意味な広告である。
業界がこれからの時代を生き抜くには大掛かりな外科手術が必要になる。
「全国一律45個交換に戻すぐらいの覚悟がなければ、業界の明日はない。大衆のささやかな娯楽という原点に戻るには、勝っても1万円。そうなれば、2万円も使う人はいなくなる。これが正しいレジャーのあり方」
フィーバー前の時代に戻れ、ということだが、メーカーも機械寿命が延びれば今の事業計画ではやっていけないし、ホールもMAX機時代の売上げで事業計画を立てているので、利益を落とすことができない。
メーカーもホールも総替えにならないようにしなければならない。身の丈経営をしてきたところが生き残っていけるのだろう。
ふくおかのおっさんさん、長文コメントありがとうございます。1本のエントリーとして反映します。
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昔はよかったは聞き飽きた
単純な話だ
店数がいまの半分になればいい
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