パチンコ日報

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7割がパチンコ業界の将来に不安

先日、お願いしていた「これからの時代もパチンコが必要とされるためには何をどうすればいいか?」というアンケートの集計結果がでた。



回答は78人。



まず、パチンコ業界の将来をどのように見ているのか?



トップは57%で過半数以上の人が「なくなることはないが、確実に衰退していくので不安」と答えている。



これに不安要因の「若者がやらない業種なので将来性はない」の11%を加えると7割近くの人が、将来に不安を抱えている。



希望があるとすれば、換金が合法化だが、その可能性の下に「胸を張って働けるようになっている」と答えたのは15%、「パチンコは永久に不滅。希望が持てる」と答えた人に至っては、わずかに6%で圧倒的な少数意見だ。



「面白い機械が出れば、また業界は復活する」と望みを持っている人も10%と少ない。



7割が否定的、3割が肯定的なパチンコ業界の将来性が浮き彫りになったところで、パチンコ人口を増やすことの是非について聞いてみた。



55%の人が「射幸性で煽るのではなく、娯楽として少ない金額で遊べるならいい」と行き過ぎた射幸性には歯止めが必要と感じており、「業界の発展のためには絶対に必要」の28%を大きく上回った。



さすがに、自分たちの仕事を否定的に見ている人は少なく、「増やす努力をすればするだけ社会から非難を浴びる」が9%、「パチンコ依存症予備軍を増やすのであまりいいことではない」が8%に止まった。



本題はいよいよここから。



衰退傾向にあるパチンコ人口を増やすにはどうすればいいのか。具体的な意見をきいてみた。



射幸性を落とした機械の提供と高コスト体質からの脱却、という意見がこれらだ。



業界の発展を市場規模の拡大と捉えるならばパチンコ人口の増加は絶対必要。客単価の低い営業が主流になってある程度時間が過ぎれば人口はそれなりに増えると思う。しかし規模の拡大が業界の発展の正しい道なのか疑問。



一人当たりの単価を下げて遊技人口の増加でカバーするその為には、機械代、固定費の世間一般レベルでの見直しは必要。換金合法化によって、中堅企業~単店企業は軒並み閉店の危機にさらされると思います。



初期投資を徹底的に抑える。低投資で長く遊べる遊技機。甘デジという意味じゃ無い。並行して短時間勝負の遊技機を提供する。



まずは機械ありきなので確変率を低く抑え、初当りが楽しめる機械作り。本当は良くできていて面白い今のパチンコも期待感の絶望的な低さが邪魔をして遊戯動機の入口が狭い。メーカーのもっと広い視野での機械開発をお願いをしたい。デジテンシリーズは良い発想だと思います。



規制緩和と機種スペックの見直しを行い、適正なギャンブルができる状態へ持って行く。現状では負ける確率が極端に高すぎる!粗利制限又は利益率制限等を行い、明瞭な運営状況が分かるようにする。




変わった視点が海外の観光客と景品の見直しだ。



固定客からの利益に頼るのではなく、海外からの旅行客にお金を落としてもらう事で稼働と粗利を上げる営業にシフトする必要がある。カジノツアーのオプションで”PACHINKO”を体験出来るようにツアーに入れてもらう事で、もう一度あらたな顧客を創出し、タイアップ機でパチンコとアニメは日本文化という付加価値をアピール。カジノと秋葉文化は結びつかないが、パチンコと秋葉文化はタイアップ機で相互関係が見えるので、これがパチンコというカルチャーだと昇華させれば大丈夫。カジノは海外にある!パチンコは日本!



あくまでギャンブルとして生き残るなら、換金の合法化は必須。レジャーとして生まれ変わるなら景品に対する換金以外の付加価値付与。投資したお金以外の「もの」例えば投資した時間に対しても何らかの対価が得られるようなシステムを構築したい。1時間打つと一定のポイントがたまってコンビニで割引として使えるとか、toicaにチャージされるとか面白そう。エンタメやネットとの連動も必須になってくるだろう。



特殊景品を無くした上で、一般景品の上限も無くす。さらには、市場価格での提供という縛りも無くす。 パチンコを遊技し、出玉を獲得した人には市場価格よりも安価で様々な商品を手に入れる事が出来れば、パチンコ人口は増すと思います。



では、パチンコが社会から必要とされるためには、パチンコ業界は何をどうすればいいのだろうか?



