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また一つスロットメーカーの火が消えた

5月25日、またスロットメーカーが不渡りを出した。本業をしっかりやっておけばよかったのだが、社長にはメーカーになる夢があった。



資金力はあまりなかったので店舗を売却してまで、メーカーを立ち上げた。苦労して、苦労して新機種を開発した時は、時代は5号機に入っていた。



トップメーカーの機械すら5号機は売れないのに、新興メーカーの機械がそう簡単に売れるはずもなかったが、それでもある作戦があった。



他店との差別化を図るために、一つのエリアで1店舗しか導入させない。機械で競合しないので、機械を長く大事に使える。そのためのスペックにも自信を持っていた。



その販売にあるコンサルが関わっていた。



そのコンサルの顧客先を優先対象として、予約金として資金を集める手はずだった。



いざ、機械がデビューしてみると、その思惑は大いに外れた。コンサルからの注文はまったく入らなかった。



このコンサルは、今から10年以上前、業界外の上場メーカーが、スロットメーカーを立ち上げる時にも、少しだけ関わっていた。



日電協非加盟メーカーの走りとなるメーカーだったが、もはやその存在はない。



パチンコメーカーに部材を納入していたメーカーが、やはりスロットメーカーを立ち上げたものの、結局、販売台数がおぼつかず、12~13億円の負債を抱え倒産する。



その会社の社長は法人も個人も自己破産してすべてを失った。



倒産した原因の一つに、大量に部材を発注してしまったことが挙げられる。新興メーカーながら、1万台分の部材を発注してしまった。

実際に動いた台数は約3000台。



製造メーカーは在庫を抱えないことが鉄則。機械が売れなくても部材の支払いだけは迫ってくる。機械が売れなくても倒産しないスロットメーカーは部材を発注していない。



これらのメーカー立ち上げに関わっていたメーカーもことし2月に2回目の不渡りを出している。



機械メーカーは一発当たれば、莫大な利益をもたらすために、それを夢見てメーカーになりたがるのだろうが、機械メーカーになることは一種のギャンブルだ。



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