■講師
千歳観光 白石良二代表取締役社長
■テーマ
「今こそお客様に向き合う。現場を大切にする」
■イントロデュース
白石社長は入社した千歳観光で店長から社長に上り詰めた経歴を持っいる。店長時代、一人のおじいちゃんが毎日来るようになった。いつしか顔見知りになり話もするようになった。
おじいちゃんは小さな会社をやっていた。引退して老後の生活を悠々自適で送っていた。息子さん家族と一緒に暮らしていた。仕事が生きがいだったために、引退後は塞ぎがちで元気がない。
そんな姿を観ていた息子さんが、たまりかねて勧めたのがパチンコだった。
何度かホールへ足を運ぶうちに少しずつ元気を取り戻し、「きょうはちょっと勝ったぞ」。孫のために「次はお菓子を取ってきてやるぞ」と食卓での会話も増え、ホールであったその日の出来事を楽しそうに話すようになった。
白石店長とも顔見知りになり、「きょうは店長さんと話したぞ」と得意げに話すようになった。
おじいちゃんはパチンコで元気を取り戻すことができた。
数年間は店に通い続けたが、ある日を境にパタリと姿を見せなくなった。
心配した白石店長は常連さんに聞いて回って分かったのが「入院した」ということだった。
それから数カ月後、おじいちゃんの訃報を知ることになる。
と同時に、息子さん夫婦が店長を訪ねて来て「是非、告別式に参列してやってください」と直々にお願いに来た。
告別式で喪主のあいさつがあった。
「家業を引退して元気のなかった父親を活き活きさせてくれたもの。それがパチンコでした。毎日楽しかったことを話してくれました。きょうは父が楽しく過ごさせてくれた店の店長さんんも来て頂きました」
お客さんの告別式に参列するのも初めてだったが、こうして感謝されるとは思ってもいなかった。
涙が溢れた。男泣きに泣いた。
パチンコという仕事をしてきて本当に良かった、と思った。
パチンコは人を元気にする、パチンコは楽しさを提供できる、と確信した。
やがて社長となった白石氏は「ありがとう」の一言が存在価値である、との理念の下に地域や社会貢献ができるホール企業を実践している。
以下本文
「今こそお客様に向き合う。現場を大切にする」
見方を変えれば、過去が良すぎただけで、ホール軒数が半分以下になるなる可能性は十分ある。
昔は安い金額で遊べる環境があった。それだけに遊技されるお客様が一番困って苦しんでいる。
3万円は持っていなければならないのは敷居が高すぎる。どういう遊びを提供しなければならないかを今こそ考えなければならない。
班長→主任→店長を目指す中、店長はゴールではなく、スタートだ。店長になると現状打破をしなくなる。
店長は機種選定や出玉管理以外でお客様とのつながりを作っていくのも店長の仕事だ。
スタッフと一緒になって、お客様のことをもっと知らなければならない。週何回来て、好きな台、趣味、家族構成などの情報をカルテにして共有する。
釣りが好きなお客様とは同じ釣りクラブに参加するとか、町内運動会に参加するとか自分たちで考え、お客様との関係づくりを行った。
そういう関係が構築できると仕事が面白く、楽しくなる。
リニューアル工事で暫く休業したことがあった。その間、お客様は競合店へ流れていたた。
1人いなくなるとどれぐらい売り上げが下がるか計算してみた。
スタッフと話ができる環境を整え、お客様との絆を太くしていくと競合店へ流れていたお客様も戻ってくる。しかも新しくなった店舗に「ありがとう」といわれた。
先代社長の創業時の理念は「先義後利」。お客様からすぐに利益を頂くのではなく、利益は後からでいい、というのがこの言葉に込められている。
この理念は変わることはない。
ギャンブル性が高まり、大衆娯楽とはいえない現状で、私の周りにもパチンコをやらない人が増えた。
「井戸水は汲み過ぎると枯れる」
高利で吸い上げるとお客様はいなくなる。極端な儲けすぎはダメ。適度な射幸性で取ったり、取られたりでなければ発展はない。大衆娯楽という店づくりをしなければならない。そうでなければ、お客様のおカネもいつまでも続かない。
私は地域に根差した店づくりで、閉店したらお客様から「楽しみがなくなる」「困る」といわれる店を作りたいと考えている。
大手にはない人という魅力を出して。
機械に依存することなく、絆づくりで生き残る方法は多分にある。

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かなり時間はかかるでしょうね。それまで店の体力が持ちますか?