まず、目立った意見が社会貢献だった。



お年寄りに対する社会貢献に目を向ける。 孤独死とか。 お年寄りが安心して遊べる場所にする。 老人ホームとのタイアップ。



社会貢献活動や環境問題に対する活動をもっとPRしていくべき。業界紙の中だけでは所詮業界人にしか伝わらない。TVや新聞などの広告媒体を通して一般人へのPRをしていく事が大事。今でも世間に胸を張っていい位の社会高貢献活動をしている企業は多い。



営業面においては性質上、社会から非難される要素があり非難されなくなることはないと思う。しかし、そこで得た利益を地域に還元するなど、住民のためになるような事が当たり前のように行われれるようになればその地域に必要な存在になれるのかなと思う。経営者の姿勢の問題だと思う。ホールもメーカーも経営側が利益のみ追求するなら、この業界はもっと縮小した方がいいと思う。



現状地域の社交場、というコトバで指すことのできる部分が1番社会に貢献できていると思います。もちろん結果ゲーセンに人がいっちゃってるんで、その理由を考えたときやっぱり初期投資かな、と。あとはもし、儲けたいならばそれに見合う社会貢献活動。まだまだ足りない。三洋電機レベルの社会人貢献活動をメーカー、ホール企業は意識しなければ。ただでさえイメージ悪いんだからそこは頑張りましょう。地域貢献、社会貢献以外にこの業界が必要とされる理由はなかなか見つからない。これは業界に対する皮肉も込めるが、ギャンブルしたい人の需要を満たす役目はある。これは必要。息抜き、余暇の選択としてね。そこは胸張りましよう。



福祉や地域社会への集客での貢献 共同出資で病院をつくるとかでっかいことをやってもいいと思う。数十兆円もの売り上げはどこへ?みんな思っていると思います。



本来のパチンコの遊技性に関してはこんな意見が寄せられた。



・パチンコ破産を減らす仕組みを確立すること・「オタク」路線に走りすぎないこと(サクラ大戦とか・・・正直「引く」)・ストレス解消できるような「爽快感」があること。



現在のような一日、何万も使わされる形ではなく、健全娯楽としての方向性。そのためには、千円辺り40回転以上する位のゲーム性をもたせるべきだと思います。



最近はゴルフや釣り(船釣り)でも1万数千円で遊べる時代です。パチンコも1日1万円程度で遊べる機械を増やさないといけないと思います。



まずは低換金で統一化  客は玉を出して少しマイナスになるぐらいならまた来てくれる 負けばかりではこない 玉が出ない当たりで帰っても喪失感しか残らない。 



1.出玉至上主義の改善タイアップのMAX機などどの層にアピールしているのか?原作のファンは出玉よりも演出が見たくて打っているというのに。 2.健全に遊戯を楽しむためのインフラ整備。・完全分煙化・遊戯スペースの個室化。汚い親父や、ボタン連打婆とひざを突き合わせて打ちたい人などいない。長時間打って欲しいならそれ相応に快適にするべき。・騒音対策。というか自分の台に集中できるようにイヤホンプラグを設けるだけでも違うと思います。



新技術を取り入れた魅力あるゲーム性適度なギャンブル性二つのバランスが時代にマッチしていること



脱税や不正機問題を払拭できないパチンコ業界についても厳しい指摘がある。



違法性をなくすことにつきると思います。多少痛みは伴うと思いますが、法整備を業界の総意として働きがけ、業界に関わっている人が誇りを持って働ける環境を整えるのが理想です。




まずは換金の合法化。次に換金以外の打つ目的を作ることが必要。いつまでも「勝ったら金になるかるから打つ」では右肩下がりは止まらない




換金合法化と国営ギャンブル同様に利益の25%の納税



ラスベガスのように射高性の幅を設ける。お金の流れの見える化



パチンコ業界が社会から必要とされるように動いていない業界・関連団体(政治家・役人・機器設備屋・他)と人員の整備。業界団体とホール企業のトップが一貫性のある動きを取ること。





