皆さんのコメントにも書かれていますが、40万円との数字は、今まで販売されてきた機械の最高価格に合わせたものであることは、業界人ならすぐに分かるでしょう。
その一方で、以前から価格を抑制して欲しいと要請をしている組合の総意があります。
この2点の主張を考慮すると、ホール業界の足並みが合っていないとも取れるでしょう。
私はIターン就職で現在の会社に就職を致しまして事務部門で働いています。
以前は中堅商社で経理関係の職に就いていました。
だから、ホール業界へ就職をしてみると、一般会社との常識のギャップに驚いたものです。
今回の都遊協の決議ですが、元店長氏のお客様の言葉の様に、40万円の数字が一人歩きをしてしまわないかの懸念が。
その心配は本文やコメントに書かれている通りでしょう。
私が一般企業にいた経験から感想を書くと、今回の件について、私がメーカー側の社員だとしますと、次のように思います。
1 その40万円の根拠は?・・・どの理由からその数字が出てきたのか知りたい。
2 パチンコ機性能の向上に伴なう価格上昇における価格の決定は販売元にある。
3 機械代の決定は市場が決める訳で、最初から根拠の示されない40万円と言う数字だけでは納得ができない。
4 製造元としては、当然価格を高く売りたい。
5 機械代が高すぎると当然売れない訳で、その損益分岐点や営業を考慮した価格設定になるはず。
まだ書き足りませんが・・・。
この先、3D用の液晶がパチンコ向けに発売されるでしょう。
それに伴い価格も上昇するのは予測出来ます。
それに対して画像処理ソフトの開発に費用も高騰する可能性もあります。
この価格高騰の件にくさびを打つための決議であることは分かります。
しかしホール業界は、本当にそこまでのスペックを望んでいるのでしょうか?
私は会社で経理関係の数字を見て思うのは、ホールは本来必要もない機械を余分に購入していることが分かります。
私の会社は大手20社に入りますので、無駄な機械台の金額は膨大です。
営業本部長によると、人気版権を購入する為の「おつきあい購入」は不可欠だと言います。
今迄はそれを容認できるだけの体力がありました。内部留保も莫大な金額があります。
しかし後10年もこの調子だと、情勢は変わるでしょう。
日に日に売上や粗利が落ちています。
遊技者人口が横ばいとの報道がありますが、これは低貸玉営業に助けられての事であります。
超大手ホールでも、稼働が悲惨な地域も出てきている経済状況です。
それら全てを考慮してホール業界を考えるのであれば、機械代40万円以下と決議をする前に、ホール側にあったスペック(確率の話では無いです、総合品質性能の事)を明確にするのが当たり前では?
元店長氏が先日から書かれている「新設定つきぱちんこ機」のことや、今回の都遊協の決議について書かれていることは、パチンコ業界と一般社会との矛盾を心配しているからこそ書かれていると思います。
価格を40万円以下に決議をするのなら、35万円以下で決議をして頂くのが購入側からみたら当然でしょう。
はじめから購入側が販売側に歩み寄っている様に見えるから、元店長氏の顧客は「あんな表現で要望をすることは、異業種の業界で会社を経営する私から見たら、驚いてしまう。本当に仲の良い業界なのだろう」と発言されたと思いますよ。
元店長氏は、組合から睨まれたくないから、最大限柔らかい表現で寄稿をしたと思うのですが、私から見ると、世間の常識がない組合の決議だと思います。
やり方や文言は、他にベストがあります。
抱き合わせ販売など長年黙認してきた業界の感覚は、社会の一般常識とずれています。
元店長氏には、その点を指摘して頂き、業界特有の体質を改善していただきたいです。
おわり