この会社のナンバー2だった常務が昨年10月に退社していた。不渡りとナンバー2の退社の因果関係があるのかどうかは分からないが、この会社はとにかく業者泣かせで有名だった。
業者の請求書に対して、当然のように花輪代が引かれて支払われたり、必要以上の値引きを強要されたりで、儲けがほとんどなくなり、取引を中止する業者もあった。
そんな業者泣かせの会社は、とっとと業界から退場していただくのが、業界のためにもなる。
1回目の不渡りは乗り越えるのか? はたまたガセだったのか? 9月末に2回目の不渡りを出したとなれば、業界に激震が走っていることになる。
そんな会社がある一方で、すべての人に様を付ける会社もある。
お客をお客様と呼ぶのは当然だが、取引業者に対しても「業者様」と呼ぶ。
パソコンで共有できる各自のスケジュール表にも、業者であっても「○○様来社」と書かれていて、「様」が抜けていると怒られる。
この会社は何よりも礼儀、礼節を重んじるので業者に対しても業者様と呼ぶのだが、礼儀、礼節はホスピタリティー精神の根幹であるからだ。
出玉競争には限界がある。
出玉競争は一般業種のいうところでは価格競争だ。
同社が目指しているのは「価値競争」だ。価格=出玉競争は資本力勝負になるが、価値競争には資本力は必要ない。最終的に価値競争を実施できるのはマンパワーでしかない。
最近はパチンコ業界の接客も向上している。お辞儀やあいさつはどこのホールでもやっていることだ。
7割方は接客業、サービス業として当たり前のことをやっているわけだが、同社の価値競争とは残りの3割のプラスアルファの接客の模索だ。
「今まではどうやったらホールに来ていただけるかを考えていたが、今はどうやったら気持ちよく帰っていただけるかに主眼を置いています」(同ホール関係者)
負けてもまた来たいと思えるような接客、ということになる。
「残り3割がホスピタリティ、おもてなしの心の接客です。それがお客様を大切にする理念の浸透です」(同)
マンパワーの核となるのが個人ブランドの確立だ。「今日はあなたに会いに来たよ」と思ってもらえる個人のファンをどれだけ育て上げるかにかかっている。
感動するところに人は集まる。その輪の中心にそれぞれの個人ブランドの存在がある。
マンパワーを発揮する時に欠かすことができないのが、ホスピタリティー精神だ。その延長線上には取引業者といえども、業者様と呼ぶのは、同社では当たり前のことのようだ。
こういうホール企業が増えることで業界イメージも少しずつ変化していく。

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本文にある出玉競争には限界がある
ここは納得できますが、限界まで出玉を出している所は本当少数派です
良くこのような記事を見ますが、とりあえず限界まで出玉を出した上で
[価値競争]をやってもらわないと、何もやってないのと変わらないですよ
ピンバック: xx
負けても来たくなる接客?
低貸ならありえる話かも?と思うが
負けても来たくなるのは射倖性
五万負けても10万出る様なスペック
あとは店員の容姿だと思う
パチンコ屋全体が接客に対する方向性が違うと私は思ってしまう
丁寧な接客だから負けてもまたパチンコ屋に行きたいと思う人はどんな人?
ピンバック: ヘビーユーザー
大企業に関しては法人と個人の扱いに大きな差が
出ます。個人用のものはさんざん待たされ
扱いも殿様商売ですがこれが企業だと誠意の塊に
(笑)通常使う額が違うからだと思います。
個人相手の商売ははっきりいうとゴミ金額の割には
クレームも多く割に合わないということです。
パチンコ業の場合基本個人相手なので殿様商売
ということになるでしょ。しかしながら今時の
機械を考えるととても正常な頭を持つ人なら
手を出しぬくいところにあると思います。
あんまり馬鹿丁寧なのは正直胡散臭いです。
パチンコ業はほとんどマニュアルで意味がない。
このHOSPITALというのは臨機応変にやれ
ということですとある程度の学力がある人材
じゃないと無理でしょ。某中堅ホールの人材は
中卒程度の学歴しかありません。(笑)
ピンバック: 難しいことかな
一事が万事ってことでしょ
ピンバック: つまり
帰宅時にパチンコ屋の前を車で通るが、出てくる車には注意している。大概が無茶苦茶な飛び出しをしてくるからです。負けても来たくなる人がその様な運転するでしょうか? みんな大きな金を負けて、怒って帰って行くんですよ。400分の1台が出てから10万円の負けも珍しく無くなりましたから。それでも又来るのは、中毒に成っているからです。一度大きなお金が儲かった記憶が、人をそうさせるんです。射幸性を抑えないとこの業界も先が見えてきました。
ピンバック: 奈良のオッサン
私はIT関連の仕事に従事していますが、下請けの会社の事をビジネスパートナーと呼びます。
先ず「業者」という言葉自体がダサいし、それを呼び捨て呼ばわりすることなんてあり得ません。
まだそんな事をグダグダやっている業界に飽きれるばかりです。
まぁこの業界は完全なガラパコス社会なので、全く世間がどうなのか?情報が入って来ないんですかね?