人によるアナウンスが大切だ、とする意見もある。



パチンコの楽しさを伝えられる業界人を増やす事。業界人ですらパチンコを勧められない現状は末期症状だ。機械メーカーを責めても現状は変わらない。



流行を創り出すパチンコする人ってカッコイイってなる流れに持っていくスキーでもスノボでもゴルフでもそうカリスマ的存在の人物(オリンピック選手や俳優、プロなど)憧れる人の真似をしたくなるのが人間そこからブームが生まれるのでは?とスキーの話の時にそう思いました。ギャンブルだから?煙草臭いから?そのマイナスイメージをプラスに変えれることが出来れば…





それでもダメなら開き直る。



必要と言うよりあくまで必要悪であるというくらいの認識に立った上で、不正のないホール経営を徹底し、庶民の遊技場という業界アイデンティティをいま再び醸成する



社会から必要とされない分野でよい。高カロリーで栄養のない食品や300km/hで走れる車、興味の無い人にはムダと言われるモノと同じで、必要なモノでは解消できない満足を満たす分野であれば良いと考える。




小博打が好きなんです日本人は。それで毎日楽しみたいんです。勝ちがあるから価値があるんです。勝ちが見えない今のパチンコは不要です。小勝ちを繰り返し味わえるパチンコは成功経験の積み重ねとなりポジティブな意識作りになっていたと思います。負けても『小勝ちの記憶』があるので+の気持ちで生活も充実していました。またパチンコが小博打程度の遊びに戻ってほしい。その中の一部に大博打があるなら良いのですが、今は大博打がメインですから…



組合・団体に頼っていてもコトは進まない。業界のトップ企業がこれらのことを実践すれば、パチンコ業界は確実に変わっていくはずだ。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. Unknown

    元店長の本日のブログで、小さな業界批判をされています。元店長の意見は未だ出切ってないけど、業界仲間の意見と毛並みが違う内容です。業界人視線ではない客視線で書いていると思われる。

    今日の日報の記事と合わせて読むと参考になる。

    http://gocats.exblog.jp/14160813/
    業界17年  »このコメントに返信
  2. ピンバック: 業界17年

  3. Unknown

    元店長のブログを見てから、ここのコメントを読んだら、話題になってたので書き込み致します。

    元店長が書いていることって、徹底されたファン視点ですよ。

    業界の皆様は、業界色に染まってて、ファン視点が無い。

    パチンコ日報の今日のデータは、明らかに業界視点ですね。

    これではパチンコ業界は衰退するかな
    パチンコ大ファン  »このコメントに返信
  4. ピンバック: パチンコ大ファン

  5. Unknown

    日報と元店長のブログ、今日は申し合わせている?

    リンクしすぎ!
    カルザイ  »このコメントに返信
  6. ピンバック: カルザイ

  7. Unknown

    あ~元店長氏の言いたいことが判りますよ。特にこのエントリを読めば。業界の皆さんは自分たちの心配に主眼が置かれておることがダメだってことでしょう。

    マルハンにしか業界の未来を託せないのかね。情けない。
    パチンコ養分  »このコメントに返信
  8. ピンバック: パチンコ養分

  9. Unknown

    『パチンコ業界』って必要ですか?

    と質問を受けて胸を張って『必要だ』理由は『〇〇だから』と答えられる人がどれくらいいるのでしょうか?



    業界・企業・自分自身の存在意義が曖昧ならば何も生み出せない。



    ですから私はまず皆にこれを説明してます。

    『自分の仕事に誇りを持つ事』から。



    パチンコは他のギャンブルと決定的に違う事があります。

    パチンコなら20,000円、スロットなら40,000円が1時間当たりに使える限界金額だという事。

    そもそも一発逆転大勝負という事が出来ないギャンブルです。この事を忘れていないでしょうか?進むべき道は自ずと明確だと思うのですが…。
    愛知県民  »このコメントに返信
  10. ピンバック: 愛知県民

  11. Unknown

    業界が無くなっても客は困らない。そんな業界と自覚しろと言いたい。

    元店長さんの様に客の立場になれない業界人が大杉
    遊ぶ側より  »このコメントに返信
  12. ピンバック: 遊ぶ側より

  13. Unknown

    業界としてという意見もありますが、国としてパチンコをどう考えているか知りたいものです。公営ギャンブルは合法、パチンコはグレーでは国民はパチンコに対する意識は悪いままで変わりません。国としてどうするか聞きたいですね。