業界全体で、枯れかかった井戸の最後の残りを吸い取り奪い合っている状況で。
ピンバック: 一般人
当時も知識があれば今と同じだったのかもしれない。パチンコは無知じゃないと楽しめない。そう思います。
ピンバック: zaq
私もそうですが「ありがとう」という感謝される事が好きな人が向いております。その為に相手を想い、一生懸命頑張るわけです。
「ありがとう」と言って頂くには、お客様に「気を良くしてもらう」「喜び」を与えないと言ってもらえません。
感謝される仕事がしたい人は、パチンコ店では働きません。
低玉貸しの一円パチンコや五円スロットでは、五千円から一万円が楽しむ事なくあっという間に無くなります。
四円パチンコ二十円スロットでは、二万から四万円が簡単に紙屑の様に無くなります。
だから更に下の0.5円パチンコや2円スロットが増加して来ました。それでしか”遊べない”からです。
ですが”遊べる”とは言えない調整なので、低玉貸しに移行して足を洗うというユーザーが増えております。
これのどこが”娯楽”と言えるだろうか?
新規ユーザーが増加しなくて当然です。
店員は感謝されるどころか”憎まれて”しまいます。
ピンバック: サファイア
現金時短機や権利物、三千円で勝負しておりました。
羽根物、千五百円で勝負しておりました。
四円パチンコは楽しく遊んで勝負出来ておりました。
店も客をしっかり見ていて、吸い込み過ぎた台は空け・出過ぎた台は閉めておりました。そうやってユーザーと店はバランスをとっておりました。
すべて過去の話です。
客同士でも楽しくおしゃべりしながら打ってました。
職場の仲間と仕事帰りに出玉勝負とかも楽しくしておりました。
今のパチンコ店では、”客に笑顔”はありません。
だからみんなやらなくなりました。
楽しくないからです。馬鹿馬鹿しいからです。
現在のパチンコ店が”あの時代”に戻れますか?
何世かなんだか知らないが、生身の人間を見ず卓上の数字しか見なくなった業界人に未来はありますか?
ピンバック: サファイア
戦国炎舞という人気アプリにおいて、原哲夫(義風?)とのコラボが告知されています。
このゲームは約一年間に、スロットの戦国basara3が発売される同時期にも、戦国basara3コラボイベを開催していました。
パチンコメーカーから広告宣伝費がスマホゲームに流れている可能性もありますから、ゲームアプリ提供会社に取材してみてはどうでしょうか?
ピンバック: inc
でかき集めた情報で業界たたきをしている様に見えてしょうがないのですが、さすがに
そろそろ自粛するべきでしょう。
(こちらから長文の投稿はできないようなので文章を分けます)
ピンバック: tameiki
りませんでしたよ。一番最初(正確には2代目)のゼロタイガー8でも、不調なら一万円札が
ペロリと飲まれました。そもそも2.3~2.5円交換の3千個打ち止めが当時の標準でしたか
ら、換金して7~8千円前後です。店側がそれに利益を上乗せしてかかるとすれば、1万円を
超える単位の遊びになるのは当たり前の事でした。嘘はいけません。
ピンバック: tameiki
確かに初代源さんに5千円って事はなかったですが、
一万円のパッキー勝負(一万円パッキーを買うとおまけで100玉貰えたりした)とかは良くしてましたよ。
それに昔は、お金がないときは、羽物で打ち止め(当方4千発打ち止め一万円)してから
そのお金をもってCRや権利物で勝負するとかもありました。
その他にも、最後の千円で一発台勝負とか色々な楽しみが昔のパチンコ屋にはありましたよ。
それに昔の台は、確率も甘めで今より初当たりも軽く、一回の出玉も2400発は有ったし、回転率も高い上に賞球数も多く同じ金額でも長く遊べました。
ピンバック: 元店員
自身の趣味や好きな機種が書いてある名刺を入り口前に配置し、しかもスタッフ約50名分が用意されてました。
しかし、こうした絆づくりは、今の若い人には煩わしさを感じさせる面もあります。
絆ではなく利害で関係を築く時代が迫ってるように思えますね。
ピンバック: 軍団員
もっとサファって!