今だにトップダウン経営?年功序列??ですかw
なんかこの日報を見ていると、パチンコ業界って昭和臭がありすぎて滑稽です。
「今まではどうやったらホールに来ていただけるかを考えていたが、今はどうやったら気持ちよく帰っていただけるかに主眼を置いています」(同ホール関係者)
この考えだから遊技人口は減少する一方なんだと思います。
パチンコ業界が何故ここまで栄え、何故ここまで規模を拡大出来たのか?もう1度原点に戻って見るべきではないでしょうか?
一般論で考えると、如何に気持ち良く帰って頂くか?の答えは必ず出玉です。
換金方式を取る以上、それ以外で気持ち良くなって頂くという理論は全て臭い物には蓋をしろと言っているような物です。
本末転倒な話を如何にも最高の接客と偽っている。
それが遊技人口減少の主要因である事に早く気付いて下さい。
もう気付いていますよね?
でも誰も行動出来ない。
だから衰退する。
こんな分かり安い問題も解決出来ない業界のレベルは相当低いと思います。
そりゃ皆愛想尽かしますわw
ピンバック: パチスロ歴10年
昔、TSUTAYAで学生バイト君の対応が素晴らしく我が社にスカウトした事があります。
きっかけは不具合商品の返却時のこと、彼のミスではなかったが
上司への事後報告を怖がらずこちらの提案を即座に受け入れてくれた。
金銭が絡まぬ無茶な要望でもなかったから出来たのだろうが客を不快にすることがなかったのです。
社員教育も大事だがやっぱり個の素質がモノをいう、
素質が良ければ相乗効果でその職場はもっと良くなると思います。
ピンバック: 老婆心
>今はどうやったら気持ちよく帰っていただけるかに主眼を置いています
勝ったときに如何に気持ちよく帰ってもらうか?では
>負けてもまた来たいと思えるような接客、ということになる
これは難しいですね
負けてもと言うよりは勝ち負けに関係なく来店動機を作ると言うことなら可能とは思いますが
いずれにしよ見せかけだけの店舗では無理だと思いますが
女性の髪型、服装、ネイルなど覚えて変わったときには声をかけれるくらいのスタッフをたくさん雇った方がいいと思うし
自社教育出来ない店はファーストフード店やドラッグストアで教育されたスタッフを特別待遇で雇うくらいの方がコストパフォーマンスはいいと思うくらいです
あくまで応急処置で根本的な考え方を変えなければ存続は難しいと思いますが
ピンバック: 兼業コンサル
コメント見ると「出玉が~」とか言ってるけど、
負ける(出ない)人の方が多くなきゃ、店なんてやってられないから、限界がある。
となると交換率を下げるしかないが、あまり下げすぎると、客が来なくなる。
それと、負けても来たくなる人もいる。
特に2~5スロなんて、儲けようと考えずに遊びで打つ人の方が多いだろう。
同じ負けるなら、接客が良い方の店に行く可能性が高い。
しかし、挨拶だけしっかりしてても、人が打ってる隣の台を開けてコインを流す、人が出してる後ろでインカム使ってなにか話す。
しょうがないことなんだけど、客として嫌なもんだ。
ピンバック: かめのこ
古い習慣が残っているホールほど、店長・本部・本社は現場に立ちません。頭を下げるのは社長にだけ。 お客様をお客様と思わなくなり、人にも頭を下げられない。稼働低下の原因は目の前にあるにも係わらず目を背け、他の理由を考える。 お客様に頭は下げないがメーカーや業者が低姿勢で来るので自分が偉くなったと勘違いして偉そうにする。 最近伸びているホールほどこんな昔気質の店長はもういませんし、今後はお店と共に絶滅するでしょう。 機械が悪いとかでは無く、「お客様相手に商売をしている」当たり前の事を愚直に考えて欲しいです。 ちなみに私は負けてもそのホールの接客やクリンネス、釘調整などよければ「あー今日は運が悪かった」と気分良く帰れますし、次回は勝ってやろう!と思いますよ。
ピンバック: Ciao
大手のへんな接客はだいぶ浸透しましたね。もう打ち手は王様気分です。しかし団塊の世代以下、ゆとり教育以上の30代40台代の中年層が消えないと鬱陶しい思い出文句のクレーマーはなかなか消えないでしょう。
転換というか末期というか。パチンコは出玉。その考えを持つ世代をどう淘汰しつつ新規のゆとり層を来店させるか。接客とコンテンツに対する依存性と射幸性、10年レベルで浸透させれば中年層も昭和を忘れて萌えだのポイントだのに没頭するかもしれません。
ハウスルールに従う客だけ残し、あとグダグダ文句言ってる層は捨ててしまいましょう。
ピンバック: ZAQ
今回の記事にあるケースとは別話だが、1回目の不渡りが数十億円というホール(20店舗ほどj規模)が実在し、不幸にも社長であるオーナーの娘婿は自殺してしまった。
1度目の不渡りを出す→2度目の不渡りを出す可能性は極めて高い。2度目の不渡りを出した時点で銀行取引停止と成るので、1度目の不渡りで取引銀行が乗り込んで来る。
このまま潰してしまうのか(不良債権化)、或いは銀行管理下の元で再建を果たすのか?
