パチンコ日報

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これが北京のゲーセン内のパチンコだ

先日の中国のゲームセンターに関するエントリーを読んだ中国事情通から中国ゲームセンターの最新情報が届いた。想像以上のゲームセンターで、写真を見る限りは、まさにパチンコ店そのものである。



住所は北京市西城区西単新一代商城6階。







店名は「嘉斯猫電玩倶楽部 新一代店」。



オープンしたのは1年前。



このゲームセンターにはパチンコ、パチスロが200台あまり設置されているのだが、どこから見ても日本のパチンコホールである。











ちなみに日本でもポピュラーな普通のゲームコーナーもある。







ゲームセンターの紹介文が以下のように載っているように、中国在住の日本人も遊びに来るのだろうが、もちろん、メインターゲットは中国人である。



多くの若者で賑わう街、西単にパチンコ・パチスロコーナーを設けたアミューズメント施設が登場。パチンコ冬のソナタ、華王 美空ひばり、ウルトラマン、パチスロ俺の空、北斗の拳など、日本メーカーのパチンコ・パチスロ機種約200台を設置している。この他、各種アーケードゲームも充実。



おなじみの人気格闘ゲームから懐かしのシューティングゲーム、音楽ゲームまで、友達や恋人と一緒に訪れれば、時間を忘れて楽しめること請け合いだ。なお、18歳未満の入場は不可となっている。





実際、このゲームセンターに行った事情通によると、中国にはまだまだ接客とかサービス業という概念がないので、接客に関しては一昔前の日本のゲームセンターのイメージだ。



で、気になるのはパチンコ。



写真を見ても分かるように、玉箱も計数機もある。日本のゲームセンターのパチンコと違って玉は外に出る。ここが日本の8号との違いである。



遊技説明は張り出されている。玉の買い方、スタートチャッカーへ入賞させ方、777が揃ったら大当たり!



パチンコの客付きはどうかというと、客は2~3人。お世辞にも盛況といえる状態ではなかった。



ある日行ってみるとコーナーが閉鎖されていたが、その後どうなったかは分からない、という。



20年以上前、台湾でパチンコが流行った。



メーカーも支店を設けるとともに、台湾仕様を作り本格的に乗り出した。



当時は羽モノもあって、セブン機もあった。初めて見るパチンコに人気があったのは役モノの動きが見て楽しく、遊び方も分かりやすい羽モノだった。



その後連チャン性を搭載したセブン機が人気となる。



台湾ヤクザが経営していたこともあり、台北市内では全面禁止となっているが、台南や高尾などの地方に行くと今でもパチンコ店はある。



賭博は禁止されているが、こっそりと換金は行われている。



さて、北京のケースだがパチンコの知識がないところに、最新パチンコが投入されても興味はなかなか示さないかも知れない。



で、パチンコの知識もない中国人に今のパチンコ、スロットでは複雑すぎる。



台湾のように羽モノ時代からパチンコに慣れていけば、パチンコの面白さも分かる。



そういう意味ではビッグシューターやフェニックスのような単純明快な機械の方が受けるかも知れない。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. Unknown

    >ビッグシューターやフェニックスのような単純明快な機械の方が受けるかも知れない。



    デジタル機と羽根物を比較すると羽根物のほうが受けるかも知れないというのは、そうかもしれない。

    だが換金がない前提で言えば、羽根物が他のシューティングゲームなどより受けるはずがない。

    もし羽根物が他のシューティングゲームよりも受けるなら日本のゲームセンターに羽根物が並ぶはずだ。



    換金がなければパチンコには何の魅力もないことを認めるところから始めてくださいね♪
    初心者  »このコメントに返信
  2. ピンバック: 初心者

  3. 鶏が先か、卵が先か・・・

    初心者さんへレス



    >換金がなければパチンコには何の魅力もない



    これは「換金を前提として長らく開発が行われてきて現在がある」事を考えると、致し方ないのかも知れません。



    逆に、「穴に玉が入る面白さ」のみをゲーム性とし進化を遂げてきていたのであれば、また違った形に成っていたと思います。



    だからこそ、換金にまつわる行政動向は、業界の未来を直接的に左右するんだと思います。









    余談ですが、昨日遊戯したエヴァ福音、1万円回して13/kでした。6台ありましたが、どれも似たようなものでした。



    これが等価のせいなのか、単純にそのホールの方針なのかは知りませんが、こんなに回せず、客を追い払い、残った客から搾り取る的な事までせねばならない位なら、どうして換金率下げて回して満席にする方向を選択出来ないのでしょうか。



    これでは「国内に居る外国人」でさえ、ホールに定着させることは無理でしょう。機械の方が内規という形で業界自主規制が出来ているのなら、ホール側だって団体が業界存続のために足並みを揃えるよう、話しあったりルールや罰則を設けても良いのではないでしょうか。
    一般遊戯者  »このコメントに返信
  4. ピンバック: 一般遊戯者

  5. Unknown

    換金が無い事には、パチンコが根付いてない国では無理感が有りますね。まず換金ありき、これは間違いないと思います。

    日本でレトロゲームセンターやレトロ機博物館が何とか営業出来ているのは、あくまでもレトロ機が現役稼動していたお客さんが居るからです。



    何度も言ってる事ですが、パチンコ業界は欲張りすぎました。低換金・LN制&アナログ羽根物機大量導入ぐらいの事をしないと、お客さん帰って来ないですよ。
    黒帯  »このコメントに返信
  6. ピンバック: 黒帯

  7. Unknown

    >逆に、「穴に玉が入る面白さ」のみをゲーム性とし進化を遂げてきていたのであれば、また違った形に成っていたと思います。

    その方向で進化したのがピンボール機ですね。

    また、パチンコの技術を応用したリデンプション機(決して7号転用機のことではない)もその方向性に近かったかも知れません。

    もっとも、そういう機械がゲーセンの主流だったのはSANKYOがゲームメーカーもやっていた頃、70年代ぐらいまでの話ですし、現在風適法によりリデンプション機は禁止されているので作りようも無いわけですが



    ただ、件のコーナー閉鎖はおそらく違う理由だからだと思いますが・・・

    (写真の設備で「アミューズメント専用」というのは考えにくいです、普通に考えて、レシートを闇で換金していると考えるのが自然でしょう)
    そのへんの客  »このコメントに返信
  8. ピンバック: そのへんの客

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