地域密着は否定してませんよね。
「地域密着ポーズはお客を嵌める為のポーズ!」とかサファイアくんなら言うと思いました。
ピンバック: イヤよイヤよは好きのうち
駅前の小さいお店でしたが、客は当時でも中年からお年寄りでした。
店長は五十前後の感じの良い方で、よく客に声をかけてました。
毎朝開店前に数台パチンコ台の釘を叩いてました。
正社員は中年三名と私入れて若いバイト五名。皆さん町内会感覚で仲良くしてました。
己の金の為に働く私にある時店長が「お客様一人が店に入る度にだいたい一万円入れてくれる。そう思って相手したらいいよ。」とアドバイスか何か分からなかったですが、言われました。
私はパチンコとかした事が無かったですが、当時その店の客は”平均で一万円”使っていたのだと思われます。
私は自身がパチンコする様になってから、平均投資は数千円でした。一回当たれば即止め最低”五千円”。その結果を考えて回収出来る投資でした。当たるまでとか考えてなかったですし、何より現在のパチンコの様に”確率の何倍もハマる”事はありませんでした。
そもそも”また明日は当たるかも?”と思えました。
昔はユーザーと店、楽しく遊べて上手くバランスがとれておりました。店も今の様に客が打たないからと入れかえなどせず、客が付かないならとりあえず釘を空けるという事をしていたと思います。
ピンバック: サファイア
また、下っぱ店員は上の奴等を見て行動してますので、その店のユーザーに対する考え方も
“店員を通して”伝わります。
勿論過剰接客は、ユーザーは求めておりません。
過剰接客を行う店は総じてクソ。還元を接客で誤魔化そうとしているだけです。
接客も他の仕事と同じ様に向き不向きがあります。良い人材がいないのでしょう。
そりゃ業界の上が身内や血筋を見て起用していれば歪みが生まれて当然です。年月が経てば経つほど歪みが酷くなっていくのですね。
業界の足並みが揃わない、当たり前ですよね(笑)
ピンバック: サファイア
懐かしく思えて調べたところ、やはり潰れていました。更地でした。
店員が客の肩を笑いながら叩いたり、店長が負けが込んでいる客をしっかり見て
その客に良い台を●えたりしていた店ですから
そりゃ無くなりますよね(笑)
でも今残っているぼったくり店よりもかなり良店だったと言えます。
ピンバック: サファイア
コメント欄を私的に埋め尽くすのはいかがなものかと思いますよ。
記事の内容について意見をするのは良いと思いますがコピペや個人の希望を長文で連投するのは迷惑だと感じませんか?
承認されてるから良いじゃん的な考えかもしれませんが、毎日長文を書きたいのなら自身でブログでもやったらいかがでしょうか。
正直貴方のコメントを飛ばしてると他の方のコメントも見逃してしまうので個人的には大迷惑してます。
ピンバック: 足跡
新台入れ替えをしない宇都宮の某店は結局新台入れ替えして釘悪化したり、還元に力を入れる云々の某店は徐々に閉めて客飛ばしてたみたいだし。
この店の釘と設定状況がわからないと説得力がない。
ピンバック: 栽培マン
20年前くらいの現金機~CR初期
源さんやワールドなんかの頃には
それ以前の現金機の感覚を持って遊んでいた人たちが
それこそ5000円~1万程度で遊べたんじゃないかな
当時は学生でバイトしてたから
学生の金銭感覚で初めてやりだした頃だった
羽根モノもあったし
友達が500円勝負1000円勝負とか言って
負けたーとか言えてましたよ
羽根モノ自体がない店の方が今は多い
小型店のうちも今はもうないし。
そういう感覚も確かにあったと思う
ピンバック: 匿名
昔は確変機&潜伏なし&時短ありの台がそこそこあったからそれを勧められたが、今はほぼST、しかもV-STばかり。
すぐに終わってしまうST機を嫌う年寄りも多いが、今のロングSTはいかに長く楽しんでもらうかでなく、どれだけ出玉を削れるかに主眼を置いているように思う。
しかも演出過剰でイライラするわ、返しが少ないわ、はまるわで全然楽しんで貰えない。
ピンバック: ゴンザレス