仮に後者が選択された場合、取引業者に対する支払いは全てが現金(小切手)となるのでここで分かるはず。
個人向け住宅ローンにしても月々の支払いを怠った場合、1度目はイエローカード扱いだが2度連続した時点で持ち家は取られてしまう。
当然ながら銀行管理下になってしまったホールは・・・・・。
ピンバック: でんでん虫
メーカーに対しては
・搾取されるがまま
自らに対して
・身を削ることはしません
客に対しては
・嫌なら来るなよ
そりゃ衰退もするし、明るい展望も見えないよな~!
ピンバック: 納得
趣味、嗜好品と同じ。また、全ての来店者を満足させる事は出来ないから「嫌なら(不満に感じるなら)来ない方が良い(来るな)」は正しい。
「満足させます。来て下さい。」は好接遇や好環境、出玉など満足の基準が異なり、結果的に満足させられない事が多く、誇大広告になります。
「来るな」の真意をどう捉えるかはそれぞれの自由なので良く考えて選択すべきかと思います。
ピンバック: 嗜好品
先ずはあくまでも自身が思うことで接客が不必要という意味では無いことを前提でお願いします
日報さんでは接客についてのエントリーが多くありますが接客ってそんなに大事でしょうか?
お客さんを増やす為にはまずは人材育成!
ってのはお門違いな感じがします
もちろん傲慢な態度や知識の無い人の育成は最低限は必要だと思いますが
お客さんに気持ち良く遊んでもらうという根本的な部分は
良く回る、アタッカーがちゃんと拾う、スルーが枯れない等では無いでしょうか?気持ち良く遊んでもらうこと
パチンコ業界は他のサービス業とはかなり異なります
キャバクラに行くのはお酒を飲む為も有りますが接客してもらいに行く方が大部分ですよね
そんなに美味しいお酒じゃなくても接客が良ければお気に入りな女の子がいればそれだけである程度高額なお金を納得して支払いまた来たくなるになるんだと
少し例えが極端かもですが接客が最重要な業界と接客は二の次の業界はあるのでは?と思います
お客さんが一番望んでいる事をすっ飛ばさずに先ずは遊技の楽しさが一番なのだという事を念頭に置いてもらいたいものです
負けてもまた来たくなるような接客
ぶっちゃけ何万円も負けていつもこの店の店員には良くしてもらってるから仕方ない、また次楽しもう
とはなることはあり得ないと思います
スタートを回さず現状のまま他の何かで現状打破しようという考えは何の解決法にもならないのではないでしょうか
ピンバック: はな@
協力業者さま、業者さん、(会社名)さま、(個人名)ちゃん
呼称は日頃の付き合いの延長なのであまり気にしなくて良いと思います。
ビジネスマナーとTPOをわきまえれば良く、マナーがわからない人が恥をかくだけです。また、神経質になりマニュアル化しても慇懃無礼になる場合もあります。
また、パチンコ業以外にもマナーがわかってない方は沢山いますよ。
業界に特化した問題ではないでしょう。
接客、クリンリネスがなってない繁盛店は多くありますので、他の方が仰る通りパチンコ店のあるべきサービス、つまり出玉サービスと向き合う事を願います。
ピンバック: 協力業者
最近思うことですがパチンコ業界に未来があるとすれば、もう薄利営業しかないのではないかと。
私の職場でもマックスタイプに依存する方々は非常に危険な状況と立場にいます。
私の地域でも新台のアマデジに客がついている他は常にガラガラの状態です。
客がつかなきゃ出せる筈もない。この悪循環。
まずは一日遊べるホールとして、お客様に還元していく体制を作り、多角的な商売で生き残るしかないのではないでしょうか。
今後客が増えると思いますか?常識的に考えて。
ピンバック: ひで
「
接客は、「私が不快じゃなければいいよ」ってな感じ。
ホールには、店員の数の何倍もうざい客(臭い、煙い、汚い、五月蠅い)が居ますからね。
もちろん、私もその中の一人でしょうから、
あまり揉めたりはしないですけど。
それよりも、「右の釘殺すとか、ふざけんな!!」ってとこですか。
常連客はそっちにホスピタリティーを求めていると思うんですけど、そう思うのは私だけなんでしょうか。
ピンバック: みみ