    まぁ 政治と一緒で宙ぶらりんになりかねないですが・・・





    極論になってしまいますが、換金合法化か特殊景品廃止(換金禁止)にする。これについても賛否両論あると思いますが・・・



    もう一点として、現在ある機械はそのままで、今後導入する機種については10年位前の規格に戻す。そうすれば出玉なし当たり撤廃、出玉も2,000玉、確変率も50%位、海物語3R時代の機種に戻ってほしい。そうすればS%も6.00以上余裕だし・・・回しても利益が取れ、お客様も回るからストレスを感じないので少しはましになるのではないかと。





    ただ、よく2CHとうでボッタクリとか言う輩がいますが、パチンコ店も慈善事業ではないので利益も必要となる点が・・・難しいですね





    個人的な意見は現在の等価使用の機械を製造するのではなく、40~33交換くらい(換金額は不適切になりそうなので)の機械を製造しすれば等価の店は回せなくなり、お客が衰退、逆に適正交換店舗はそれなり(ストレスを感じない)にまわり、お客様も来るのではないかと、アタッカー回りも釘ではなく役物で出玉があまり削れないようにすればいいと思うのですが、利益超重視の会社があるので一概には言えませんが・・・



    長文乱文失礼いたしました。
    まりのすけ  »このコメントに返信
  14. ピンバック: まりのすけ

  15. Unknown

    ホンマに、とっとと業界自体潰れてしまえ笑



    マロン  »このコメントに返信
  16. ピンバック: マロン

  17. Unknown

    将来に不安があっても抜本的な対策を取らないパチ業界だった。既出だが自分の子供に打たせたくないといってる時点でダメだろう。原因は解ってるに解消しないのはやる気がないのかな?(努力はしているんだが、みたいなことはいわないでください。それでは小学生です。)
     »このコメントに返信
  18. ピンバック: 極

  19. Unknown

    蓄音機が発明された当時、ある音楽家はこう言ったそうです。

    「蓄音機が出てきたことで、声の訓練はすたれてしまうでしょう!

     そうなったら、国民の喉はどうなります。弱くならないでしょうか。

     国民の胸はどうなります。

     縮んで、肺活量が減ってしまわないでしょうか。」



    新しい物が登場したとき、それがどのように物事を変化させていくのか

    その影響を推察するのは困難です。



    その昔、プロ野球は「ラジオで聴く」か「球場で観る」ものでした

    TVの普及でプロ野球の観戦方法も変わりましたし、

    球場へ行くことの意味も変わりました。



    ぱちんこ業界の未来について話すとき、当然のように「メーカー」「ホール」「客」で話をしますが、

    実のところ、「ホール」が無くてもぱちんこ遊戯が成立する時代は近づいてきています。



    新しい時代の準備期間に

    旧い時代の議論の延長を続けていてよいのでしょうか?
    新しい時代  »このコメントに返信
  20. ピンバック: 新しい時代

  21. Unknown

    子供の入場を禁止した時点で胸を張って言えない業界になったのでは? 

    この時点で他の風営法のヘルスとかと横並びにされた 

    子供はたしかに邪魔だけど子供を規制してから遊技人工は減った 

    そして何よりも次世代のお客が育たない 

    元店長さんが今のお客さんから引退者を出さないとあるが 

    次世代はどうするのか聞いてみたい 

    子供の入場禁止は正しいのかどうかも
    ドンタク  »このコメントに返信
  22. ピンバック: ドンタク

  23. Unknown

    愛知県民さん

    あなたのコメントはオカシイ。

    自分勝手すぎるはw
    ポンピン  »このコメントに返信
  24. ピンバック: ポンピン

  25. Unknown

    私の友人はパチンコメーカーで働いていますが

    飲み会でも会社名どころか○○関係すら絶対に言いません。

    東京6大学卒業のプライドからかな?大学名までは言うけど仕事の話はしません。

    口癖は

    俺の人生は何だったんだ?可愛そうです



    エリートが大手の風俗に就職してしまった言い方を酔うとします



    店ではなくメーカーなんだから気にしなくても良いと思いますが

    気の毒で仕方ありません
    メーカー友達  »このコメントに返信
  26. ピンバック: メーカー友達

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